候補地の選択
あなたの雇用主であるヨーロッパの旅行代理店が、イタリアのローマにグルメ フード ホールを新規出店するにあたって 3 つの候補地を挙げています。 また、解析のもととなる候補地選定基準も提示しています。 候補地をマッピングして人口統計情報を付加し、その結果を解析します。 その後、代理店の役員向けにプレゼンテーションするため、調査結果をまとめます。
候補地のマッピング
候補地をマッピングするには、各拠点のポイント フィーチャを含むマップ メモ レイヤーを作成します。 マップ メモ レイヤーには、マップ上に作成するグラフィカル情報が含まれます。 これらのレイヤーは解析ツールで使用できますが、GIS データを管理する必要はありません。 少数の地理フィーチャを対象に簡単な作業をするのに適しています。
- ArcGIS Pro を起動します。 サイン インするように求められた場合は、ライセンス付き ArcGIS アカウントまたは Enterprise アカウントを使用してサイン インします。
注意:
ArcGIS Pro へのアクセス権限または組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください。
ArcGIS Pro を開くと、プロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトを開くかを選択できるオプションが表示されます。 以前プロジェクトを作成したことがある場合は、最近使用したプロジェクトのリストが表示されます。 基本的な [マップ] テンプレートを使用してプロジェクトを作成します。
- [新しいプロジェクト] の下の [マップ] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ウィンドウが表示されます。
- [名前] で名前を「Rome Gourmet Food Hall」に変更します。 デフォルトのプロジェクトの場所を保持できます。
プロジェクトが作成されます。 現時点では、世界のマップが表示されています。 次に、候補地のマップ メモを追加します。
- [OK] をクリックします。
- リボンの [挿入] タブをクリックします。 [レイヤー テンプレート] グループで、[ポイント マップ メモ] をクリックします。
注意:
[ポイント マップ メモ] のオプションが表示されない場合、レイヤー テンプレートの右側にある下向き矢印をクリックして、メニューを展開できます。
[ポイント メモ] レイヤーが [コンテンツ] ウィンドウに追加されます。 マップにマップ メモを追加するには、レイヤーを編集します。
- [編集] タブをクリックします。 [フィーチャ] グループの [作成] ボタンをクリックします。
[フィーチャ作成] ウィンドウが表示されます。 編集可能なすべてのフィーチャ レイヤーがリストされます。 現時点では、[ポイント メモ] レイヤーだけがリストされています。
- [ポイント メモ] レイヤー テンプレートをクリックします。
テンプレートがアクティブになります。 編集対象のオプションが 3 つ表示されます。 デフォルトのオプションである [ポイント] は、マップをクリックした場所にポイントを作成します。 残り 2 つのオプションではラインを使用して 1 つ以上のポイントを配置できます。
候補地のポイントを追加するには、各サイトの住所を特定します。
- リボンの [マップ] タブをクリックします。 [照会] グループで、[場所検索] ボタンをクリックします。
[場所検索] ウィンドウが表示されます。 [フィーチャ作成] ウィンドウが表示されることもありますが、ウィンドウ下部のタブを使用してウィンドウを切り替えることができます。
[場所検索] ウィンドウには検索ボックスがあります。 住所や座標値で場所の検索を行えます。
- 検索ボックスに「Via Lazio, 5, 00187 Roma」と入力するか、コピーして貼り付けて、Enter キーを押します。
一致する住所がウィンドウに表示されます。 この場合は、検索結果は 1 件のみです。 マップ上でその住所が表示されます。
- 結果のリストで [Via Lazio 5, 00187, Roma] を右クリックして [フィーチャクラスに追加] を選択します。
- [フィーチャクラスに追加] ウィンドウの [ポイント メモ] を展開して、[Point Notes] レイヤーをクリックし、[OK] をクリックします。
マップ メモが [ポイント メモ] レイヤーに追加されます。
- [場所検索] ウィンドウの検索ボックスのテキストを「Via della Rotonda, 22, 00186 Roma」に変更して、Enter キーを押します。
複数の検索結果が返されます。 似たような住所が表示されますが、最初の結果だけが完全に一致します。
- 結果のリストで [Via della Rotonda 22, 00186, Roma] を右クリックして [フィーチャクラスに追加] を選択します。
- [フィーチャクラスに追加] ウィンドウで、[OK] をクリックします。
- 「Via Ezio, 19, 00192 Roma」を検索し、その住所にマップ メモを追加します。
これで、3 つの候補地のそれぞれについてマップ メモが作成されました。 続行する前に、レイヤー属性を編集して各サイトにわかりやすい名前を付けます。
- [場所検索] ウィンドウと [フィーチャ作成] ウィンドウを閉じます。
- [コンテンツ] ウィンドウで [ポイント メモ] レイヤーを右クリックして [属性テーブル] を選択します。
レイヤーの属性テーブルが開きます。 このテーブルには、各フィーチャに関連付けられた非地理情報が含まれます。 このレイヤーの属性には、フィーチャの作成者、作成日、住所が含まれます。
この時点で [メモ] 属性にデータはありません。 この属性を編集し、サイト名を追加します。
- テーブルの 1 行目の [メモ] 列で、セルをダブルクリックして編集できるようにします。 「Site 1 - Borghese Gallery and Gardens」と入力し、Enter キーを押します。
- 2 つ目のサイトの [メモ] 属性を編集して「Site 2 - Pantheon」にします。 3 つ目のサイトの [メモ] 属性を編集して「Site 3 - Via Cola di Rienzo Shopping District」にします。
ヒント:
属性フィールドのサイズを拡大するには、フィールド名の右枠線にポインターを合わせてドラッグします。
次に、編集内容を保存します。
- リボン上の [編集] タブにある [編集の管理] グループで、[保存] をクリックします。
- [編集の保存] ウィンドウで、[はい] をクリックします。
新しいポイントとテーブルへの変更も含むすべての編集内容が保存されます。
- 属性テーブルを閉じます。
候補地への情報付加
次に、各候補地周辺エリアの人口統計特性を特定します。 最適なサイトを判断するため、旅行代理店から次の条件を重要度別に提示されました。
- 合計可処分所得が高い地域。
- 可処分所得のレベルから判断して、飲食物への支出額がごく一般的な地域。
- 家族や旅行客に優しく、幅広い年齢層が集う地域。
これらの条件を評価するため、[情報付加] ジオプロセシング ツールを実行します。 このツールは、定義したエリアに基づいて、一連のポリゴンを作成します。 その後、ArcGIS「ジオエンリッチメント サービス」を使用して、これらのポリゴンの人口統計情報を決定します。 ジオエンリッチメント サービスは 130 か国以上で使用できます。そのうちの数か国については、最新の年間推定における数千件もの人口統計変数や消費者行動変数も利用できます。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[ポイント メモ] レイヤーを右クリックして [レイヤーにズーム] を選択します。
マップがデータの全範囲にズームします。
- リボンの [解析] タブをクリックします。 [ジオプロセシング] グループで、[ツール] をクリックします。
[ジオプロセシング] ウィンドウが表示されます。
- 検索バーに「情報付加」と入力します。 検索結果のリストで、[情報付加 (解析ツール)] をクリックします。
ツールが開きます。
注意:
[情報付加] ツールは、ArcGIS アカウントに割り当てられたクレジットを消費します。 8 つのフィールドで 3 つのフィーチャに情報を付加し、約 1.74 クレジットを消費します。 クレジット使用量の詳細については、ArcGIS Online のヘルプ トピック クレジットの概要をご参照ください。
- [入力フィーチャ] で [ポイント メモ] を選択します。 [出力フィーチャクラス] で、出力レイヤーの名前を「RomeSites」に変更します。
次に、人口統計データ ソースを、デフォルトのソースからイタリアのデータに特化したソースに変更します。
- [環境] タブをクリックします。 [Business Analyst] セクションで、[参照] ボタンをクリックします。
[Business Analyst データ ソース] ウィンドウが表示されます。
- [ポータル] で、[ヨーロッパ] をクリックします。 フォルダーのリストで、[イタリア] をクリックし、[OK] をクリックします。
データ ソースが更新されます。 次に、最良のサイトを選択するための条件に一致する人口統計変数と消費者行動変数をいくつか選択します。
- [パラメーター] タブをクリックします。 [変数] でプラス ボタンをクリックします。
[データ ブラウザー] ウィンドウが表示されます。 このウィンドウには多数の人口統計変数があり、そこから選択できます。 最初の条件は可処分所得 (税金と社会保険料 (受換金を含む) を控除した後の所得額) に関するものです。
この条件を購買力で測ります。これは、エリアの人口の可処分所得を示します。 購買力は、雇用と資産 (税金と社会寄付の控除後) の純所得、年金、失業手当、給付金、その他の国からの移転支出で構成されます。
- 検索バーに「Purchasing」と入力し、Enter を押します。 結果のリストで [2023 Purchasing Power: Total] をオンにします。
注意:
人口統計データは、定期的に更新されます。 最近の人口統計データがあれば、それを選択してもかまいません。
[データ ブラウザー] ウィンドウの上部に A 1 が表示され、変数が追加されたことが分かります。
2 つ目の条件は、飲食物への支出に関するものです。
- 検索テキストを消去し、「Food」を検索します。 [2023 Food & Beverage Expenditures (MBR)] グループを展開し、[2023 Food & Beverage: Total] をオンにします。
注意:
MBR とは、イタリアの人口統計変数および消費支出変数を提供する Esri のビジネス パートナー、Michael Bauer Research GmbH の略称です。
3 つ目の条件は年齢と人口に関するものです。
- 検索バーに「Age」と入力します。 データ カテゴリのリストで、[2023 Population Totals (MBR)] をオンにします。
カテゴリ内の 5 つすべての変数が選択されます。 各年齢層の人口のバランスがとれているのが理想的なサイトです。 また、総人口の変数も追加します。
- [データ ブラウザー] ウィンドウの横にある [カテゴリ] をクリックし、[人口] カテゴリをダブルクリックします。 [共通する人口変数] をダブルクリックし、[2023 Total Population] をオンにします。
これで合計 8 つの変数が作成されました。
- [OK] をクリックします。
次に、情報付加するエリアを定義します。 各サイトから徒歩 10 分圏内の場所を定義します。 この距離によって、近隣の地域をおおまかに把握できます。
- [情報付加] ウィンドウで、次のパラメーターの入力を続けます。
- [情報を付加する対象エリアを定義] で [徒歩時間] を選択します。
- [距離または時間] に「10」と入力します。
- [単位] が [分] に設定されていることを確認します。
- [情報付加] ツールの上部で、[クレジットの推定] リンクをクリックします。
クレジットは、データの処理に Esri サーバーを使用する際のコストです。 情報付加の操作のコストは 1.74 クレジットです。
- [マップ] タブの [選択] グループで [選択解除] をクリックして、属性が選択されていないことを確認し、[実行] をクリックします。
注意:
属性が選択されている場合、ツールはその属性に対してのみ実行されます。 レイヤーを選択されていないことを確認して、ツールをレイヤー全体に対して実行します。
ツールが実行され、[RomeSites] レイヤーがマップに追加されます。 このレイヤーは、[ポイント メモ] レイヤーのすべての属性と [情報付加 (Enrich)] ツールで選択した変数の属性を含むポイント レイヤーです。 [ポイント メモ] レイヤーは必要なくなったため、削除します。
- [コンテンツ] ウィンドウで [ポイント メモ] レイヤーを右クリックして [削除] を選択します。
- クイック アクセス ツールバーの [保存] ボタンをクリックします。
プロジェクトが保存されます。
結果の解釈
次に、最適なサイトの選択条件に基づき、結果を評価します。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[RomeSites] を右クリックして、[属性テーブル] を選択します。
属性テーブルには、最適なサイトの選択には必要ないフィールドがいくつか含まれています。 これらのフィールドを非表示にします。
- 次のフィールドのフィールド名を右クリックし、[フィールドを非表示] を選択します。
- created_user
- created_date
- last_edited_user
- last_edited_date
- aggregationMethod
- HasData
- ORIGINAL_OID
- sourceCountry
- apportionmentConfidence
- populationToPolygonSizeRating
- areaType
- bufferUnits
- bufferUnit
- bufferRadii
これらのフィールドが非表示になり、[2023 Purchasing Power: Total] フィールドが、サイト名を含む Notes フィールドの隣になります。
ヒント:
Crtl キーを押したまま、各フィールドの名前をクリックすると、すべてのフィールドを選択できます。 最後に選択したフィールドを右クリックして、[フィールドを非表示] を選択します。
このフィールドと、[情報付加] ツールで追加されたその他いくつかのフィールドは書式設定されておらず、読みづらくなっています。 データに合わせて、これらのフィールドの数値形式を変更します。
- テーブルの上部のメニュー ボタンをクリックし、[フィールド ビュー] を選択します。
[フィールド] ビューが開きます。 このビューには、命名と書式設定のオプションを含むすべてのフィールドがリストされます。 [エイリアス] 列には、属性テーブルの各フィールドに表示される名前がリストされます。
- [2023 Purchasing Power: Total] フィールド行で [数値形式] セルをダブルクリックします。 セル内で、[数値フィールド タイプの表示形式を決定] ボタンをクリックします。
[数値形式] ウィンドウが表示されます。
- [カテゴリ] には [通貨] を選択します。
- [OK] をクリックします。
- [2023 Food & Beverage: Total] フィールドの数値形式を [通貨] に変更します。
残りのフィールドに桁区切り記号を設定し、数字を見やすくします。
- [2023 Total Population Age 0-14] フィールドの [数値形式] ウィンドウを開きます。 [桁数] を [0] に設定し、[桁区切り記号を表示] をオンにします。
- [OK] をクリックします。
- 次の各フィールドで、[桁数] を [0] に設定し、[桁区切り記号を表示] をオンにします。
- 2023 Total Population Age 15-29
- 2023 Total Population Age 30-44
- 2023 Total Population Age 45-59
- 2023 Total Population Age 60+
- 2023 Total Population
- リボンの [フィールド] タブの [編集の管理] グループで、[保存] ボタンをクリックします。
変更が保存されます。
- [フィールド] ビューを閉じます。
属性テーブルの値が読みやすくなりました。 購買力が一番高いのは Site 2, Pantheon で、およそ 5.1 億ユーロに上ります。 Pantheon サイトは飲食物への支出も最も高額になっています。
注意:
ArcGIS Pro の国と言語の設定はオペレーティング システムの設定に準じるため、ユーロ記号ではなく自国通貨の記号が表示されることがあります。 この画像例ではドル記号が使われています。
Pantheon は総人口も最も多いサイトです。 15 ~ 29 歳と 30 ~ 44 歳の年齢層が最も多いのに加え、45 ~ 59 歳と 60 歳以上のグループも多くなっています。 比較的低いのは 0 ~ 14 歳のグループのみです。 残り 2 つのサイトの人口は、高年齢層に偏っています。
解析によると、代理店のサイト選定基準を最もよく満たしているのは Pantheon のようです。
- 属性テーブルを閉じて、プロジェクトを保存します。
プレゼンテーションに向けたマップの準備
旅行代理店で、調査結果をプレゼンテーションすることにしました。 サイトのレイヤーをシンボル表示してラベルを付け、マップをプレゼンテーションに備えます。 また、決定の根拠となるデータ ソースも提供します。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[RomeSites] レイヤーを右クリックし、[シンボル] を選択します。
[シンボル] ウィンドウが表示されます。 レイヤーに比例シンボル スタイルを適用し、各サイトのサイズを可処分所得によって変化させます。
- [プライマリ シンボル] で、[比例シンボル] を選択します。 必要に応じて、[フィールド] で [2023 Purchasing Power: Total] を選択します。
マップ上のシンボルが更新されます。 ここでシンボルのサイズと色を調整します。
- [テンプレート] でシンボルを右クリックし、[セビリア オレンジ] を選択します。
ヒント:
色にポインターを合わせると名前が表示されます。
- [最小サイズ] を「15」に変更します。 [最大サイズ] チェックボックスをオンにして、「40」に設定します。
デフォルトでは、データは 5 つのサイズ クラスに分かれています。 しかし、サイトは 3 つしかありません。 クラス数を適宜変更します。
- [クラス] タブで [凡例数] を [3] に変更します。
- [シンボル] ウィンドウを閉じます。
現在のところ、サイトはマップ上で離れたエッジに点在しています。 サイトが近くなるよう縮小表示します。
- リボンの [マップ] タブをクリックします。 [ナビゲーション] グループで必要に応じて [定率縮小] ボタンを 2 回クリックします。
マップが縮小表示されます。
次に、代理店の役員がサイトを名前で区別できるように、サイトのラベルを作成します。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[RomeSites] を右クリックして、[ラベル] を選択します。
デフォルトのラベルがマップに追加されます。 ラベルは、名前ではなく住所を表示しています。 しかし、ベースマップにより、住所の表記は小さく、読みづらくなっています。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[RomeSites] を右クリックして、[ラベリング プロパティ] を選択します。
[ラベル クラス] ウィンドウが表示されます。
- [式] で、式を「$feature.Notes」に変更して [適用] をクリックします。
ラベルが [名前] 属性ではなく [メモ] 属性を使用するよう更新されます。 ラベルを判読しやすくするよう、各ポイントに基づいてラベルの標準位置を設定し、フォント サイズを大きくします。
- [ラベル クラス] ウィンドウの上部にある [位置] タブをクリックします。 [配置] セクションで [ポイントの上] を選択します。
- [シンボル] タブをクリックします。 [表示設定] セクションを展開して [フォント スタイル] を [ボールド] に、[サイズ] を [12 pt] に変更します。
- [適用] をクリックします。
変更内容がマップに適用されます。
マップを完成させるには、人口統計データのソースを示すテキスト マップ メモを追加します。 テキスト マップ メモのサイズのオプションは、マップの縮尺に基づいています。 使用可能なオプションのうち、マップの縮尺に一番近いのは 1:25,000 です (マップの縮尺は、マップの左下隅で確認できます)。
ヒント:
Esri サービスが使用するすべての人口統計データのソースは、「Esri Demographics」のドキュメント ページにあります。 特定のデータ ソースを探すには、[Data] タブをクリックして、データの地理によって適切なセクションを参照します。 たとえば、このチュートリアルで使用したデータのソースを探すには、[Global] セクションで [Europe] をクリックし、[Italy] にスクロールします。 次に、「リリース ノート」PDF ファイルをダウンロードします。 その PDF ファイルの 2 ページにデータ ソースがリストされています。
- リボンの [挿入] タブをクリックします。 [レイヤー テンプレート] グループで、[テキスト マップ メモ 1:25,000] をクリックします。
新しいレイヤー [Text Notes - 25000] が [コンテンツ] ウィンドウに表示されます。
- リボンの [編集] タブをクリックします。 [フィーチャ] グループの [作成] をクリックします。
- [フィーチャ作成] ウィンドウで [テキスト メモ 小] をクリックします。 テキスト ボックスで、次のソースをコピーして貼り付けます。
© Michael Bauer Research GmbH 2023 based on © Italian National Institute of Statistics, Eurostat.
マップにポインターを合わせると、追加したテキストが表示されます。
- マップの左下隅をクリックして、3 つのサイトの下にテキストを配置します。
テキストが追加されます。 デフォルトで選択されているので青色でハイライト表示されます。
注意:
画面サイズとズーム範囲によっては、テキストが小さすぎることがあります。 テキストを削除するには、[編集] タブの [フィーチャ] グループで、[削除] をクリックします。 次に、[テキスト メモ 中] か [テキスト メモ 大] テンプレートを使用してテキストを追加します。
- [フィーチャ作成] ウィンドウを閉じます。 [編集] タブの [編集の管理] グループで [保存] をクリックし、[はい] をクリックして編集をすべて保存します。
- [編集] タブの [選択] グループで、[選択解除] をクリックします。
選択が解除されます。 これでマップが完成しました。
- プロジェクトを保存します。
このチュートリアルでは、イタリアのローマ市内に開店するグルメ フード ホールの候補地を 3 つ提示するマップを作成しました。 代理店のサイト選択基準に基づいて場所を解析し、その調査結果を代理店の役員が検討できるマップにまとめました。
他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。