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マップの完成と印刷

前回のレッスンでは、提案された道路が建設された場合に森林破壊されるエリアの面積を推定しました。ここでは、それらの結果を、印刷したり、共有可能なファイル形式にエクスポートできる完成したマップ レイアウトの一部として提供します。完成したマップは共有を目的としているため、見栄えがよく、明瞭である必要があります。ロンドニア州自体のマップに加え、凡例、タイトル、説明、その他の重要なエレメントも追加します。

前のレッスンを完了していない場合は、プロジェクト パッケージをダウンロードして、このモジュールを開始します。

マップ レイアウトの準備

このマップの目的は、道路がどれだけ森林破壊を拡大させているかを示すことであるため、関連するレイヤーだけがマップ上に表示されるようにします。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで、次のレイヤーが有効になるように、各レイヤーのオン/オフを切り替えます。

    • Official Roads
    • Planned Road
    • At-Risk Area
    • Deforested Area
    • Protected Forests
    • Brazilian States
    • Amazon Ecoregion
    • Imagery Basemap

    ヒント:

    Ctrl キーを押しながらレイヤーをクリックして、すべてのレイヤーのオン/オフを切り替えます。

  2. 次のレイヤーを削除します。

    • 都市 (複数)
    • 道路
    • Roads_Buffer
    • Erased_Buffer

    コンテンツ ウィンドウ

    注意:

    レイヤーの順序変更が必要な場合は、該当するレイヤーをクリックして、他のレイヤーの上または下までドラッグします。ベースマップの下には移動させることができません。

  3. [At-Risk Area] のシンボルを右クリックして [カトレア オーキッド] を選択します。

    危険な状態にあるエリアのシンボル表示

    明るい紫色にすると、該当するレイヤーがマップ上で目立ち、人為的な開発をシンボル表示する紫色の配色にも準拠します。

    マップ上にシンボル表示された危険な状態にあるエリア

    森林破壊ポリゴンに注目を集めるために、ベースマップの色を抑えて、より目立たせることもできます。さらに落ち着いた色のベースマップを Living Atlas of the World から追加します。

  4. [カタログ] タブで [ポータル] をクリックします。

    ポータルを開く

    ポータルは、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise に格納されているデータに接続できる 1 つの手段です。コンテンツ、組織、グループだけでなく、Living Atlas など、パブリックに共有されたコンテンツにもアクセスできます。

  5. [ポータル] タブで [Living Atlas] ボタンをクリックします。

    Living Atlas ボタン

    Living Atlas は、作業に使用できる信頼性の高いマップ、アプリ、データのコレクションです。

  6. [検索] テキスト ボックスに「Firefly Basemap」と入力します。
  7. [World Imagery (Firefly)] レイヤーを右クリックして [現在のマップに追加] を選択します。

    [ホタル] ベースマップの選択

    [ホタル] ベースマップがマップ ウィンドウに追加されます。前に使用した衛星画像も表示されますが、暗く彩度の低い色になります。マップの準備が整ったら、印刷と共有を目的としたレイアウトの作成を開始できます。

  8. リボンの [挿入] タブをクリックします。[プロジェクト] グループで、[新しいレイアウト] をクリックします。
  9. [ANSI - Landscape][Letter] を選択します。

    新しいレイアウトを追加

    新しい [レイアウト] ウィンドウが追加され、そのレイアウトで利用可能なエレメントを表示できるように [コンテンツ] ウィンドウが更新されます。レイアウト ビューとマップ ビューを切り替えるには、それぞれのタブを切り替えます。

  10. リボン上の [挿入] タブにある [マップ フレーム] グループで、[マップ フレーム] ドロップダウン矢印をクリックして [Rondonia] を選択します。

    [Rondonia] マップ フレームの追加

    マップが、フレームおよびレイアウトの寸法を示すルーラーを含むように変更されます。寸法は、使用しているソフトウェアのデフォルトの測定単位で示され、次の図の測定単位とは異なる場合があります。

  11. 白いレイアウトのサイズの四角形を描画して、マップを追加します。マップがページ全体に表示されます。

    マップ フレームのページ全体の表示

    対象エリアのロンドニア州が小さく、中央に配置されていません。これを修正するには、マップをアクティブにして移動できるようにします。テキストなどのエレメントをマップ上に追加した場合には、そのエレメントを移動させたくないので、レイアウト マップは性質上、静的マップとして提供されます。

  12. マップを右クリックして [アクティブ化] を選択します。

    マップ フレームのアクティブ化

  13. 縮尺記号で、縮尺を 1:3,000,000 に変更して Enter キーを押します。

    マップ縮尺の変更

  14. ロンドニア州をドラッグしてページの中央に配置した後、[レイアウト] タブの [レイアウト] をクリックして、マップを固定します。

    レイアウトの固定

    シンボル表示した州の境界にロンドニア州のアウトラインが示されている状態で、別の Living Atlas レイヤーを追加して、ロンドニア州がより目立つようにします。

  15. [カタログ] ウィンドウで、必要に応じて [Living Alas] タブをクリックします。[World Administrative Divisions] を検索します。

    Web マップやタイル レイヤーなど、いくつかのオプションがあります。現在のマップにデータを追加するために、フィーチャ レイヤーの結果を検索します。

  16. [World Administrative Divisions] フィーチャ レイヤーを右クリックして [現在のマップに追加] を選択します。

    World Administrative Divisions

    このレイヤーがレイアウトに追加されますが、デフォルトの状態では、このレイヤーの下にあるすべてのレイヤーが目立たなくなります。これは一時的に必要な状態であり、ロンドニア州を対象としていません。ロンドニア州以外のすべての場所のレイヤーを表示するには、フィルター設定を実行します。

  17. [コンテンツ] ウィンドウで、[マップ フレーム] を展開します。[World_Administrative_Divisions] を右クリックして [プロパティ] を選択します。

    [レイヤー プロパティ] ウィンドウが表示されます。

  18. 左側のウィンドウで、[フィルター設定] をクリックします。

    フィルター設定

    フィルター設定を使用すると、レイヤーに表示される属性に関するルールを設定できます。ロンドニア州を除くすべてのフィーチャを選択する SQL クエリを作成します。

  19. [新しいフィルター設定] をクリックした後、矢印をクリックして、Where 句 [NAME] が [Rondônia] [と等しくない] を作成します。[適用] をクリックします。

    クエリの追加

    注意:

    ロンドニアの正式名称 (Rondônia) には ‘o’ の上にアクセント記号が付いているので、その名前を検索条件設定に貼り付けるか、州のリストから選択する必要があります。名前の入力を始めると、自動入力が適用されます。

  20. 緑色のチェック マークをクリックして、ステートメントを検証します。
  21. [OK] をクリックします。

    フィルター設定の適用

    ここで、もっと細かくレイヤーをシンボル表示します。

  22. [コンテンツ] ウィンドウの [World_Administrative_Divisions] で、シンボル ボックスをクリックします。

    [シンボル] ウィンドウが表示されます。

  23. [色] で、メニューを展開して [グレー 30%] を選択します。[アウトライン幅] に「0 pt」と入力して [適用] をクリックします。
  24. [コンテンツ] ウィンドウで [World_Administrative_Divisions] レイヤーが選択されていることを確認して、[表示設定] コンテキスト タブをクリックします。[透過表示] を 50 % に変更します。

    透過表示の変更

レイアウト エレメントの追加

必要な位置にマップを固定したら、他のエレメントを追加できるようになります。最初に追加するエレメントはタイトルです。

  1. リボン上の [挿入] タブにある [テキスト] グループで [テキスト] をクリックします。マップの左上隅をクリックして、テキスト ボックスを挿入します。

    テキスト ボックス

  2. [コンテンツ] ウィンドウで、テキスト エレメントをクリックして名前を「タイトル」に変更した後、[タイトル] をダブルクリックします。

    [エレメント] ウィンドウが開き、[テキストの書式設定] 画面が表示されます。このウィンドウでは、テキストとそのテキストの表示方法を編集できます。

  3. [テキストの書式設定] ウィンドウで、[テキスト] に「Deforestation in Rondônia, Brazil」と入力します。

    これで、テキストとその表示方法が読み込まれますが、ベースマップを背景にして黒がほとんど見えなくなります。

  4. [テキスト シンボル] タブをクリックしてから、[プロパティ] タブをクリックし、[表示設定] を展開します。

    テキストの表示設定

  5. [フォント名][Constantia] を選択し、[サイズ]21 ポイントに変更します。
    注意:

    フォントをすばやく見つけるには、名前の入力を開始します。

  6. [色] で、メニューをクリックして [白] を選択します。

    白のテキスト

  7. [適用] をクリックします。

    これで、タイトルが読みやすくなります。

  8. マップ上で中央に配置されるまでタイトルをドラッグします。

    マップ タイトル

    次に、凡例を追加します。凡例は、マップのシンボルが何を表しているかを示します。凡例がレイアウトに収まり、できるだけ明確に情報を伝えるように書式設定します。

  9. [挿入] タブの [地図整飾] グループで、[凡例] をクリックします。マップの右側に四角形を描画します。

    凡例の追加

    凡例にマップ上のすべてのレイヤーが自動的に表示されます。これには、表示させたくない [World_Administrative_Divisions] も含まれています。

  10. 必要に応じて、[コンテンツ] ウィンドウの [凡例] をクリックします。[凡例の書式設定] ウィンドウで、[凡例項目] を展開して、[プロパティの表示] をクリックします。

    凡例プロパティ

    [コンテンツ] ウィンドウで [凡例] グループが展開されます。

  11. [World_Administrative_Divisions] をオフにして凡例から削除します。

    凡例項目

    デフォルトの凡例テキストは、背景に対して見えにくい暗色になります。デフォルトのタイトル テキストと同様に、フォントと色を変更します。

  12. [凡例の書式設定] ウィンドウで、[テキスト シンボル] をクリックして、[表示設定] を展開します。
  13. [フォント名][Constantia] に変更し、[サイズ]14 ポイントに変更します。
  14. ウィンドウの下部にある [スナップ] をクリックして有効にします。

    レイアウト内でエレメントを移動させると、そのエレメントが中央に配置されたことや他のエレメントと整列したことを示すガイド ラインが表示されます。

  15. 右に続いている州の境界線の下まで凡例をドラッグします。

    凡例の位置

  16. プロジェクトを保存します。

差し込みマップの作成

次に、差し込みマップを作成します。差し込みマップまたはロケーター マップは、メイン マップの地理的位置を表示する小型のマップです。ほとんどの人はブラジルのロンドニア州を知らないため、差し込みマップは、重要な地理情報をマップに提供します。差し込みマップを、レイアウトの空のデータ フレームに配置します。

1 つのレイアウトに複数のマップを表示するには、それぞれ別々のマップにする必要があります。このためには、[World Imagery (Firefly)] ベースマップを新しいマップに貼り付けて、投影法を変更します。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで、[マップ フレーム] を展開して [World Imagery (Firefly)] を右クリックします。[コピー] を選択します。
  2. リボン上の [挿入] タブをクリックし、[プロジェクト] グループで [新しいマップ] をクリックします。

    新しいマップがプロジェクトに追加されます。

  3. [レイアウト] タブの横にある [マップ] をクリックして、マップ ビューを開きます。

    [新規マップ] タブ

    マップがデフォルト ビューで開きます。

  4. [コンテンツ] ウィンドウで [マップ] を右クリックして [貼り付け] を選択します。

    ベースマップの貼り付け

    ベースマップ レイヤーがマップに追加されます。

  5. [コンテンツ] ウィンドウで [地形図] ベースマップをオフにします。
  6. [コンテンツ] ウィンドウで、[マップ] をダブルクリックして、[マップ プロパティ] ウィンドウを開きます。
  7. 左側のウィンドウで、[座標系] をクリックします。

    座標系の変更

  8. [検索] テキスト ボックスに「world from space」と入力して Enter キーを押します。
  9. [投影座標系][世界] を展開して [The World from Space] を選択します。[OK] をクリックします。

    The World from Space

    ベースマップが新しい投影法で再描画されます。

    ブルー マーブル

    これは宇宙から地球を眺めているように見えますが、見たいブラジルの地域が表示されていません。

  10. [マップ] をダブルクリックします。[座標系] タブで、[The World from Space] を右クリックして [コピーして変更] を選択します。

    投影法をコピーして変更

  11. [投影座標系を変更] ウィンドウで、[中心の経度]-65 に変更し、[中心の緯度]-15 に変更します。

    中心の緯度と経度

  12. [保存] をクリックしてから [OK] をクリックします。

    これで、世界の中心が南米になります。マップをレイアウトに追加します。

  13. [レイアウト] タブをクリックします。リボンの [挿入] タブで、[マップ フレーム] をクリックして、宇宙から見た世界を表示するマップ フレームを選択します。

    マップ フレームの追加

  14. マップの左下に四角形を描画します。

    世界地図がレイアウトに追加されます。

  15. 新しいマップ フレームを右クリックして [アクティブ化] をクリックします。南米大陸を確認できるまで拡大します。

    2 番目のマップ フレーム

    差し込みマップには南米全体が表示されるので、ロンドニア州の位置確認に役立ちますが、個別属性は表示されません。ロンドニア州が南米のどの場所にあるかを表示するには、表示範囲枠 (対象エリアを示すボックス) を追加します。

  16. マップ ウィンドウの上部にある [レイアウト] をクリックして、マップ フレームを非アクティブにします。そのマップ フレームが [コンテンツ] ウィンドウでまだ選択されていることを確認します。
  17. [挿入] タブにある [マップ フレーム] グループで、[表示範囲枠] をクリックして [マップ フレーム] を選択します。

    範囲

    表示範囲枠が南米大陸に追加され、ロンドニア州の場所が表示されます。デフォルトの色は暗すぎて見えにくいので、色を変更します。

  18. [コンテンツ] ウィンドウで [マップ フレームの範囲] をダブルクリックします。[表示範囲枠の書式設定] ウィンドウの [表示範囲枠][シンボル] を展開します。

    表示範囲枠シンボルの設定

  19. [表示設定] で、[アウトライン色][白] に変更し、[アウトライン幅]2 ポイントに変更して、[適用] をクリックします。

    完成したレイアウト

  20. 満足のいくレイアウトが完成したら、リボン上の [共有] タブをクリックします。[エクスポート] グループで、[レイアウト] をクリックします。
  21. 選択したファイル形式にレイアウトをエクスポートします。

    どの方法でマップを共有するかによって、PDF、JPEG、TIFF など、複数のファイル形式にエクスポートできます。また、画面の解像度とファイルの品質を選択することもできます。

  22. プロジェクトを保存します。

このプロジェクトでは、マップを作成してそれにデータを追加し、そのデータをシンボル表示して変更し、分析を実行して地理的な問題に回答し、その結果を印刷可能なマップの形式で共有しました。ArcGIS Pro を使用した他のプロジェクトとして、「マウンテン ライオンの生息地を結ぶモデルの構築」または「ArcGIS Pro でのカートグラフィック作成」もお試しください。

その他のレッスンについては、「Learn ArcGIS Lesson ギャラリー」をご参照ください。