コースとテレインのマップ
ここでは、Web マップを開いてコースのレイヤーを追加します。 さらに、ArcGIS Living Atlas of the World からレイヤーを追加して、ハイキング コース周辺の地形を表示します。
マップを開いて保存
最初に、レッド ロック キャニオン国立保護区のマップを開きます。
- Hiking Red Rock Canyon Web マップを開きます。
注意:
組織とユーザーの設定によっては、Map Viewer が開いている場合があります。ArcGIS Online には、マップの表示、使用、作成のための 2 つの Map Viewer があります。 利用可能で使用する Map Viewer の詳細については、こちらの「FAQ」をご参照ください。
このチュートリアルでは Map Viewer を使用します。
マップが開いて、レッド ロック キャニオンが位置するネバダ州のラスベガス周辺の地域が表示されます。
マップに、土地管理局 (BLM) によって設定されたレッド ロック キャニオンの境界が表示されます。 また、レッド ロック キャニオン ビジター センターの場所も表示され、ハイカーはハイキング コース情報をこの場所で取得します。 マップに対する変更を行うためにこのマップのコピーを保存します。
- ArcGIS 組織アカウントにサイン インしていない場合は、[サイン イン] をクリックして現在の認証情報でサイン インします。
注意:
組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーで、[保存して開く] をクリックしてから [名前を付けて保存] を選択します。
[マップの保存] ウィンドウが表示されます。
- [マップの保存] ウィンドウの [タイトル] ボックスに、「Red Rock Canyon Hiking Map」と入力します。 タグはそのままにしておきます。
- [サマリー] ボックスに、「このマップは、登山客がレッド ロック キャニオン国立保護区でのハイキング計画を実施することをサポートするために作成されました。」と入力します。
- [マップの保存] をクリックします。
ページの最上部にあるマップ名が変更されます。 マップは [マイ コンテンツ] に保存されます。ここには組織のコンテンツ ページ ([ホーム] メニューで [コンテンツ] を選択) からアクセスできます。
コースの追加
次に、[Red Rock Canyon Trails] レイヤーをマップに追加します。
- [コンテンツ] ツールバーの [追加] をクリックし、[レイヤーの参照] を選択します。
- [レイヤーの参照] ウィンドウで、[マイ コンテンツ] を [ArcGIS Online] に変更します。
- [レイヤーの検索] ボックスに「Red Rock Canyon Trails」と入力します。 Learn ArcGIS の管理者アカウントが所有するレイヤーに検索結果を絞り込むために、「owner:Learn_ArcGIS」を追加します。 Enter キーを押します。
- 結果で、[Red Rock Canyon Trails] の [追加] ボタンをクリックします。
[Red Rock Canyon Trails] レイヤーがマップに追加され、マップがレイヤーの範囲にズームします。
ハイキング コースはレッド ロック キャニオン国立保護区の大部分に広がっています。 現時点で、コースのテレインと難易度は識別できません。
- [コンテンツ] ツールバーの [レイヤー] をクリックします。
- [レイヤー] ウィンドウで [Red Rock Canyon Trails] レイヤーを [Red Rock Canyon National Conservation Area] レイヤーの下にドラッグします。
テレインの表示
現在、マップには [ナショナル ジオグラフィック] ベースマップが使用されています。 ArcGIS Online のベースマップは、Esri や他の多数の組織から提供された信頼性の高いマップやデータのコレクションである ArcGIS Living Atlas of the World の一部です。 これらのベースマップは、レイヤーを地理コンテンツの中に配置する際の参照データとして使用できます。 テレインがよりはっきりと表示されるようにベースマップを変更します。
- [コンテンツ] ツールバーの [ベースマップ] をクリックします。 ベースマップ ギャラリーで、[ラベル付き起伏図] をクリックします。
[ラベル付き起伏図] ベースマップは、陰影起伏と呼ばれる効果によって標高を表現します。 陰影起伏は、マップ上で影を描画して、太陽の光線が一定の角度からテレインにどのような影響を及ぼすかをシミュレートします。 陰影起伏効果によって、コース周辺のテレインおよび標高の概要を把握できます。
ベースマップ以外にも、ArcGIS Living Atlas には、可視化と解析に使用できる地形レイヤーが含まれています。 これらのレイヤーは、ベースマップまたはレイヤーのいずれかとしてマップに追加できます。 6 方向から陰影起伏を計算する [Multi-Directional Hillshade] レイヤー、テレインの傾斜のカラー表現を可能にする [Slope Map] レイヤー、キーとなる道路とラベルの位置を表示する [Hybrid Reference Layer] という 3 つの地形レイヤーを追加します。
- [コンテンツ] ツールバーの [追加] をクリックし、[レイヤーの参照] を選択します。
- [マイ コンテンツ] を [Living Atlas] に変更します。
- 検索ボックスに「hillshade」と入力し、Enter キーを押します。
- 検索結果で [Terrain: Multi-Directional Hillshade] を特定し、アイテムをクリックしてレイヤーの説明ウィンドウを開き、[ベースマップとして使用] をクリックします。
[ラベル付き起伏図] ベースマップが [Multi-Directional Hillshade] レイヤーに置き換えられます。
- レイヤーの説明ウィンドウを閉じ、「slope」を検索して、[Terrain: Slope Map] をレイヤーとしてマップに追加します。
前のセクションで追加した [Red Rock Canyon Trails] レイヤーと同様に、[Slope Map] レイヤーがレイヤーとして追加されます。
- 「hybrid reference layer」を検索し、マップに [Hybrid Reference Layer] を追加します。
ヒント:
Esri が所有するハイブリッド参照レイヤーを表示するためにスクロールが必要になる場合があります。
[Terrain: Slope Map] レイヤーは、[Multi-Directional Hillshade] ベースマップを覆っています。 両方のレイヤーを同時に見ることができるように [Slope Map] レイヤーを透過表示にします。
- [コンテンツ] ツールバーの [レイヤー] をクリックします。
- [レイヤー] ウィンドウで [Terrain: Slope Map] レイヤーをクリックします。
[プロパティ] ウィンドウが表示されます。
- [表示設定] セクションで [透過表示] スライダーを約 60% にドラッグします。
テレインの傾斜が急になるほど、[Terrain: Slope Map] レイヤーの色が濃く表示されます。 透過表示を変更すると、標高の高い地点で勾配と陰影起伏の両方を確認できます。
- マップを保存します。
難易度別のコースのシンボル化
背景レイヤーを追加したところで、次は、ユーザーが各ハイキング コースの難易度を把握できるように、コースをシンボル化します。
- [レイヤー] ウィンドウで [Red Rock Canyon Trails] レイヤーをクリックします。
- [設定] (明るい背景の) ツールバーで、[シンボル] をクリックします。
[スタイル] ウィンドウが表示されます。 現在の描画スタイルは [場所 (単一シンボル)] です。 このスタイルでは、すべてのレイヤー フィーチャに同一のシンボルが使用されます。 このスタイルは、マップ上にフィーチャを表示するときにフィーチャ固有の特性を区別しない場合に適しています。 ここでは、各コースの難易度を表示する必要があるため、スタイルを変更します。
- [属性の選択] で [フィールド] をクリックします。
- [フィールドの追加] ウィンドウで [Difficulty] を選択し、[追加] をクリックします。
- [スタイルの選択] の [タイプ (個別値シンボル)] ボックスで、[スタイル オプション] をクリックします。
[スタイル オプション] ウィンドウに、難易度属性と各属性のシンボルが表示されます。 属性の範囲は [Easy] から [Strenuous] までですが、属性の順序が正しくありません。
- [Strenuous] ラベルを [Moderate] ラベルの上にドラッグして属性の順序を変更します。
デフォルトのシンボルでは、難易度の上昇を効果的に表すことができません。 使用する色を濃い紫から薄い紫に変更します。
- [スタイル オプション] ウィンドウの [DIFFICULTY] で、[Strenuous] の横にある [シンボルの変更] をクリックします。 [シンボル スタイル] ウィンドウの [色] で、[編集] をクリックします。
- [#] に「4c0073」と入力して Enter キーを押します。
4c0073 などの 16 進数は色を表す方法です。 シンボル色が更新されます。
- コード「a900E6」を使用して [Moderate] シンボルを中間の紫色に変更します。
- コード「df73ff」を使用して、[Easy - Moderate] シンボルを薄い紫色に変更します。
- コード「e8beff」を使用して、[Easy] シンボルを最も薄い紫色に変更します。
次に、すべてのシンボルでラインの幅を一度に変更します。
- [シンボル オプション] ウィンドウで [シンボル スタイル] ボタンをクリックします。
- [シンボル スタイル] ウィンドウで [幅] の設定を [3] ピクセルに変更し、[幅を自動調整] オプションがオンになっていることを確認します。
- [スタイル オプション] ウィンドウで [完了] をクリックします。 [シンボル] ウィンドウで [完了] をクリックします。
- マップを保存します。
ポップアップと凡例の構成
このセクションでは、ポップアップで情報をより明確に伝えるようにフィールドを構成します。 さらに、凡例から [Slope Map] レイヤーを削除します。
- いずれかのコースをクリックしてデフォルトのポップアップを表示します。
属性名はすべて大文字で書式設定され、スペースの代わりにアンダースコアが使用されているため、読みにくくなっています。
- [レイヤー] ウィンドウで [Red Rock Canyon Trails] レイヤーをクリックして設定にアクセスします。
- [設定] ツールバーにある [フィールド] をクリックします。
- [フィールド] ウィンドウの [NAME] フィールドをクリックします。
- [書式設定] ウィンドウで [表示名] を「Trial」に変更して [完了] をクリックします。
開かれたポップアップに変更が反映されます。
- 他のフィールドの [表示名] を次のように変更します。
- DIFFICULTY → 難易度
- TIME_HOURS → 時間 (時)
- MILES → 距離 (マイル)
- KILOMETERS → 距離 (キロメートル)
- ELEVATION_CHANGE_FEET → 標高の変化 (フィート)
- ELEVATION_CHANGE_METERS → 標高の変化 (メートル)
- [フィールド] ウィンドウを閉じます。
ポップアップがよりわかりやすいものになりました。
- ポップアップを閉じます。
最後に、必ず凡例がマップに関連する情報のみを伝えるようにします。
- [コンテンツ] ツールバーの [凡例] をクリックします。
ベースマップと [Hybrid Reference Layer] 以外のすべてのレイヤーについて凡例エントリが存在しています。 [Terrain: Slope Map] のエントリは、マップの解釈に必要ではありません。
- [レイヤー] ウィンドウで [Terrain: Slope Map] をクリックしてプロパティにアクセスします。
- [プロパティ] ウィンドウで、[シンボル] セクションの [マップの凡例に表示] をオフにします。
[Slope Map] の凡例エントリが凡例に表示されなくなりました。
- 更新された凡例を表示するには、[コンテンツ] ツールバーの [凡例] をクリックします。
- マップを保存します。
Web マップのアイテムの詳細を編集する
Web マップを最初に保存するとき、タイトル、サマリー、タグを指定します。 この情報はマップのアイテム ページで確認および編集できます。このページでは、説明などの情報を追加したり、追加プロパティを設定できます。
- [コンテンツ] ツールバーで [マップ プロパティ] をクリックし、[アイテムの詳細] をクリックします。
マップのアイテム ページが新しいタブに開きます。 [説明] セクションには、すでにマップに関するデータが入力されています。 この説明は、マップの作成に使用した元のマップから取得されたものです。
- [利用規約] で、[編集] をクリックして、「None」と入力します。
- [保存] をクリックします。
アイテム ページでは、マップの使用状況を監視してマップの注目度を判断したり、マップ範囲などの設定を編集したり、マップを他のユーザーと共有したりすることもできます
- [共有] をクリックします。
- [共有] ウィンドウで、アイテムを組織と共有するためのボックスをオンにします。 [保存] をクリックします。
レッド ロック キャニオン国立保護区の Web マップの作成と共有が完了したので、これを使用して公園訪問者向けのアプリを作成できます。
コースの標高断面を作成
レッド ロック キャニオン国立保護区ビジター センターのキオスク用の Web アプリを作成します。 探索するコースを観光客が選択する際に役立つ、コースの標高断面をアプリに含めます。
Web アプリの作成
マップ上にコース フィーチャの距離と標高を表示する標高断面機能を含む、ArcGIS Instant Apps テンプレートをベースに作業を開始します。 標高断面は、ある距離に渡る標高の変化を描画するグラフィックスです。 標高断面は、ハイカーが、コースの標高差や難易度に基づき行程を計画する際の参考になります。
- 必要に応じて、[Red Rock Canyon Hiking Map] のアイテム ページを開きます。
ヒント:
マップのアイテム詳細には、[マイ コンテンツ] からアクセスできます。
- [概要] タブで [Web アプリの作成] をクリックし、[Instant Apps] を選択します。
使用可能な Web アプリのギャラリーが表示されます。 特定の用途向けに設計されたテンプレートもあれば、一般的な用途向けに設計されたテンプレートもあります。
- [アプリ機能の検索] ボックスで「elevation profile」と入力し、表示された提案をクリックします。
これでギャラリーがフィルターされ、標高断面を構成できるアプリのみが表示されます。 [メディア マップ] が適しています。
- [メディア マップ] カード上で [選択] をクリックします。
- [アプリの作成 - メディア マップ] ウィンドウのタイトルとして「Red Rock Canyon Hiking App」と入力します。タグはそのままにしておきます。
- [アプリの作成] をクリックします。
しばらくすると、[メディア マップ] のアプリ構成ウィンドウが表示されます。
アプリ構成ウィンドウには複数のアプリ設定があり、アプリをインタラクティブにプレビューできます。まずは標高断面機能を追加します。
- 垂直方向のツールバーで [検索設定] をクリックし、「elevation」と入力して提案から [断面図] をクリックします。
- 高速モードをオフにするよう求められたら [続行] をクリックします。
注意:
アプリを構成するときに、デフォルトの [高速] セットアップ モードを使用できます。このモードには構成可能なオプションのサブセットがあります。 または、同様に [高速] をオフにして、追加オプションにアクセスし、テンプレートで使用できる設定をすべて構成することができます。
[対話性] 設定の [マップ操作] セクションが開き、標高断面のオプションが情報ウィンドウで強調表示されます。
- [断面図] ウィンドウを閉じます。 [断面図] をオンにします。
アプリのプレビューが更新され、標高断面ツールの新しいボタンが追加されます。 構成パネルに表示された [ドラフト] バッジの横に注意書きされているように、アプリは自動的に保存されます。
- [標高断面の単位] で [ヤード・ポンド法] を選択します。 [アプリの起動時に標高断面ツールを開く] をオンにします。
標高ツールのボタンがアプリのプレビューに開きます。
次に、公園を訪れた観光客が初めてアプリを開いたときに基本的な手順を表示する概要パネルを構成します。
- 垂直方向のツールバーで [情報] をクリックし、[アプリの詳細] をクリックします。
- [アプリの詳細] ウィンドウで [概要ウィンドウ] 設定をオンにします。 [概要ウィンドウのタイトル] に「Red Rock Canyon Hiking Trails」と入力します。
- [概要ウィンドウのコンテンツ] で [編集] をクリックします。 表示されたテキスト エディターに「Use this app as a tool when planning your day. Click a trail to view its details.」と入力します。 [ラインの選択] ボタンをクリックして特定のコースの標高断面を表示します。カスタム コースの場合は [新しい断面] をクリックします。
- [閉じる] をクリックします。 [概要ウィンドウ] プレビューを確認して、[閉じる] をクリックします。
次に、エンド ユーザーがハイキング コースの難易度をすばやく判断できるように、凡例を構成します。
- [アプリの詳細] ウィンドウで、[戻る] をクリックし、[位置の詳細] をクリックして凡例のオプションにアクセスします。
- [凡例] がオンになっていることを確認します。 [凡例のスタイル] で [クラシック] をクリックします。
- [アプリを読み込むときに凡例を開く] をオンにします。
次に、アプリの凡例の配置を変更します。
- 鉛直方向のツールバーで [テーマとレイアウト] をクリックし、[位置の管理] をクリックします。
- アプリで標高断面の反対側に来るように、[凡例] を [左下] の位置にドラッグします。
次に、アプリを公開します。
- [公開] をクリックして [確認] をクリックします。
公開が完了すると、操作が正常に終了したことを示すメッセージが表示され、[ドラフト] バッジは、公開日時を含む [公開済み] バッジに変わります。 [共有] ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、アプリへのリンクと、新しいウィンドウでアプリを起動するためのボタンがあります。
- [共有] ウィンドウを閉じます。 位置の管理タブで、[終了] をクリックし、もう一度 [終了] をクリックして終了することを確認します。
アプリのアイテム ページが表示されます。ここでは、詳細を追加したり、共有ステータスを変更したりできます。 詳細ページを更新して、アプリをテストします。
アプリのアイテム詳細の編集
アイテムのタイトルとタグは、最初に Web アプリを作成したときからすでに完成しています。ただし、サマリーと説明を追加して、情報提供者を明記する必要があります。
- アイテム ページで [アイテムの簡単なサマリーを追加] をクリックします。 「This app was created to help hikers plan their day at Red Rock Canyon National Conservation Area.」と入力して [保存] をクリックします。
- [説明] で [編集] をクリックし、次の段落を入力してから [保存] をクリックします。「This app shows the trails located in the Red Rock Canyon National Conservation Area. The goal of the app is to help hikers appropriately plan their day according to abilities and resources, in an effort to minimize the number of rescues. Users can click a trail to see details such as the name, difficulty level, estimated time to complete, length in miles and kilometers, and elevation change.」と入力します。
- [著作権 (帰属)] で、[編集] をクリックします。 「Department of the Interior, Bureau of Land Management」と入力して、[保存] をクリックします。
ヒント:
アプリの設定を変更し、変更を反映した状態で再公開するには、[構成] をクリックして、アプリの構成ページを再び開きます。
アプリのテスト
アプリの作成が完了したので、今度は、ハイキングの実力レベルが異なる観光客にとってこのアプリがどのように役立つかをテストしてみましょう。 たとえば、小さな子どもがいるグループがこのアプリを利用します。 このグループは、距離が長すぎない初級レベルのコースを必要としています。
- アイテム ページの上部にある [表示] をクリックします。
アプリが新しいタブに開きます。 追加したアプリの手順が概要ウィンドウに表示されます。
- [閉じる] をクリックします。
- 標高断面ウィンドウで [ラインの選択] をクリックします。
- マップ上で唯一の初級コースである「Moenkopi Loop」をクリックします。
選択したライン フィーチャの標高断面が表示されます。
- 標高断面図グラフの上にポインターを合わせ、[地表] セクションを展開してその他の詳細を表示します。
グラフ上の識別された対応する位置を示すオレンジの点がマップ上に表示されます。
- マップ上で Moenkopi Loop コースをクリックして、そのポップアップを開きます。
フィーチャのポップアップによると、このコースの所要時間はおよそ 1 時間 30 分であり、 長さは約 2 マイル (約 3.2 km)、標高差は 24 フィート (約 7.3 m) です。 子ども連れの場合は所要時間が長くなることがありますが、これは適切な選択と言えます。
次は、経験豊かな 3 人のハイカーがこのアプリをどのように使用するかを確認します。
- マップ上の上級レベル コースである「Grand Circle Adventure」をクリックします。
ポップアップの情報によると、このコースを登るには丸 1 日 (約 7 ~ 9 時間) かけた登山を計画しなければなりませんが、時間がすでに遅すぎます。 そこで、ビジター センターから初級レベルのコースをスタートし、途中で上級レベル コースに入るが、最後までは登らないことにしました。 この計画が適当かどうかを確認するために、カスタム標高断面を作成します。
- ポップアップを閉じます。
- 標高断面ウィンドウで [新しい断面] をクリックします。
- マップ内をクリックし、ビジター センターから線を引き始めます (必要であれば拡大してください)。
- 初級コースの南側とその先につながっている上級コースに沿ってクリックを続けます。
- コースが中級コースに枝分かれする地点でトレースを終了します。ダブルクリックすると、線の描画を終えることができます。
標高断面がカスタム コースで更新されます。
- [地表] セクションを展開し、カスタム コースの長さと標高の変化を表示します。
ハイカーのカスタム コースは長さ約 3.6 マイル (約 5.8 km)、累積標高上昇量は 759 フィート (約 231 m) です (結果はそれぞれの環境によって異なります)。
- ブラウザー タブを閉じて、アプリを閉じます。
このチュートリアルでは、レッド ロック キャニオン国立保護区のキオスクで使用するためのアプリを作成しました。 背景の参照情報として ArcGIS Living Atlas of the World からコンテンツを追加して、ハイキング コース周辺の標高および傾斜を表示しました。 このアプリを使用することで、ハイカーは、より多くの情報を得た上で決定を行うことができ、より安全でより楽しいハイキングを体験することができます。
他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。