宅配区域の作成

まず、Wok & Roll の周辺に、運転時間による宅配区域を作成します。顧客の注文品は 30 ~ 45 分以内に配達することが理想的です。料理の準備には平均で約 10 分かかります。通常、運転手は、1 回の配達に 2 ~ 4 か所を訪問し、各配達先では 3 ~ 5 分の時間がかかります。

これらの情報を踏まえて、2 つの区域を作成することにします。標準の宅配区域には、7 分以内で到達できるすべての住所が含まれます。到達するまでに 7 分を超える (ただし 10 分未満である) 住所の場合、注文に追加の配達料金を上乗せします。

店舗の場所の指定

配達区域を作成する前に、新規マップを開いて、レストランの場所を表すポイントをフロリダ州、ローダーヒルに追加します。

  1. ArcGIS の組織アカウントにサイン インします。
    備考:

    組織アカウントがない場合、ArcGIS の無料トライアルにサイン アップできます。

  2. 組織サイトのホーム ページ上部にある [マップ] をクリックします。

    マップ

    米国大陸を範囲とするマップが開きます。

    米国

    備考:

    デフォルトのマップ範囲は ArcGIS Online の組織の管理者によって設定されるため、マップに別の地域が表示されることがあります。そのような場合は、次のステップで、正しい範囲にズームします。

  3. マップの上のリボンで、検索ボックス内をクリックして「7580 W Commercial Blvd, Lauderhill, Florida, USA」と入力します。

    入力すると、候補の住所がリストで表示されます。Wok & Roll は、ローダーヒルにあります。ただし、住所ロケーターは、同じ場所に対して複数の都市を返す場合があります。このレッスンでは、レストランの場所としてローダーヒルとフォート ローダーデールが返されます。

  4. 一致する住所が検索ボックスに表示されたら、その住所をクリックします。

    検索ボックス

    ヒント:
    住所をコピーして検索ボックスに貼り付け、Enter キーを押すこともできます。リストを使用する場合は、正しい都市、州、郵便番号を選択していることを確認してください。

    マップ上で Wok & Roll の住所が拡大表示されます。

    位置情報

    ヒント:

    画面に何も表示されない場合は、マップの左上隅にあるナビゲーション コントロールを使用して 1 レベル縮小表示してください。

    次は、マップ上のこの場所にポイントを配置する必要があります。これを行うにはマップ メモを追加します (マップ メモはテキストであるかのような印象を与えますが、ポイントやライン、およびその他の図形を含めることができます)。

  5. [検索結果] ポップアップの下部にある [マップ メモに追加] をクリックします。

    マップ メモに追加

    マップ メモのレイヤーがマップと [コンテンツ] ウィンドウに追加されます。

    マップと [コンテンツ] ウィンドウのマップ メモ

    マップ メモのレイヤーにはデフォルト名である Map Notes が指定されることに注意してください。レイヤーのコンテンツをよりわかりやすく示すように Map Notes レイヤーの名前を変更します。

  6. [コンテンツ] ウィンドウの Map Notes レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [名前の変更] を選択します。

    Map Notes の名前の変更

  7. [名前の変更] ウィンドウで、レイヤー名を マップ メモ から「Wok & Roll」に変更します。

    Map Notes から Wok & Roll への名前の変更

  8. [OK] をクリックします。
  9. マップ上で Wok & Roll を表す青色のピンをポイントします。ピンをクリックして、そのポップアップを表示します。

    マップ メモのポップアップのコンテンツ

    現在、ポップアップには十分な情報が示されていません。次に、さらに詳しいデータを示すようにマップ メモに変更を加えます。

  10. ポップアップの下部にある [編集] をクリックします。

    マップ メモの編集

  11. [ポイント] ウィンドウで、タイトルを「Wok & Roll」に変更します。

    ポイントのタイトルの変更

    デフォルト シンボルの使用に問題はありませんが、このシンボルは、最終的にマップに表示されるドット、数字、文字から Wok & Roll を区別できる目立つシンボルに置き換えることができます。

  12. [ポイント] ウィンドウの下部にある [シンボルの変更] ボタンをクリックします。

    シンボル ウィンドウに、選択肢であるシンボルのスクロール ボックスが表示されます。デフォルト スタイルは [シェープ] ですが、それ以外のスタイルもあります。

  13. シンボル スタイルを [ベーシック] に変更します。
  14. 最後の列まで下にスクロールします。赤色のフラグをクリックして選択します。

    シンボルの変更

    赤色のフラグは、中華料理を示すシンボルというわけではありませんが、十分に役立ちます。

    備考:

    ここで示したシンボルを使う必要はありません。任意のスタイルから任意のシンボルを選択できます。

  15. [OK] をクリックします。
  16. [Wok & Roll (Points)] ポップアップの [閉じる] をクリックします。
  17. 必要な場合は、幹線道路のラベルがベースマップ上に表示されるまで、1 または 2 レベル縮小表示します。

    新しいレストランのシンボルが追加されたマップは次のようになります。

    レストランのシンボル

  18. リボンの [詳細] ボタンをクリックしてマップ メモの追加を中止します。

    [コンテンツ] ウィンドウに、地形図ベースマップに加えて、Wok & Roll レイヤーが表示されます。

    備考:

    Wok & Roll マップ メモを編集する場合 (たとえば、シンボルやサイズを変更する場合) は、マップ上のマップ メモをクリックして選択し、ポップアップの [編集] をクリックします。レイヤーにさらにマップ メモを追加する場合 (たとえば、新しいレストランを開く場合) は、リボンの [編集] ボタンをクリックして [フィーチャの追加] ウィンドウを開きます。終了したら、[詳細] ボタンをクリックします。

    これで、レストランの周辺に宅配区域を作成する準備がほぼ完了しました。ただし、先にマップを保存しましょう。

  19. リボンの [保存] ボタンをクリックして、[保存] を選択します。
  20. [マップの保存] ウィンドウの [タイトル] ボックスに、「Wok & Roll Delivery Zones」と入力します。
  21. [タグ] ボックスに「drive-time areas」と入力し、Enter キーを押します。「restaurants」と「Florida」のタグを追加します。それぞれのタグを入力後に Enter キーを押します。
    ヒント:

    それぞれのタグの後にカンマを入力してから最後に Enter キーを押すことで、すべてのタグを一度に追加することができます。

  22. [サマリー] ボックスに「7/10 minute delivery zones for Wok & Roll」と入力します。

    マップの保存

  23. [マップの保存] をクリックします。

    変更されたマップ名がページの最上部に表示されます。マップは、コンテンツ ページからアクセスできる [マイ コンテンツ] に保存されます。[マイ コンテンツ]ArcGIS Online アイテム用の個人のリポジトリです。

宅配区域の作成

店舗からの運転時間が 7 分以内の顧客は通常の金額を支払います。7 ~ 10 分かかる区域に住む顧客については、試験的に、注文に 3 ドルの配達料金を上乗せすることにします。運転時間が 10 分を超える住所は配達可能地域外にあるため、残念ながら注文をお断りします。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで「Wok & Roll」レイヤーにポインターを合わせて [解析の実行] ボタンをクリックします。

    分析の実行

    ヒント:

    リボンから [解析の実行] ウィンドウにアクセスすることもできます。

  2. [解析の実行] ウィンドウで [近接エリアの分析] をクリックしてから [到達圏レイヤーの作成] を選択します。

    近接エリアの分析

  3. [到達圏レイヤーの作成] ウィンドウの上部にある [測定方法] セクションで、[運転時間] を選択します。単位が [分] に設定されていることを確認します。
  4. テキスト ボックスのデフォルト値 5 を削除します。「7」を入力し、スペースバーを一度押してから「10」を入力します。

    到達圏レイヤーの作成

    2 つの地域がマップ上に描画されます。1 つはレストランから 7 分以内で到達できる地域で、もう 1 つは 7 ~ 10 分以内で到達できる地域です。

  5. [交通量の使用] ボックスをオンにします。

    店舗からの運転時間が 7 分以内の地域は、月曜の夜と金曜の夜で状況が異なると考えられます。宅配に関する問題は週末に発生するため、宅配区域は最も忙しい時間帯に基づいて設定する必要があります。

  6. [一般的な交通量] オプションをオンにします。曜日を [金曜日] に、時間を [6:00 PM] に設定します。

    交通量の使用

  7. 生成されたレイヤーの名前を「Delivery zones」に変更し、そのレイヤー名が組織内で一意になるように、自分の名前またはイニシャルを付加します。
    備考:

    解析操作によって作成されたレイヤーは URL を持つ Web サービスになります。このような理由で、それらのレイヤーに一意の名前を付ける必要があります。URL が作成されると、マップ内でそのレイヤーの名前を変更できるようになります。

  8. [現在のマップ表示範囲を使用] チェックボックスをオフにします。

    分析の実行

    このチェックボックスをオフにすることで、分析が、コンピューターに現在表示されている範囲だけではなく、マップの全範囲に確実に適用されるようにします。

  9. [クレジットの表示] をクリックします。

    クレジット使用量

    この操作では 1 クレジットが使用されます。

    備考:

    すべての ArcGIS Online 解析操作では、システムの通貨であるクレジットが使用されます。クレジットおよびそれらの見積もり方法の詳細については、Esri の「サービス クレジットの概要」ページをご参照ください。

  10. [クレジット使用量] ウィンドウを閉じます。
  11. ウィンドウの下部にある [分析の実行] をクリックします。

    操作が終了すると、宅配地域のレイヤーがマップに追加され、[マイ コンテンツ] にアイテムとして保存されます。

  12. [コンテンツ] ウィンドウの Delivery zones レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [ズーム] を選択します。

    到達圏レイヤー

    マップ上に、レストランからの運転時間が 7 分以内の地域が薄紫色で表示されます。7 ~ 10 分の区域は濃い紫色で表示されます。

  13. [コンテンツ] ウィンドウの Delivery zones レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [名前の変更] を選択します。
  14. [名前の変更] ウィンドウで、自分の名前を削除してレイヤー名を変更します。[OK] をクリックします。
  15. Delivery zones レイヤーの名前をクリックして、凡例を展開します。

    Delivery zones レイヤー

    10 分の宅配区域が、マップ範囲の一番上から一番下までを占めていることが理想的ですが、お使いのモニターのサイズや解像度によっては、ビューが異なる場合があります。

  16. 必要に応じて、宅配区域が、カットされることなく、できるだけ画面の多くの部分を占めるように拡大表示します。

    このマップ ビューにはたびたび戻ることになるため、このビューをブックマークに登録しておきましょう。

  17. リボンの [ブックマーク] をクリックし、[ブックマークの追加] を選択します。
  18. テキスト ボックスに「Delivery zones」と入力し、Enter キーを押します。

    ブックマーク

  19. [ブックマーク] ウィンドウを閉じます。
  20. マップを保存します。

    これで、いくつかのサンプル住所を使ってマップをテストできます。

宅配区域のテスト

レストラン内で使用するラップトップ コンピューター上で「Wok & Roll の宅配区域」マップが実行されていれば、顧客の注文を受けた後に、その住所がどの宅配区域に属するかを確認することができます。

  1. リボンの検索ボックス内で、[X] をクリックして検索結果をクリアします。「6111 NW 70th Ave Tamarac Florida」と入力 (またはコピーして貼り付け) し、Enter キーを押します。

    Tamarac

    マップ上でその住所が拡大表示されます。その住所が、7 分の薄紫色の区域、つまり標準の宅配に属することがわかります。

  2. リボンの [ブックマーク] をクリックし、[Delivery zones] を選択します。

    マップが縮小表示され、その場所がコンテンツ内に配置されます。この住所はレストランの少し北東に位置します。

  3. 検索ボックス内の検索結果をクリアします。「10770 W Oakland Park Blvd Sunrise Florida」と入力して Enter キーを押します。

    Sunrise

  4. [Delivery zones] ブックマークにズームします。

    その場所が地理情報の中に配置されます。この場所は Wok & Roll から南西に少し離れたところにあります。

  5. [検索結果] ポップアップを閉じます。
  6. マップを保存します。

    宅配区域を確認することで、注文に追加料金が上乗せされるかどうか、または顧客の住所が完全に宅配区域外にあるかどうかを顧客にすぐに伝えることができます。

マップの操作性の改善

レストランのマネージャーは、マップの主なユーザーであるだけでなく、マップを他のユーザー、特にレストランのオーナーに見せることもあります。2 つの変更を行って、マップの外観と操作性を改善します。最初に、ベースマップをよりシンプルなものに変更します。地形図マップには必要以上に詳細が表示されるためです。その後、宅配区域のポップアップを構成します。

  1. リボンの [ベースマップ] をクリックします。[ベースマップの選択] ウィンドウで、[キャンバス (ライト グレー)] を選択します。

    キャンバス (ライト グレー)

    住所を検索したりルート案内を取得するうえでは、どのベースマップを使用しても大した違いはありません。[キャンバス (ライト グレー)] ベースマップは表示される情報が少ないため、運転ルートの追加を開始するときにマップが読み取りやすくなります。

  2. マップ上で、薄紫色の宅配区域内の任意の場所をクリックします。

    ポップアップ

    区域が選択され (青色でハイライトされ)、解析で作成された情報がポップアップに表示されます。これらの情報のほとんどはそれほど有益ではなく、マップを提示したときにオーナーを困惑させるかもしれません。現実的にポップアップに求められることは、選択した区域の運転時間を示すことだけです。この情報は [Travel Time End (Minutes)] フィールドに表示されます。

  3. ポップアップを閉じます。
  4. [コンテンツ] ウィンドウの Delivery zones レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [ポップアップの構成] を選択します。

    [その他のオプション] メニューから [ポップアップの構成] を開きます。

  5. [ポップアップの構成] ウィンドウで、[ポップアップ タイトル] ボックス内のテキストを削除します。
  6. [ポップアップ タイトル] ボックスの横の [フィールド名の追加] ボタンをクリックして [Travel Time End (Minutes)] フィールドを選択します。

    ポップアップ タイトル

    [ポップアップ タイトル] ボックスに、フィールド名 [{ToBreak}] が追加されます。これは、わかりにくいかもしれません。マップ上に表示されるポップアップ情報はテーブルに格納されます。テーブルには、フィールド名に関する技術的な制限があります (たとえば、名前にスペースを含めることはできません)。この制限により、多くの場合、フィールド名は暗号のような名前になっています。そのため、ソフトウェアによって、エイリアスまたはよりわかりやすいバージョンの名前が作成されます。この例の [Travel Time End (Minutes)][{ToBreak}] フィールドのエイリアスです。

    [ポップアップ タイトル] ボックスで、[{ToBreak}] フィールド名は変数のように動作します。このフィールドには、クリックした宅配区域に応じて該当する値 (7 または 10) が表示されます。

  7. [ポップアップ タイトル] ボックス内の {ToBreak} の後で、スペースバーを押してから「minute delivery zone」と入力します。

    最終的な [ポップアップ タイトル]

  8. [ポップアップのコンテンツ][表示][属性情報の非表示] に変更します。

    ポップアップ コンテンツ

    ポップアップ内の他のすべての情報が非表示にされます。

  9. [ポップアップの構成] ウィンドウの下部にある [OK] をクリックします。

    マップ上で、標準の宅配区域内の任意の場所をクリックします。

    最終的なポップアップ

  10. 次は、追加料金区域内の任意の場所をクリックして、正しい分単位の値 (10.00) が表示されることを確認します。
  11. ポップアップを閉じます。

    数値の書式設定に小さな問題があります。小数点以下の桁は表示する必要がありません。

  12. Delivery zones レイヤーの [ポップアップの構成] ウィンドウを開きます。
  13. ウィンドウの中間部分で、[ポップアップ メディア] 見出しのすぐ上にある [属性フィールドの構成] をクリックします。
  14. [属性フィールドの構成] ウィンドウで、{ToBreak} フィールド名を含む行内をクリックします。

    行がハイライト表示されます。

  15. ウィンドウの右側にある [書式設定][0 小数桁 (複数)] に変更します。

    ポップアップでの小数部分の表示

  16. [属性フィールドの構成] ウィンドウの [OK] をクリックします。
  17. [ポップアップの構成] ウィンドウの下部にある [OK] をクリックします。
  18. マップ上で、宅配区域内の任意の場所をクリックします。

    ポップアップでの小数部分の非表示

  19. ポップアップを閉じます。

    これで、ポップアップには、マップ ユーザーが必要とする重要な情報が 1 つだけ表示されます。

  20. マップを保存します。

Wok & Roll レストランを表すマップ メモ レイヤーを作成してシンボル化しました。また、レストラン周辺に、7 分と 10 分の宅配区域を作成しました。サンプル住所を使って区域のテストを行って、追加の配達料金を請求するかどうか、または住所が配達区域外にあるかどうかを顧客にすぐに知らせることができることを確認しました。最後に、ベースマップを変更し、宅配区域のポップアップを構成することで、マップの操作性を改善しました。


運転手のルートの管理

これまでは、一般的な金曜の夜の運転時間に基づいて 2 つの宅配区域を作成しました。標準の宅配区域内であっても、忙しい週末の夜には、二人の運転手、ブレイズとオットーが注文に対応するのに苦労することがあります。ArcGIS Online を利用すると、特に複数のストップが関係する場合にこれらの運転手たちが最適なルートを取ることができ、配達にかかる時間について有益な提案を行うことができます。運転手のルートを最適化することにより、新たにパートタイムの運転手を雇う経費を節約したり、さらにサポートが必要であることを確認したりできます。

宅配区域のマップを開く

前回のレッスンで保存したマップを引き続き操作に使用します。マップをすでにブラウザーで開いている場合は、次のセクションに進みます。

  1. 必要に応じて、ArcGIS 組織のアカウントにサイン インします。
  2. ページ上部にある [コンテンツ] をクリックします。
  3. [マイ コンテンツ] で、[Wok & Roll Delivery Zones] マップの横にある省略記号をクリックして [マップ ビューアーで開く] を選択します。

    マップ ビューアーで開く

1 つのストップを含む移動のルート案内の取得

まず、サンプルの顧客の住所についてルート案内を取得します。

  1. リボンの検索ボックスに、「4101 N State Road 7 Lauderdale Lakes Florida」と入力して Enter キーを押します。

    マップ上でその住所が拡大表示されます。この住所は追加料金区域内にあります。顧客が 3 ドルの追加料金を受け入れ、注文すると仮定します。その住所までの最適なルートを検索する必要があります。

  2. [検索結果] のポップアップから住所をコピーします (顧客の住所のテキストを選択してハイライト表示し、Ctrl + C キーを押します)。
  3. [検索結果] ポップアップを閉じて [Delivery zones] ブックマークにズームします。
  4. マップ上の Wok & Roll シンボルをクリックして、そのポップアップを開きます。ポップアップの [ルート案内の取得] をクリックします。

    ルート案内の取得

    サイド ウィンドウが [ルート案内] に変わります。A 行の Wok & Roll はルートのスタートを表します。

  5. B 行をクリックし、Ctrl + V キーを押して顧客の住所を貼り付けます。

    また、店舗へ戻るときのルート案内も必要です。

  6. [ルート案内] ウィンドウで、[オプション] をクリックして [スタートに戻る] チェックボックスをオンにします。

    ルート案内

  7. [ルート案内の取得] ボタンをクリックします。

    [ルート案内] のテスト

    マップ上にルートが青のラインで描画されます。顧客の住所への行き帰りのルートは同じであるため、このマップ縮尺では、ルートが 1 本のラインのように見えるかもしれません (縮尺を拡大すると、帰りのルートで道路の反対側が使用されているのがわかります)。

  8. 青のライン上の白い点にポインターを合わせると、ルート案内の各セグメントが強調表示されます。
    備考:

    ルートにポインターを合わせると、より大きい白い点が表示され、ルート案内の変更が可能になります。ルートをドラッグすると、新しいコースが作成され、マップと [ルート案内] ウィンドウにそのコースが反映されます。新しいルートを削除するには、大きい方の白の点をクリックします。マップと [ルート案内] ウィンドウに再び元のルートが表示されます。

    [ルート案内] ウィンドウで、往復の距離が 7.9 マイルであることを確認できます。往復の移動と予想移動時間について完全なターンごとのルート案内も示されます。予想移動時間は、現在の日時によって異なります (組織がカスタム ルート サービスを使用している場合や、管理者がルート案内とルート検索のデフォルト設定を構成している場合も、結果は異なる可能性があります)。この例では、予想移動時間は 16 分です。

    [ルート案内] の完全なルート

  9. [消去] をクリックして、マップの内容を消去します。
  10. [Delivery zones] ブックマークにズームします。

対話的なルート案内の取得

常に住所または場所名を入力して開始する必要があるわけではありません。マップ上をクリックしてストップを指定することもできます。この方法では、たとえば、顧客が注文の料理を公共の場所へ配達するよう希望した場合、よく知られているランドマークへのルート案内を最も簡単に取得できます。

電話した顧客が料理をベテランズ記念公園に届けるよう注文したと仮定します。検索ボックスにその公園の名前を入力して場所を検索することができますが、たまたまその公園はレストランの近くにあり、正確な場所がわかっています。

  1. マップの左上隅にあるナビゲーション ツールを使用して、次の画像とほぼ同じ範囲まで拡大します (最大ズーム レベルに達すると、[拡大] ボタンがグレーに変わります)。

    ベテランズ記念公園を見つけます。この公園は Wok & Roll から南西に少し離れたところ (直線距離で約 3 分の 1 マイル) にあります。

    ベテランズ記念公園

  2. [ルート案内] ウィンドウで、[マップをクリックしてストップを追加] ボタンが有効 (青色) であることを確認します。
  3. B 行の現在の住所をハイライトして削除します。

    [ルート案内] ウィンドウ

  4. マップ上のベテランズ記念公園をクリックします。

    ベテランズ記念公園のルート案内

    Wok & Roll から公園までのルートが青のラインで描画されます (公園内のどの場所をクリックしたかによって、ルートが多少異なる場合があります)。前と同様に、目的地への行き帰りのルートは同じですが、ズーム レベルがより高いため、ラインが分離していることがわかります。

    その顧客が、注文してから数分後に電話をかけ直し、76th Terrace にある東口で運転手と落ち合うつもりであると告げたと仮定します。

  5. マップ上の B 文字シンボルをポイントします。シンボルが 4 方向矢印に変わります。

    ベテランズ記念公園の位置シンボル

  6. 主要道路が公園入口と交わっている公園の東側 (NW 76th Terrace) まで文字シンボルをドラッグします。

    ベテランズ記念公園の新しい位置

    マップ上でルートが自動的に更新されます。[ルート案内] ウィンドウの距離と予想移動時間が、ターンごとのルート案内が変更されるのに伴って変更されます。

    備考:

    ルートが元々公園の東側を進んでいる場合は、代わりに文字シンボルを公園の北口 (NW 53rd Street) にドラッグします。

  7. [ルート案内] ウィンドウの [消去] ボタンをクリックします。

    ルートがマップから消去され、ルート案内が削除されます。

  8. [Delivery zones] ブックマークにズームします。
    ヒント:

    デフォルトで [マップをクリックしてストップを追加] ボタンは有効になっています。誤って目的地を追加する可能性を防ぐには、このボタンをクリックして選択を解除します。このボタンが白色のとき、マップ上をクリックしても目的地は追加されません。

複数のストップを含む移動のルート案内の取得

金曜の夜には、注文が立て続けに入ってきます。Wok & Roll では、運転手が、店舗に戻ってくるまでに 3 か所の配達先を訪問することがめずらしくありません。電話を受け付けた順に配達のスケジュールを組んでも、最も効率的な解決策になるとは限らないことが経験からわかっていますが、ストップの最適な順序を割り出すことは容易ではありません。

はじめに、Tamarac 内の非常に近接したいくつかのサンプルの場所を使用します。最初の電話が 7878 South Colony Circle からかかってきたと仮定します。

  1. 検索ボックス内にすでにある住所を削除し、「7878 South Colony Circle Tamarac Florida」と入力して Enter キーを押します。

    この住所は薄紫色の標準の宅配区域内にあります。

  2. [検索結果] ポップアップで、顧客の住所をハイライトします。Ctrl + C キーを押してその住所をコピーしてから、[検索結果] ポップアップを閉じます。
  3. [ルート案内] ウィンドウの B 行の現在の住所をハイライトして削除します。Ctrl + V キーを押して新しい住所を貼り付けます。
    ヒント:

    新しい目的地を追加する際には、時間の節約のため、住所を直接 [ルート案内] ウィンドウに入力するか、貼り付けることができます。この方法には、マップ上の住所の場所を前もって確認できないというデメリットがあり、その住所が宅配区域内にあるかどうかがわかりません (ただし、サンプルの住所は宅配区域内にあります)。

    少したって、2 番目の顧客からの電話を受けます。

  4. [ルート案内] ウィンドウで [追加] をクリックします。

    追加

    C 文字シンボルが付いた空のラインが追加されます。

  5. C 行に「8052 NW 72nd St Tamarac」と入力します。

    数分して、さらに別の注文を受けます。

    備考:

    リストの住所をクリックした場合は、ルートがただちに作成されますが、 これによって、最終的な結果が変わることはありません。

  6. [追加] をクリックします。D 行に「7801 Fairview Drive Tamarac」と入力します。

    このルートをオットーに割り当て、オットーが店を 金曜日の午後 6 時に出発したと仮定します。

  7. [今すぐ移動] をクリックして、[出発時間] を選択します。

    出発時間

  8. 時間に [6:00 PM] を選択します。日付に金曜日を選択します。
  9. [ルート案内の取得] をクリックします。

    3 か所の住所

    入力した順序 (B、C、D) どおりストップが含まれるルートが作成されます。往復の距離は 6.1 マイル、時間は 26 分です (組織の設定によって距離と時間の値は異なります)。しかし、このルートが最適ではないことは明らかです。

  10. 必要に応じて、[オプション] をクリックします。

    [ルート案内] ウィンドウで、[スタートに戻る] ボックスの上にある [ルートの最適化] チェックボックスに注目してください。このボックスは、3 か所以上の目的地 (合計で 4 つ以上のストップ) が存在する場合、常に表示されます。

    ルートの最適化

    備考:

    現在の交通状況を使用して移動時間を計算するには、[交通状況の表示] ボックスをオンにします。

  11. [ルートの最適化] チェックボックスをオンにして、[ルート案内の取得] をクリックします。

    マップ上で、ストップの順番が変わります。[ルート案内] ウィンドウでは、往復の距離が 5.43 マイルに減少し、時間は 23 分に抑えられます

    最適ルート

    ヒント:

    ルートを再配置するために [ルートの最適化] ボックスを使用する必要はありません。[ルート案内] ウィンドウ (マップ上のウィンドウではない) で、文字シンボルを上下にドラッグすることで、場所の順序を変更できます。

ルート案内の印刷

最適なルートを見つけたら、運転手のためにマップとターンごとのルート案内を印刷します。プリンター接続が存在しない場合は、次のセクションに進むことができます。

  1. [ルート案内] ウィンドウの [印刷] ボタンをクリックします。

    [印刷] ボタン

    マップとルート案内が新しいブラウザー ウィンドウに開きます (マップが読み込まれるまでに少し時間がかかることがあります)。

  2. マップを通り越して下へスクロールすると、メモ用のテキスト ボックスがあります。

    NW 72nd Street に住む顧客は決まって追加のダック ソースを頼むと仮定します。この情報をメモとして追加できます。

  3. [ここにメモを入力] テキスト ボックス内をクリックして「Stop B wants extra duck sauce」と入力します。
  4. ブラウザー ウィンドウの上部にある [印刷] をクリックします。

    印刷のプレビューがブラウザー ウィンドウに表示されます。

  5. [印刷] をクリックします。

    マップとルート案内がプリンターに送信されます。

  6. ブラウザー ウィンドウの上部にある [閉じる] をクリックします。

レイヤーとしてのルートの保存

これまでの学習内容からわかるように、ルート案内を消去すると、ルート情報が画面から消えます。しかし、今後の解析のためにこの情報を保存しておきたい場合があります。たとえば、保存した運転手のルートを使用して、払い戻し可能な走行距離を計算したりできます。

さらに、ルートを保存することで、個々のストップも保存できます。ストップ データはいろいろな面で役立ちます。チラシを配るために評判の良い近隣地区を特定するのに役立てることができます。また、ArcGIS Online タペストリ セグメンテーション レイヤーと一緒に使用すると、顧客プロファイルの作成や、有望な購買層が住む新しい地域の特定に役立ちます。最終的には、新しいレストランの立地場所を決める意思決定プロセスにこのデータを利用できます。

  1. Wok & Roll Delivery Zones」マップの [ルート案内] ウィンドウで、[保存] ボタンをクリックします。

    レイヤーとして保存

    新規の結果レイヤーのデフォルト名は Wok & Roll – Wok & Roll (ルートの開始ストップと終了ストップの名前) になります。また、これによりレイヤーがアイテムとして [マイ コンテンツ] に保存されるため、この特定のマップとは別に、レイヤー単体にアクセスできます。ルートが 3 月 10 日にオットーに割り当てられ、オットーが午後 6 時に店を出発したことがわかるようように、レイヤーの名前を付けます。

  2. 名称を「Otto March 10 6 PM」に変更します。[保存] をクリックします。

    レイヤーが [マイ コンテンツ] に保存されたため、後でこのレイヤーを再利用できます (Delivery zones レイヤーとは異なり、ルート レイヤーは Web サービスではないため、名称は組織内で一意である必要はありません)。

  3. [詳細] ボタンをクリックして、[コンテンツ] ウィンドウに戻ります。[Otto March 10 6 PM] の横にあるボックスをオフにします。

    マップ上で、ルートとそのストップが非表示になります。

  4. レイヤーのボックスをオンにして、レイヤーをもう一度表示します。

    さらに、Wok & Roll マップ メモ レイヤーをアイテムとして [マイ コンテンツ] に保存します。

  5. [コンテンツ] ウィンドウの [Wok & Roll] レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [レイヤーの保存] を選択します。
  6. [アイテムの作成] ウィンドウの [タグ] ボックスに、「restaurants」、「Florida」など、このレイヤーを検索する際に役立つタグを入力します。タグの入力後は、毎回 Enter キーを押します。
  7. サマリーに、「Wok & Roll restaurant location」と入力します。

    アイテムの作成: Wok & Roll

  8. [アイテムの作成] をクリックします。
  9. マップを保存します。

別の移動のルート案内の取得

オットーが 3 か所の注文に応えようとレストランを午後 6 時に出発したと仮定すると、オットーは 6 時 30 分ごろに戻ってくると予想できます (オットーの移動時間は 23 分であり、各配達先で数分の時間を費やします)。一方で、もう一人の運転手、ブレイズはレストランで待機しています。短い休息の後、さらに多くの電話がかかってきます。最初の電話は、ノースローダーデールの住所からです。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで、[Otto March 10 6 PM] レイヤーをオフにして非表示にします。
  2. マップ上の Wok & Roll シンボルをクリックしてポップアップを開き、[ルート案内を取得] をクリックします。

    サイド ウィンドウが [ルート案内] に変わります。

  3. ポップアップを閉じます。
  4. リボンの検索ボックス内にある現在の住所を削除し、「8234 SW 7th Court North Lauderdale Florida」と入力して Enter キーを押します。

    この住所は追加料金の配達区域内にあります。

  5. [検索結果] ポップアップで、顧客の住所をハイライトします。Ctrl + C キーを押してその住所をコピーしてから、ポップアップを閉じます。
  6. [ルート案内] ウィンドウのライン B で、Ctrl + V キーを押して新しい住所を貼り付けます。

    別の顧客から注文の電話を受けます。

  7. [ルート案内] ウィンドウで [追加] をクリックします。
  8. C 行に「7370 NW 54th Court Lauderhill Florida」と入力します。

    注文の料理を準備している最中に、さらに別の電話を受けます。

  9. [追加] をクリックします。D 行に「7106 NW 63rd St Tamarac Florida」と入力します。
  10. [オプション] をクリックします。
  11. [ルートの最適化] ボックスと [スタートに戻る] ボックスをオンにします。
  12. [今すぐ移動] をクリックして、[出発時間] を選択します。時間に [6:30 PM] を選択します。日付に金曜日を選択します。
  13. [ルート案内の取得] をクリックします。

    ルート案内の取得

    ルート案内が計算され、マップ上でルートが拡大表示されます。この例では、合計距離は 7.1 マイルほどであり、 運転時間は 23 分です。各配達先で費やす時間を考慮に入れると、ブレイズの配達時間も 30 分ほどになるでしょう。

レイヤーの保存と比較

ブレイズのためにルート案内を印刷し、ブレイズが 6 時 30 分にレストランを出発したと仮定します。オットーの帰りはまだですが、もうじき戻ると予想されます。両方の運転手のルートをマップ上に同時に表示することができます。また、オットーの場合と同様に、ブレイズのルートを今後の解析のために保存する必要もあります。

  1. [ルート案内] ウィンドウの [保存] ボタンをクリックします。
  2. [結果レイヤーの名前] に、「Blaze March 10 630 PM」と入力して [保存] をクリックします。
  3. [詳細] ボタンをクリックして、[コンテンツ] ウィンドウに戻ります。
  4. [Delivery zones] ブックマークにズームします。
  5. [コンテンツ] ウィンドウで、Otto March 10 6 PM レイヤーをオンにします。

    オットーとブレイズのルート

    これらの 2 つのルートは同じ色をしているため、見分けるのが困難です。ブレイズのルートを赤色に変更することにします。

  6. [コンテンツ] ウィンドウで、[Blaze March 10 630 PM] レイヤーの名前をクリックしてそのサブレイヤーを表示します。

    ルートのサブレイヤー

    ルート案内から作成されたレイヤーには 4 つのサブレイヤーがあります。これらのレイヤーについては、次のレッスンでさらに詳しく調べますが、この時点では、DirectionLines サブレイヤーのシンボルの色を変更します。

  7. [コンテンツ] ウィンドウで [DirectionLines] サブレイヤーをポイントして、[スタイルの変更] ボタンをクリックします。

    スタイルの変更

    サイド ウィンドウが [スタイルの変更] に変化して、表示する属性およびスタイルを変更するためのオプションが提供されます。この時点で関心の対象は、ブレイズのルートの色の変更です。

  8. [スタイルの変更] ウィンドウで、[描画スタイルの選択] の下の [オプション] をクリックします。
  9. [スタイルの変更] ウィンドウの [シンボル] をクリックします。

    [スタイルの変更] の [シンボル]

    サイズ、色、パターン、透過表示を調整するためのオプションとともに色パレットが表示されます。

  10. 明るい赤の四角形をクリックします。

    色パレット

  11. [OK] をクリックします。
  12. [スタイルの変更] ウィンドウの下部にある [OK] をクリックします。
  13. [スタイルの変更] ウィンドウの下部にある [完了] をクリックします。
  14. [コンテンツ] ウィンドウの [Blaze March 10 630 PM] レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [レイヤーの保存] を選択します。

    これにより、[マイ コンテンツ] のアイテムのプロパティに赤色が保存されます。このレイヤーを新規マップに追加すると、デフォルトでレイヤーは赤色でシンボル表示されます。

  15. マップを 1 ~ 2 レベル拡大表示して画面移動し、これらのルートがほぼ中央に来るようにします。

    ルートの色

    両方の運転手が配達に出かけている間、それらのルートを簡単に比較できます。オットーが戻ってきたら、オットーのレイヤーをマップから削除できます (レイヤーは、引き続き [マイ コンテンツ] に保存されます)。新たに注文が入ったら、オットー用に新しいルート案内の作成を開始します。最終的にこのレイヤーも保存します。

  16. [Delivery zones] ブックマークにズームします。
  17. マップを保存します。

運転手のために複数のストップのルートを最適化する方法を学びました。


ストップから得られるデータの分析

これまでは、ストップ (配達先) が複数ある場合のルート案内を検索し、それらのルートをレイヤーとして保存しました。長期にわたってストップを分析すると、顧客層、顧客が住む場所、顧客に共通している人口統計的特徴について理解を深めることができます。また、この分析は、広告計画を策定したり、新規レストランの立地場所を決定したりする際に役立ちます。

次に、保存したルートを新規マップに追加します。次に、ルートのストップを 1 つのレイヤーにマージして、そのレイヤーを消費者のライフスタイル情報のレイヤーと対照させて表示します。最後に、レイヤーを CSV ファイルとしてエクスポートして、スプレッドシートや GIS アプリケーションで詳しい分析を行うために使用できるようにします。2 つの短いルートから得られるデータは、もちろん限られていますが、データを結合、評価、エクスポートする際の原理は大規模なデータ セットの場合と同じです。

マップへのルート レイヤーの追加

はじめに新規マップを作成し、前回のレッスンで保存したルート レイヤーを追加します。

  1. 必要に応じて、ArcGIS 組織のアカウントにサイン インします。
  2. ページの上部にある [マップ] をクリックします。すでにサイン イン済みで、マップがブラウザーで開いている場合は、ページの右上隅にある [新規マップ] をクリックします。[新規マップ] ウィンドウで、[マップの新規作成] をクリックします。

    マップの新規作成

    米国大陸を範囲とする新規マップが開きます。

  3. リボンの [追加] ボタンをクリックし、[レイヤーの検索] を選択します。
  4. [レイヤーの検索] ウィンドウの上部にある [検索先:] 矢印をクリックして、設定を [組織] から [マイ コンテンツ] へ変更します。

    レイヤーの検索

    [マイ コンテンツ] にあるすべてのレイヤーは、そのデータの範囲が現在のマップ範囲に含まれている限り、結果に表示されます。(検索結果をマップ エリアに制限しているチェックボックスにご注目ください)。

    備考:

    検索結果には、ここに表示されているよりも多くのレイヤーが含まれることがあります。結果を絞り込むには、[検索:] ボックスに「routes」または他の関連キーワードを入力します。

  5. 結果のリストで、[追加] をクリックしてオットーの 6:00 PM ルートをマップに追加します。

    レイヤーの追加

    レイヤーが追加され、マップ上でオットーのルートが拡大表示されます。

  6. [追加] をクリックしてブレイズの 6:30 PM ルートをマップに追加します。
  7. 戻る矢印をクリックして、[コンテンツ] に戻ります。
  8. マップ上で必要に応じてズームや画面移動を行って、ビューに両方のルートを表示します。

ルート情報の調査

前のレッスンで確認したように、ルート案内から作成されたレイヤーは、[Stops][DirectionPoints][DirectionLines]、および [RouteInfo] の 4 つのサブレイヤーで構成されます。サブレイヤーに関する情報を確認しますが、主な関心の対象はストップです。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで、Otto March 10 6 PM レイヤーの名前をクリックしてそのサブレイヤーを表示します。

    デフォルトでは、[Stops][DirectionLines][RouteInfo] はオン、[DirectionPoints] はオフになっています。

  2. [コンテンツ] ウィンドウで [Stops] サブレイヤーにポインターを合わせて [テーブルの表示] ボタンをクリックします。

    テーブルの表示

    サブレイヤーの情報テーブルがマップの下部に開きます。テーブルには各ストップの名前 (通常は住所) とストップの順序が表示されます。名前フィールドの住所を使用します。

    備考:

    テーブルの一部のフィールドはデフォルトでは表示されません。非表示のフィールドを表示するには、テーブルの右上隅にある [オプション] ボタンをクリックし、[列の表示/非表示] を選択します。

  3. [コンテンツ] ウィンドウで [RouteInfo] サブレイヤーにポインターを合わせて [テーブルの表示] ボタンをクリックします。

    テーブルが開き、ルートの合計移動時間と距離が表示されます。

  4. [DirectionsLines] サブレイヤーのテーブルを表示します。

    このテーブルには、ルートの各セグメントの時間と距離が表示されます。

  5. テーブルの右上隅にある [X] をクリックして、テーブルを非表示にします。

ストップのマージ

Stops サブレイヤーには、分析で使用する住所情報が含まれます。オットーのルートとブレイズのルートのストップを新しいレイヤーにマージします。配達先であるストップをすべて保存したいのであれば、レイヤーをマージする頻度を決定する必要があるでしょう。たとえば、週 1 回の頻度でこの処理を実行できます。

  1. オットーのルート レイヤーが引き続き展開された状態で、[Stops] サブレイヤーにポインターを合わせて [解析の実行] ボタンをクリックします。
  2. [解析の実行] ウィンドウで、[データの管理] をクリックして、[レイヤーのマージ] を選択します。

    レイヤーのマージ

  3. [レイヤーのマージ] ウィンドウの [マージするレイヤーの選択] で、[Blaze March 10 630 PM (Stops)] を選択します。
  4. 結果レイヤーの名前を「Stops March 10」に変更して、レイヤー名が組織内で一意になるようにユーザーの名前を付加します。
  5. [現在のマップ表示範囲を使用] チェックボックスをオフにします。

    [レイヤーのマージ] のパラメーター

    このチェックボックスをオフにすると、現在のマップの範囲以外にも存在するすべてのストップが、分析に確実に含まれるようになります (現在のビューの外部にストップは存在しないはずですが、この予防措置を実施してもそれが不利になることはありません)。

  6. 必要に応じて、[クレジットの表示] をクリックして、クレジットの使用量を表示します (クレジット使用量は、ほんのわずかです)。
  7. [分析の実行] をクリックします。

    [レイヤーのマージ] 操作が完了すると、Stops March 10 レイヤーがマップに追加されます。

  8. [コンテンツ] ウィンドウの [Blaze March 10 630 PM] レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [削除] を選択します。
  9. 同じようにして、Otto March 10 6 PM レイヤーを削除します。

    Stops レイヤー

    ルートがマップから削除されたら、マージされたレイヤーのストップを確認できます。6 か所の目的地それぞれを表す同数のストップと、Wok & Roll を表す 2 つのストップ (元のルート レイヤーの両方に含まれるストップ) があります (2 つの Wok & Roll ポイントは正確に一致するため、1 つのポイントのように見えます)。

  10. 名前を削除し、[Stops March 10] レイヤーの名前を変更します。
  11. [コンテンツ] ウィンドウの Stops March 10 レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [ポップアップの削除] を選択します。

    次のセクションでは 2016 USA Tapestry Segmentation レイヤーを扱うため、ポップアップが表示されると作業の妨げになります。

2016 USA Tapestry Segmentation レイヤーの追加

Esri のタペストリ マーケット セグメンテーションは、社会経済的特徴と人口統計的特徴によって米国内の特色ある 67 のマーケットを識別する地理的人口統計学システムです。このシステムは 50 州すべてとコロンビア特別区内の近傍ごとに米国人消費者の正確かつ包括的なプロファイルを提供します。これらの 67 のセグメントはさらに、LifeMode グループと呼ばれる 14 のより大きなカテゴリにグループ化され、共通のライフスタイル、特性、経験についての詳細を示します。

このセクションでは、2016 Tapestry Segmentation レイヤーをマップに追加して、顧客についてどのような情報がわかるのかを確認します。これらの情報は業務の改善に役立ちます。

タペストリ セグメンテーション」の詳細については、ArcGIS Online ヘルプをご参照ください。

  1. リボンにある [追加] ボタンをクリックし、[Living Atlas レイヤーの参照] を選択します。
  2. 検索ボックスに「usa tapestry」と入力し、Enter キーを押してオプションをフィルター処理します。

    Living Atlas レイヤーの参照

  3. [2018 USA Tapestry Segmentation] レイヤーで、[レイヤーをマップに追加] をクリックして [レイヤーとして] を選択します。[Living Atlas レイヤーの参照] ウィンドウを閉じます。

    タペストリ

    2018 USA Tapestry Segmentation レイヤーがマップに追加されます。このレイヤーはカテゴリ別に色分けされています。

  4. [コンテンツ] ウィンドウの上部にある [マップの凡例を表示] ボタンをクリックします。

    タペストリ セグメンテーション

    それぞれの色が 14 の LifeMode グループのうちの 1 つを表します。LifeMode グループはさらに細かいセグメントから構成されます。たとえば、マップ上の赤色のエリア フィーチャは、[Senior Styles LifeMode] グループを構成する 6 つのセグメントのうちのどれかを表すことができます。

    マップ上のサンプル ポイントのうちの 3 つ (レストラン自体は計算に入れない) は [Senior Styles LifeMode] グループに属しています。もちろん、これは極めて小さなサンプルですが、より多くの住所を収集した後に、このサンプルが共通のパターンを示すことがわかったとしたらどうでしょう。

  5. マップ上で、2 つのストップを含む赤色のフィーチャをクリックします。

    タペストリ セグメントのポップアップ

    ポップアップには、この場所の大部分を占める [Retirement Communities タペストリ] セグメント ([Senior Styles] に含まれるセグメントの 1 つ) の特徴がまとめられています。このエリアの平均世帯収入は比較的低いレベルですが、世帯規模もまた小さいと考えられます。

  6. ポップアップの上部にある Retirement Communities (9E) リンクをクリックします。

    新しいブラウザー タブが開き、セグメントの詳細情報が表示されます。ページの上部にある人口統計情報は、[Retirement Communities] セグメントについて全国的な観点から説明しています。平均年齢は 52 と示されていますが、マップ上で選択したブロック グループでは 48 になっていることに注目してください。

  7. Who Are We? 列では、このセグメントでの比較的低い年収が、外食を含む余暇活動を住民が楽しむことを妨げる要因になってはいないことが述べられています。

    Who Are We?

  8. Our Neighborhood 列では、「5 世帯につき 1 世帯が乗用車を所有していない」という最後の箇条書きに注目してください。

    この情報は、このタペストリ セグメントでレストランが好評であったことの説明になる可能性があります。

  9. Socioeconomic Traits 列では、このセグメントについて、クーポンを使用するのが好きである、節約する、コンピューターよりも雑誌を好む、健康に関する意識が高いことが言及されています。

    これらの情報は、いくつかの方向性で考えを進展させる助けになります。割引クーポンの提供はよい考えです。特に、クーポンをチラシの下部に掲載しておけば、そのチラシを顧客のドアに掛けておくことができます。その一方で、遠方への配達に対する 3 ドルの追加料金は、顧客の購買意欲を削ぐことになるかもしれません。オンライン広告よりも、新聞や雑誌の広告が大きな成果を収めるでしょう。また、より健康に配慮した数種類の特別料理をメニューに加えることも、業績を向上させるためのお勧めの方法です。

  10. 下へスクロールして、残りの情報に目を通します。

    他に役立つ情報が見つかることもあれば、見つからないこともありますが、これまでに確認した情報は興味を引きます。

  11. Retirement Communities セグメント情報を含むブラウザー タブを閉じます。
  12. マップ上で、ポップアップの一番下までスクロールします。

    パイ チャート

    ポップアップには、チャートと、追加のタペストリ セグメンテーション リソースへのリンクが表示されています。

  13. 小さな黒い矢印をクリックして、ポップアップ メディアを移動しながら参照します。
  14. 終了したら、ポップアップを閉じます。

    宅配区域内でのタペストリ セグメントの調査は、参照先の住所が増えた場合に役立ちます。増え続けるストップのリストを管理する方法の 1 つは、ここで実行したようにレイヤーをマージし続けることです。または、もう 1 つの方法として、ストップを CSV ファイルに抽出して、テーブルとして管理することができます。

CSV ファイルへのレイヤーの抽出

カンマ区切り値 (CSV) ファイルは、ほとんどのスプレッドシートおよびデータベース プログラムで読み取ることができる表形式のファイルです。ストップの住所は、CSV 形式から空間データへいつでも容易に変換し直すことができます。

  1. [コンテンツ] ウィンドウの上部にある [マップのコンテンツを表示] ボタンをクリックします。
  2. [コンテンツ] ウィンドウで Stops March 10 レイヤーにポインターを合わせて [解析の実行] ボタンをクリックします。
  3. [解析の実行] ウィンドウで、[データの管理] をクリックして、[データの抽出] をクリックします。

    データの抽出

    [データの抽出] ウィンドウでは、Stops March 10 が、抽出対象のレイヤーとしてオンになっており、分析範囲は [表示領域に一致] に設定され、出力データ形式は [CSV (*.csv または *.zip)] になっています。

    ヒント:

    マップ上で 1 ~ 2 レベル縮小表示して、必ずすべてのストップがマップ ビューに含まれるようにします。

  4. 出力ファイル名を「Extracted Stops March 10」に変更します。

    [データの抽出] のパラメーター

  5. 必要に応じて、[クレジットの表示] をクリックします。
  6. [分析の実行] をクリックします。

    情報メッセージ

  7. 情報メッセージで [OK] をクリックします。
  8. ページの左上隅にある [ホーム] メニューをクリックし、[コンテンツ] を選択します。

    マイ コンテンツ

    抽出された CSV ファイルが [マイ コンテンツ] にアイテムとして存在しています。(ファイルを表示するためにブラウザーを更新する必要がある場合があります)。

  9. Extracted Stops March 10 レイヤーの横にある省略記号をクリックして [ダウンロード] を選択します。

    コンピューターにダウンロードされたファイルが、CSV ファイルに関連付けられたデフォルトのアプリケーションの形式 (Microsoft Excel など) で開きます。

  10. ダウンロードされた CSV ファイルを開きます。

    この CSV ファイルの Long、Lat、Name 列が重要です (緯度経度の値は、CSV ファイルを空間データに変換し直す際に役立ちます)。

  11. これらの 3 つの列の幅を広げ、値が表示されるようにします。
  12. その他の列は削除します。
  13. Name の値が「Wok & Roll」の行を削除します。
  14. D 列に、見出しとして「Date」と入力します。
  15. [Date] 列の 2 行目に、「March 10」と入力して Enter キーを押します。

    お使いのスプレッドシートで、データ形式が自動的に調整されることがあります。

  16. その値をコピーして、残りの行に貼り付けます。

    形式が再設定されたテーブル

  17. ファイルを保存します。ファイルを CSV 形式で保存するかどうかたずねられたら、[はい] をクリックしてファイルを CSV 形式で保持します。

    追加のレイヤーを CSV ファイルに抽出する際には、レイヤーの情報をコピーしてマスター CSV ファイル (ここで処理したファイルなど) に貼り付けることができます。

    ヒント:

    マップを表示するために CSV ファイルをフィーチャ レイヤーに変換し直す場合は、ArcGIS Online ヘルプ トピック「フィーチャの公開」の「CSV ファイルの公開」をご参照ください。

    このレッスンで作成したマップを保存する必要はありません。

おめでとうございます! これで「到達圏分析による宅配の効率化」の結論に達しました。

まず、マップ メモを使って場所 (Wok & Roll のレストラン) を定義しました。次に、レストランの周辺に到達圏レイヤーを作成して、宅配区域を設定しました。運転手のためにルート案内を取得する方法とルート案内を再利用可能なマップ レイヤーとして保存する方法を学習しました。さらに、顧客層の理解に役立つように、配達先の住所を ArcGIS Online のライフスタイル データと一緒に表示する方法を確認しました。また、データ管理を容易にするために住所を CSV ファイルに抽出する方法も学習しました。

その他のレッスンについては、「Learn ArcGIS Lesson ギャラリー」をご参照ください。