マップの共有
サイン インしてマップを開く
最初に、アルバータ州レッド ディアのレクリエーション施設のマップを開きます。
- Red Deer Recreation Facilities のマップを開きます。
これは、同僚の助けを得て作成したマップであり、これを GIS マネージャーと共有します。
注意:
組織とユーザーの設定によっては、Map Viewer Classic が開いている場合があります。ArcGIS Online には、マップの表示、使用、作成のための 2 つの Map Viewer があります。 利用可能で使用する Map Viewer の詳細については、こちらの「FAQ」をご参照ください。
このチュートリアルでは Map Viewer を使用します。
マップは、施設タイプ (屋内、多目的など) によってスタイル設定されたレッド ディアのレクリエーション施設の場所を示しています。 マップの左側にある凡例は、各色が何を表しているかを示しています。 マップ上の場所をクリックすると、施設名や環境設備など、施設に関する情報を示すポップアップを表示できます。 このマップは、次回のスポーツ イベントに向け、より包括的な Web マップを作成する第一歩となります。
注意:
ポップアップの構成の詳細
- Map Viewer リボン上で [サイン イン] をクリックして、ArcGIS Online 認証情報を入力します。
注意:
組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください。
このチュートリアルでは、共有するマップのコピーを作成する必要があります。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーで、[保存して開く] をクリックしてから [名前を付けて保存] をクリックします。
[マップの保存] ウィンドウが表示されます。
- [マップの保存] ウィンドウで、マップのタイトルにイニシャルを追加し、[サマリー] を「This map shows recreation facilities by type in Red Deer, Alberta.」に変更します。
- [保存] をクリックします。
ArcGIS Online アカウントにマップのコピーが保存されます。
非公開でのマップの共有
レッド ディアのレクリエーション施設のマップは、[マイ コンテンツ] 内のアイテムとして保存されています。 現在、マップにアクセスして表示できるのはあなただけですが、GIS マネージャーがマップをレビューおよび承認し、市の Web サイトで特集してもらおうと考えています。 あなたの同僚は、これを行うための最適な方法は、グループを利用して非公開でマップを共有することだと言っています。 グループを作成した後に、マップをそのグループ コンテンツに追加し、グループ メンバーを追加して、1 人のメンバーのロールを管理者に設定します。
- 画面上部のオプション ボタンをクリックし、[グループ] をクリックします。
ArcGIS Online に [グループ] ページが表示されます。
- [グループ] ページで、[グループの作成] をクリックします。
- [グループの作成] ウィンドウの [グループ概要] の下で、[名前] に「Red Deer Recreation Facilities」と入力し、簡単なサマリーを入力して、タグを追加します。
- [このグループを表示できる人] で、[グループ メンバーのみ] を選択します。 その他の設定では、デフォルト値をそのまま使用します。
- [保存] をクリックします。
グループの詳細ページが表示されます。
- [説明] の下で、[グループの詳細な説明を追加します] をクリックします。
- 簡単な説明を入力し、[保存] をクリックします。
グループが作成されましたが、コンテンツとメンバーはまだありません。 最初に、マップをグループと共有します。
- グループの [コンテンツ] タブをクリックします。 [アイテムをグループに追加] をクリックします。
[アイテムをグループに追加] ウィンドウが表示されます。
- Red Deer Recreation Facilities Web マップを見つけ、マップ名の横にあるチェックボックスをオンにします。
- [アイテムの追加] をクリックします。
マップがグループと共有されます。 次のステップでは、GIS マネージャーをグループに招待してマップをレビューできるようにします。 同僚のフィードバックがある場合を考えて、同僚もグループに招待することにします。
注意:
このチュートリアルでは、ArcGIS Online の組織アカウントを持つ組織のメンバーを 2 人招待します。
- グループの [メンバー] タブをクリックし、[メンバーの招待] をクリックします。
- 必要に応じて、タブ、フィルター、並べ替えオプション、検索機能を使用して、グループに追加する 2 人のメンバーを検索します。 メンバーを選択して、[確認メッセージを表示せずに、組織サイトのメンバーを追加] チェックボックスをオンのままにします。 [グループへのメンバーの追加] をクリックします。
これで、追加したユーザーがグループのメンバーになりました。
- [メンバー] ページで、GIS マネージャーにするメンバーのチェックボックスをオンにし、[メンバーのグループ ロールの更新] をクリックします。
- [<ユーザー名> のグループ ロールの更新] ウィンドウで [管理者] を選択して [保存] をクリックします。
これで、[グループ 管理者] ロールを持つユーザーがグループ内に存在するようになりました。
アイテム詳細ページの編集
GIS マネージャーのマップのレビューを待つ間、同僚はマップのアイテム ページを修正することを勧めます。 ArcGIS Online 内のアイテムごとに、さまざまな情報、アクション、オプション、および設定を含むアイテム ページが表示されます。 アイテム ページを使用すると、他のユーザーは、コンテンツを検索するだけでなく、コンテンツの目的、コンテンツに含まれるデータ、コンテンツの使用に対する制限の有無を確認することもできます。
あなたの Web マップのアイテム ページはまだ情報が多くありません。 たとえば、マップの詳細な説明がなく、データ ソースが明記されていません。 コンテンツを信頼性と説得力のあるものにするには、アイテム ページをできる限り包括的で有益なものにすることが重要です。 [アイテム情報] バーは、これを支援します。 アイテム情報バーは、完全なアイテム情報の提供に向けた進捗を示します。また、実行できる最も重要な改善も示します。
ヒント:
また、包括的で説得力のあるアイテムの詳細で文書化されたアイテムの例を表示すると役立ちます。
- [Red Deer Recreation Facilities] グループ ページで、[コンテンツ] タブをクリックし、マップの名前をクリックしてアイテム ページを開きます。
Web マップのアイテム ページには、すでに一部の情報が含まれています。アイテムのサマリーとタグはマップの保存時に入力されました。 追加情報が自動的に生成されました。 たとえば、Web マップに 2 つのレイヤーがあることがわかります。地形図ベースマップと、レッド ディアのレクリエーション施設のロケーションがあるレイヤーです。
注意:
ArcGIS Online でのアイテム ページの詳細
チュートリアルの前のほうでマップのコピーを作成したときに、タイトルに自分のイニシャルを追加してオリジナルのマップと区別しました。 パブリックでマップを共有するときはタイトルにイニシャルは不要ですので、ここで削除します。
- マップ タイトルの横にある [編集] ボタンをクリックしてイニシャルを削除し、[保存] をクリックします。
次に、マップの詳細な説明を追加します。
- [アイテム情報] の [最初の改善] で [説明の追加] をクリックします。
- 次のテキストを入力して、[保存] をクリックします。
このマップは、カナダのアルバータ州レッド ディアのレクリエーション施設を示しています。 このマップは、 City of Red Deer Open Data Catalogue からダウンロードされた CSV データ ファイルの変更されたバージョンを使用して作成されました。 マップとポップアップは、レッド ディア市の Web サイト、レッド ディア市のオープンデータ カタログ、レッド ディアの観光パンフレットを参考にしています。 施設は、屋内、多目的、屋外、屋外ジムに分類され、カテゴリ別に異なる色で示されます。 ポップアップには、名前、住所、環境設備のリストなど、各施設の情報が含まれます。 また、マップは Esri の World Topographic ベースマップをフィーチャしています。 このマップは学習のためにのみ作成されました。信頼できるリソースとして使用することはできません。
ヒント:
テキストをコピーして貼り付けると、書式設定されたテキストが表示されることがあります。 この書式を削除するには、テキストをハイライト表示して、ツールバーの [書式の解除] ボタンをクリックします。
[アイテム情報] バーが更新され、追加した情報が反映されます。 次に、マップの使用方法をユーザーに知らせるために、利用規約を追加することをお勧めします。
- [アイテム情報] の下の [最初の改善] で、[利用規約の追加] をクリックし、次のテキストを入力して [保存] をクリックします。
このマップは、レッド ディア市のオープンデータ カタログからダウンロードした CSV データ ファイルの修正バージョンを使用し、レッド ディア市の Web サイトとレッド ディアの観光パンフレットの情報を使用して、学習のためにのみ作成されました。
[アイテム情報] バーは、十分な詳細を入力したことを示しますが、データの提供元の著作権を表示することもお勧めします。
- [著作権 (帰属)] で [編集] をクリックして次のテキストを入力し、[保存] をクリックします。
Esri, City of Red Deer, Tourism Red Deer.
ヒント:
組織アカウントを使用してサイン インしていて、組織がコンテンツのカテゴリを設定している場合、他のユーザーがマップを見つけやすいように、[カテゴリ] の横にある [編集] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択できます。 また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。
カスタム サムネイルの追加
サムネイル画像は、アイテムを ArcGIS Online に追加するとき、デフォルトで作成されます。 美しいサムネイル画像により、ギャラリーと検索結果においてアイテムを目立たせることができます。
マップ用に自動的に生成されるサムネイル画像でも問題ありませんが、あなたの同僚はマップを目立たせるカスタム画像を含める必要があると考えています。 実際に、同僚はあなたが使用するサムネイル画像を 1 つ作成済みです。あなたがアクセスできるように、画像ファイルをアイテムとしてArcGIS Online に追加しています。
- Red Deer Recreation Facilities のマップのサムネイル アイテム ページを開きます。
- [ダウンロード] をクリックします。 画像をコンピューター上のフォルダーに保存します。
- マップのアイテム ページに戻ります。
ヒント:
アイテム ページに戻るには、[グループ] ページに移動し、[Red Deer Recreation Facilities] グループをクリックして [コンテンツ] タブをクリックし、マップの名前をクリックします。
- デフォルトのサムネイルの上にある [サムネイルの編集] をクリックします。
- [サムネイルの作成] ウィンドウで、[参照] をクリックし、ダウンロードしたサムネイル画像を参照して選択するか、画像をウィンドウにドラッグします。 [保存] をクリックして、新しいサムネイルをアップロードします。
パブリックでのマップの共有
これで、アイテムの詳細が完成しました。あなたは、GIS マネージャーがアイテム ページの [コメント] セクションを使用してマップに関するフィードバックを提供したことを示す電子メール通知をちょうど受信したところです。 コメントによると、GIS マネージャーは、マップがレッド ディア住民とそのエリアへの訪問者向けの素晴らしいリソースであると考えており、すべての人 (パブリック) で共有しようと言っています。
注意:
アイテム ページのコメント セクションについてご参照ください。
- [Red Deer Recreation Facilities] マップのアイテム ページで、[共有] をクリックします。
- [共有] ウィンドウで、[すべての人に公開 (パブリック)] チェックボックスをオンにします。
注意:
このチュートリアル以外の実際のマップを共有する場合は、マップをすべての人と共有する前にアイテム ページの [概要] タブで GIS マネージャーのコメントを削除します。
- [保存] をクリックします。
これで、誰でもマップを検索して表示できるようになります。 準備が完了したら、レッド ディア市の Web サイトにマップを埋め込み、サイトにマップを掲載できます。 組織が確認済みであり、アイテムを更新する権限がある場合は、アイテムを信頼済みとして指定することで検索結果で強調し、[ステータス] フィルターを使って見つけやすくすることができます。
スポーツ イベントまでの間、新しいデータを集めて、マップに追加できます。たとえば、レッド ディアの設備を示すレイヤーやレストランを示す別のレイヤーを追加できます。
このチュートリアルでは、レッド ディアのレクリエーション施設のマップを明確に文書化し、承認して、パブリックで共有しました。 次は何を学びますか?
自分自身で ArcGIS Online を探索して、何ができるのかを見つけることができます。 いくつかのアイデアを次に紹介します。 公開権限または管理者権限を持つ組織アカウントを必要とするものがあり、クレジットが消費される場合があります。
- プロフィールをより具体的に記述して、自分の専門エリアで信頼を得ます。
- コンテンツに .csv ソース ファイルを追加して、組織内の他のユーザーと共有します。
- 有効化されたツールや機能の選択など、マップの設定を変更します。
- レクリエーション施設の画像を集め、アイテムとして追加して、ポップアップに含めます。
- Web マップの使用量を監視して、人気度を確認します。
- テキスト、ビデオ、画像、Web ページを追加したストーリー マップなどのマップで Web アプリを作成します。
- 共有とグループについては、「共有の基本操作」、「グループの作成の開始」、「共有のベスト プラクティス」、「最適なサムネイルの提案」などの学習リソースを活用してください。
- 他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。