修正ジオメトリーでメッシュを修正する
プロジェクトをダウンロードして開く
反射面が大きい高層ビルでは、メッシュ出力にエラーが発生することがあります。 非常に滑らかな反射面では、テクスチャーが不足しているために画像間の正確なポイント マッチングができず、再構築プロセスで問題が発生する可能性があります。 その結果、建物の外観の一部においてメッシュが不完全になります。 これらの欠陥は、修正ジオメトリーを作成して適用することで修復できます。
はじめに、プロジェクトをダウンロードして開き、反射面がある高層ビルのメッシュの、欠落したセグメントを修復します。
- Reality_TrainingData03.zip ファイルをダウンロードし、コンピューター上で、ダウンロードしたファイルを選択します。
注意:
このファイルのサイズは 11.7 GB であるため、ダウンロードには数分かかる場合があります。 ほとんどの Web ブラウザーでは、デフォルトでコンピューターの [ダウンロード] フォルダーにファイルがダウンロードされます。
- 圧縮データを C:\ ドライブに展開します。
注意:
大半の展開プログラムでは、展開するファイルの出力先を選択できます。 出力先が C:\ であることを確認してからプログラムを実行します。

フォルダーが展開されます。 パスは C:\Reality_TrainingData03 です。
注意:
データのパスは、正確に C:\Reality_TrainingData03 にしてください。
- 解凍した [Reality_TrainingData03] フォルダーを開いて [RS_FRA_Part3] フォルダーを開き、[RS_FRA_Part3] プロジェクト ファイルをダブルクリックします。

- 以前のプロジェクトへの提供を停止するよう求められたら、[OK] をクリックします。
プロジェクトが開きます。 [グローブ] ウィンドウに、高層ビル 2 棟を含む対象領域が表示されます。 2 棟のうち低い方の外観の一部が欠けています。

- [ナビゲーター] を展開します。

- 内部のリングをクリックしてドラッグし、ビューを傾けたり回転させたりして、欠陥のあるサーフェスを調べます。

この欠陥を修正するために、再構築プロセスで建物の実際の形状を示す、修正ジオメトリーを描画します。
修正ジオメトリーの作成
次に、修正ジオメトリーを作成して、建物の外観のメッシュにある欠陥を修復します。
- リボンの [ホーム] タブをクリックします。 [入力] グループで、[ジオメトリー] をクリックし、[ジオメトリーの作成] を選択します。

[作成] ツールが表示されます。
- [ジオメトリー名] に「Mesh_Edit_Fra」と入力します。

- [ジオメトリー タイプ] で [修正] を選択します。

- [空間参照] で、[Frankfurt_Part3] を選択します。

[空間参照] フィールドに [ETRS 1989 UTM Zone 32N / VCS: DHHN2016 height] が入力されます。
- [作成] をクリックします。
新しい修正ジオメトリー レイヤーが [プロジェクト ツリー] ウィンドウに追加されます。

- [Mesh_Edit_Fra] レイヤーをクリックして選択します。

そのレイヤーが選択されている間、リボンに [編集] タブが表示されます。
修正ポリゴンの追加
修正レイヤーでポリゴンをデジタル化し、建物のエッジに合う垂直な平面を形成して欠陥を修復します。
- [ナビゲーター] を使用し、西側が手前になるように建物を配置します。

高い方の建物が欠陥のある建物の後ろになります。 次の画像に含まれる黄色の四角形は、ポリゴンを追加する場所を示しています。

- リボンの [編集] タブにある [フィーチャ] グループで、[ポリゴンの作成] をクリックします。

- 建物の左下のエッジにポインターを移動します。

ポインターが左下のエッジの頂点でメッシュをスナップします。
- 建物のメッシュのエッジをクリックして、頂点を追加します。
注意:
ポリゴンの描画中に一時的に画面移動モードにするには、「C」を長押しします。
- 建物の左上のエッジにポインターを移動し、クリックして頂点を追加します。

注意:
頂点が正しく配置されていない場合は、リボンの [編集] タブで、[元に戻す] ボタンを使用して削除できます。
- 建物の右上のエッジにポインターを移動し、クリックして頂点を追加します。

右上のエッジにポインターを移動すると、定義している平面がオレンジのハイライト色で表示されます。
- 建物の右下のエッジにポインターを移動し、ダブルクリックして頂点を追加します。

ダブルクリックしてポリゴンを閉じます。

注意:
ポリゴンが正しく配置されていない場合は、[キャンセル] ボタンを使用して削除できます。
- [完了] をクリックします。

建物の外観のこちら側に修正ジオメトリーを作成しました。 次に、同じ手法を使用して、もう 1 つの面に 2 つ目の修正ポリゴンを追加します。
2 つ目の修正ポリゴンの追加
建物には適切に再構築されていない面がもう 1 つあります。 これを修復するために、別の修正ポリゴンを追加します。
- ビューを回転させ、もう 1 つの欠陥面が手前に来るようにします。

- 建物のこのフェイスの左下にあるエッジに頂点を追加します。

- 左上のエッジに頂点を追加します。

- 右上のエッジに頂点を追加します。

- このフェイスの右下にあるエッジをダブルクリックして頂点を追加し、ポリゴンを完成させます。

- [完了] をクリックします。
2 つ目の修正ポリゴンが完成しました。

- リボンの [保存] をクリックします。 [編集の保存] ウィンドウで、[はい] をクリックします。

修正ジオメトリーが追加されました。
- [キャンセル] をクリックして編集モードを終了します。

次に、メッシュを修復します。
再構築の更新
編集内容をメッシュに組み込むためには、既存の再構築を修正ジオメトリーで更新する必要があります。
- [プロジェクト ツリー] ウィンドウの [再構築] セクションで、[REC_3D_FRA_Part3] を右クリックし、[設定] を選択します。

[再構築] ウィンドウが開きます。
- [再構築] ウィンドウで、下にスクロールして [高度な設定] セクションを展開します。
- [修正ジオメトリー] で [Mesh_Edit_Fra] を選択します。

- [保存] をクリックします。
- [再処理の再構築] の警告で [OK] をクリックします。
- リボンの [再構築] タブで、[ワークスペースの管理] をクリックします。

ワークスペース マネージャー ウィンドウが、[グローブ] ビューの下に表示されます。
- ワークスペース マネージャー ウィンドウで [提供の開始] をクリックします。

提供が開始されると、コマンドライン インターフェイスが開きます。 ワークスペースに送信されたタスクの進捗状況が報告されます。
ワークスペース マネージャーも現在のジョブの進捗状況を追跡します。 メッシュの再処理には、推奨ハードウェアで約 15 ~ 20 分かかります。
- ワークスペース マネージャーで、[ジョブ モニター] をクリックします。

このジョブで完了中の個々のタスクのステータスと進捗状況を示すテーブルが表示されます。

- 処理が完了したら、ワークスペース マネージャー ウィンドウで [提供の停止] をクリックします。 [提供の停止] ウィンドウで [OK] をクリックします。

- ワークスペース マネージャーとジョブ モニターのタブを閉じます。
- [プロジェクト ツリー] ウィンドウの [再構築] セクションで、[REC_3D_FRA_Part3] を展開し、さらに [プロダクト] を展開します。 [Mesh] レイヤーにポインターを合わせ、[表示/非表示の切り替え] ボタンをクリックしてレイヤーをオンにします。

- [ジオメトリー] セクションで、[Mesh_Edit_Fra] の [表示/非表示の切り替え] をクリックし、レイヤーをオフにします。
- ビューを回転させ、修正した建物を調べます。

- [プロジェクトの保存] をクリックします。

このチュートリアルでは、修正ジオメトリーを追加してメッシュ レイヤーの再構築エラーを修復する方法を学びました。 また、再構築を再処理してメッシュを修復する方法も学びました。
他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。
