リアルタイム Web マップの作成
リアルタイム アプリを作成する最初のステップは、必要なリアルタイム データを使用した Web マップを作成することです。 市の公共事業部は、自動車両位置 (AVL) デバイスを使用して、除雪車のリアルタイム データをすでに収集しています。 これらのデバイスは各除雪車に搭載され、車両から市庁の受信機に GPS 座標を送信します。 あなたは、このデータを Web マップに追加し、適切にシンボル表示とラベリングを行い、重要な情報をユーザーに明確に伝えます。
リアルタイム データの追加
地方政府のリアルタイム フィーチャ レイヤーは、ArcGIS GeoEvent Server によって定期的に更新されます。これは (各除雪車の AVL デバイスなどから送信される) リアルタイム データ ストリームを ArcGIS Online と ArcGIS Enterprise でホストされるフィーチャ サービスに接続します。 あなたは、3 つのリアルタイム フィーチャ レイヤーを新しい Web マップに追加します。
注意:
このチュートリアルでは、GeoEvent Server を使用したリアルタイム フィーチャ サービスの作成方法については説明しません。 詳細については、ArcGIS GeoEvent Server ギャラリーのチュートリアルをご参照ください。
- 「ArcGIS の組織アカウント」にサイン インします。
注意:
組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください。
- リボンの [マップ] タブをクリックします。

Map Viewer が主題ベースマップとともに開きます。 次に、除雪車と道路に関する市の 3 つのリアルタイム レイヤーを検索して追加します。
- [レイヤー] ウィンドウの [追加] をクリックします。

[レイヤーの追加] ウィンドウが表示されます。
- [レイヤーの追加] ウィンドウで [マイ コンテンツ] ドロップダウン矢印をクリックして [ArcGIS Online] を選択します。
- [検索] テキスト ボックスに「Vehicles (Latest)」と入力します。 次に、検索ボックスに「owner:Esri_Tutorials_GE」と入力し、Esri_Tutorials_GE アカウントが所有するレイヤーのみを検索対象にします。
![[Vehicles (Latest)] レイヤーの検索結果 [Vehicles (Latest)] レイヤーの検索結果](GUID-BFD7E2D2-7767-408D-BDA0-9173D199B7F3-web.png)
検索結果として [Vehicles (Latest)] レイヤーが返されます。 このレイヤーには、各除雪車の最新の記録位置を表示するポイント フィーチャが含まれています。 除雪車の位置が変化すると、AVL デバイスが車両の GPS 座標を GeoEvent Server に送信します。 レイヤーは、適切に構成されると最新の座標で自動的に更新されます。
- [Vehicles (Latest)] で、[追加] ボタンをクリックします。 ユタ州のソルトレイクシティ周辺のフィーチャを拡大します。

車両は、色付きの三角形で表されます。 オレンジの三角形は除雪車を表し、青の三角形は除雪機を搭載したピックアップ トラックを表します。 5 台の車両それぞれに対応するシンボルがマップ上に表示されます。 現時点では、シンボルの位置はリアルタイムで更新されません。レイヤーで更新機能を有効化するように設定をまだ変更していないためです。 まず、残りのレイヤーをマップに追加します。 次に、レイヤーの更新間隔を更新します。
- [レイヤーの追加] ウィンドウで、検索文字列を「Vehicles (Past) owner:Esri_Tutorials_GE」に変更します。

- 検索結果から、[Vehicles (Past)] レイヤーで、[追加] ボタンをクリックします。

車両の以前の位置は、色付きの円で表されます。 前回と同様に、オレンジは除雪車、青はピックアップ トラックを表します。 他のレイヤーと同様に、このレイヤーもリアルタイムでの更新はまだ有効化されていません。 また、円が非常に多いため、各車両の最新位置を表す三角形が隠れてしまっています。 このチュートリアルの後半では、それぞれ区別しやすくなるように、レイヤーの 1 つのシンボルを変更します。 その前に、レイヤーをもう 1 つ追加します。
- [レイヤーの追加] ウィンドウで、[Street Plowed Status owner:Esri_Tutorials_GE] レイヤーを検索して追加します。

[Street Plowed Status] レイヤーがマップに追加されました。

このレイヤーには、地域の主要道路を表すフィーチャが含まれています。 各道路は、除雪済み (緑)、未除雪 (赤)、除雪中 (黄) のいずれかに基づいてシンボル表示されています。 このフィーチャはラインに見えますが、実際はポリゴンです。 除雪車が特定の道路セクションに出入りしたことを検出するために、元の道路の中心線データは、選択した距離でバッファー処理されています。 そのため、除雪車の位置が各道路の中心でなくても、その道路上にあると登録されます。 バッファーはジオフェンス (何かがエリアに進入した場合に応答処理を実行するジオメトリの境界) として GeoEvent Server に追加されます。 この場合、除雪車がジオフェンスを横断したか横断中であるかどうかに応じて、道路は除雪済み、未除雪、除雪中としてマークされます。
- [レイヤーの追加] ウィンドウで、[戻る] ボタンをクリックします。
[レイヤー] ウィンドウに、マップに追加したレイヤーが表示されます。

現在のベースマップでは Street Plowed Status レイヤーが目立たないので、濃い色のベースマップに変更します。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーで [ベースマップ] をクリックし、[キャンバス (ダーク グレー)] を選択します。

これで、Street Plowed Status レイヤーがマップ上でより明確に表示されるようになります。

レイヤーを追加しましたが、各レイヤーのテンポラル コンポーネントは非アクティブです。 これらのレイヤーは、各除雪車の AVL に基づくライブ データ ストリームを含むように GeoEvent Server を使用して専用に用意されたものですが、更新間隔を設定するまでデータはマップ上で更新されません。 更新間隔は、レイヤーがマップ上で更新される時間です。 レイヤーは更新時に、GeoEvent Server を介してレイヤーに接続されたリアルタイム データ ストリームから最新データを取得します。 更新間隔を設定するまで、レイヤーがマップに追加された時点の最新データのみがレイヤーに表示されます。
- [コンテンツ] ツールバーの [レイヤー] をクリックします。 [Street Plowed Status] レイヤーが選択されていることを確認します。

この選択されたレイヤーの更新間隔を含む設定が変更できます。
- [設定] (明るい背景の) ツールバーにある [プロパティ] をクリックします。

- [更新間隔] で [レイヤーを自動的に更新] をオンにします。 [レイヤーの更新間隔] に 「0.5」と入力します。

このレイヤーの最小の更新間隔は 0.5 分 (30 秒) です。 これで、マップ上の [Street Plowed Status] レイヤーは、AVL デバイスからの最新データで 30 秒ごとに更新されます。
- 同様に、[Vehicles (Past)] レイヤーと [Vehicles (Latest)] レイヤーの [更新間隔] を 「0.5」分に設定します。
これで、3 つのレイヤーすべてが 30 秒ごとに更新されるようになりました。 レイヤーの順序を再編成して、車両の最新位置をマップ内の他のコンテンツの上に表示します。
- [レイヤー] ウィンドウで [Vehicles (Latest)] レイヤーを [Street Plowed Status] レイヤーの上にドラッグします。

- [Vehicles (Past)] レイヤーを [Vehicles (Latest)] レイヤーと [Street Plowed Status] レイヤーの間にドラッグします。

データのシンボル表示とラベリング
リアルタイム データ レイヤーを追加しましたが、デフォルトのシンボルでは、除雪車の現在位置がマップ上で簡単にはわかりません。 レイヤーのシンボルを変更し、それぞれの除雪車とトラックにラベルを付けて、わかりやすくします。
- [レイヤー] ウィンドウで [Vehicles (Latest)] を選択します。 [設定] ツールバーの [スタイル] をクリックします。

[シンボル] ウィンドウが表示されます。 レイヤーは、車両タイプ属性 (車両が除雪車かピックアップ トラックか) に基づいて、すでにシンボル表示されています。 表示されている属性は変更しませんが、シンボルのオプションを調整します。
- [スタイルの選択] の [タイプ (個別値シンボル)] で、[スタイル オプション] をクリックします。

ウィンドウにシンボル オプションが表示されます。 ピックアップ トラックと除雪車の 2 つのシンボルが表示されます。 もう一方の車両レイヤーとシンボルの整合性を維持するために、青とオレンジの配色は維持しますが、各シンボルを少し変更して、車両の現在位置がより目立つようにします。
- ピックアップ トラックの青の三角形シンボルをクリックします。

[シンボル スタイル] ウィンドウが開き、シンボルを変更するオプションが表示されます。 シンボルを基本ポイントから矢印に変更します。
- [現在のシンボル] で [基本ポイント] をクリックします。 [カテゴリ] で、[矢印] を選択します。
![[矢印] カテゴリ [矢印] カテゴリ](GUID-1C4C2F8A-1D48-4C00-B25E-AE731FE2880C-web.png)
- 矢印シンボルのリストをスクロールして、黒い円の中に上向きの白い矢印をクリックします。

次に、サイズと色を変更します。
- [シンボル スタイル] ウィンドウで [戻る] をクリックします。
- [現在のシンボル] で、[サイズ] に「30」と入力します。

- [ベクター マーカー] で、[塗りつぶし色] の [編集] をクリックします。

- [色の選択] ウィンドウの [#] に「71a5eb」と入力します。
- [完了] をクリックします。 [シンボル スタイル] ウィンドウを閉じます。
新しいシンボルがマップに自動的に適用されます。

新しいシンボルは、ピックアップ トラックの過去の位置シンボルと見分けがつく、少し異なる青のシンボルを使用しています。 次に、除雪車のシンボルにも同様の変更を加えます。
- [スタイル オプション] ウィンドウで、除雪車のオレンジの三角形のシンボルをクリックします。 [基本ポイント] をクリックして同じ矢印シンボルを選択します。
- シンボルのサイズを [30] に変更し、塗りつぶし色を [f5c056] に変更します。

- [色の選択] ウィンドウと [シンボル スタイル] ウィンドウを閉じます。
ピックアップと除雪車の両方のシンボルが更新されます。

矢印が常に上向きになるのではなく車両の進行方向を指すように、シンボルの向きを設定します。 ユーザーがシンボルに基づいて各車両のルートをたどりやすくなります。
- [スタイル オプション] ウィンドウで、[属性による回転] を展開します。 [属性値に基づいてシンボルを回転] をオンにします。

シンボルの回転のオプションが表示されます。
- [フィールド] で、[進行方向] を選択します。 [地理座標系] が選択されていることを確認します。

[地理座標系] とは、ゼロから時計回りで回転することを意味します。シンボルは、現在の向きから時計回りに回転します。 その結果、矢印が車両の進行方向を指すようになります。
- ウィンドウの下部にある [完了] をクリックします。 [完了] をクリックします。

注意:
シンボルの回転は、次の更新間隔になるまで適用されない可能性があります。
新しいシンボルがマップ上にわかりやすく表示され、ユーザーにより多くの情報を提供しています。 ただし、より目立つとともに豊富な情報を提供するように設定できます。 市の職員が特定車両の位置をマップ上で一目で判別できるように、車両にラベルを付けます。
- [設定] ツールバーの [ラベル] をクリックします。

[ラベル フィーチャ] ウィンドウが表示されます。 ラベルが有効になりましたが、構成する必要があります。 車両番号 (トラック 1、トラック 2 など) を識別するラベルを追加し、市職員がマップ上で保有している各トラックを識別できるようにします。
- [フィーチャのラベル作成] ウィンドウで [ラベル クラスの追加] をクリックします。

各トラックのラベルは、[vehiclename] 属性に基づいて追加されます。

ラベルによって、各シンボルに対応するトラックまたは除雪車がより明確に示されています (2 つのラベルが重なる場合は、マップ上に表示されない可能性があります)。
除雪車の過去の位置をフィルター処理
これは、それぞれの除雪車があった位置を知るのに役立ちますが、現時点では追跡している過去の位置が多すぎて、どの除雪車がどこにあり、それがいつだったのかがわかりにくくなっています。 この時間ベースのフィルタリングを活用して、過去 2 分以内の車両の位置のみを表示します。 このフィルターを適用することで、ユーザーへの視覚的な情報量を絞ることができます。
- [レイヤー] ウィンドウで、[Vehicles (Past)] レイヤーを選択します。
- [設定] ツールバーの [フィルター] をクリックします。
[フィルター] ウィンドウが表示されます。 このウィンドウを使用して、時間属性が過去 2 分以内であるフィーチャのみを表示する [Vehicles (Past)] レイヤーのフィルターを作成します。
- [フィルター] ウィンドウで、[新しく追加] をクリックします。

この条件式は、時間が現在の時間から過去 2 分以内に更新されたすべての種類の車両 (除雪車とピックアップ) をフィルター処理します。
- [条件] を次のように設定します:
- フィールドに [time] を選択します。
- 演算子に [in the last] を選択します。
- 値と単位に [2 minutes] を指定します。

- [保存] をクリックします。
マップ上のデータがフィルター処理されます。

これで、各除雪車の後ろに過去の位置の軌跡が表示されました。 フィルターによって、それぞれの除雪車がどこにあり、どの道路が最近除雪されたかがユーザーにわかりやすくなりました。
最後に、マップを保存します。
- [コンテンツ] ツールバーで [保存と開く] をクリックします。 [名前を付けて保存] を選択します。

- [マップの保存] ウィンドウで、次のパラメーターを入力します。
- [タイトル] に「Snowplows in a Utah City」と入力して、自分の名前またはイニシャルを付加します。
- [タグ] に「Snowplows, Roads, Utah」と入力します。
- [サマリー] に「このマップは、ユタ州のある都市における除雪車の現在地を表示します。」と入力します。

- [保存] をクリックします。
これでマップが完成しました。 これは、市全域にわたって除雪車の位置と道路のステータスを表示します。 データ レイヤーは 30 秒間隔でリアルタイムに更新され、フィーチャは重要な情報がユーザーに明確に伝わるようにシンボル表示されています。
ダッシュボードの作成
ここまでに、市全域にわたって除雪車の現在位置を示すリアルタイム レイヤーを使用して Web マップを作成しました。 このマップには、道路が除雪されたかどうかも表示されました。 マップには市民と政府当局の両方にとって重要なデータが含まれていますが、市の職員は、除雪作業を監視するという内部目的に利用できるダッシュボードを必要としています。 ダッシュボードは次の情報を提供する必要があります。
- 車両の名前と速度がリアルタイムで更新されるリスト
- 車両の速度がリアルタイムで更新されるバー チャート
- 道路の除雪ステータスの比率がリアルタイムで更新されるパイ チャート
- 道路名と除雪ステータスを表示するリスト
これらの情報は、地方自治体の職員が除雪車のルートを整理し、市全域にわたって除雪作業を監視するのに役立ちます。 ここでは、ArcGIS Dashboards を使用してあるタイプのダッシュボードを作成します。 ダッシュボードは完全に構成可能で、マップ、リスト、チャートを表示する要素を含めることができます。
ダッシュボードへのマップの追加
まず、使用するダッシュボード用のマップを選択します。
- 必要に応じて、ArcGIS Online のアカウントにサイン インします。
- リボン上の [アプリ ランチャー] ボタンをクリックして [Dashboards] を選択します。

ArcGIS Dashboards のホーム ページが表示されます。ここで、ダッシュボードの作成、編集、表示ができます。
- [ダッシュボードの作成] をクリックします。
[新しいダッシュボードの作成] ウィンドウが表示されます。
- [新しいダッシュボードの作成] ウィンドウで、以下を入力します。
- [タイトル] に「Snowplows in a Utah City」と入力します。
- [タグ] に「GeoEvent」と入力します。
- [サマリー] に「The location of snowplows and the status of roads in a city in Utah」と入力します。
- [フォルダー] には、ダッシュボードの保存先を選択します。

- [ダッシュボードの作成] をクリックし、新しいダッシュボード アプリを生成します。
ダッシュボードを作成したので、次に要素を追加します。 次の手順では、次の要素を追加します。
- マップ
- リスト
- シリアル チャート
- パイ チャート
- サイド パネルで、[エレメントの追加] ボタンをクリックします。

[レイアウト] パネルが表示されます。
- ダッシュボードで [マップ] を選択します。

[マップの選択] ウィンドウが開き、ArcGIS アカウントで使用できる Web マップのリストが表示されます。
- [Snowplows in a Utah City] Web マップを参照します。 [選択] をクリックし、このマップをエレメントとしてダッシュボードに追加します。

[Snowplows in a Utah City Map] ウィンドウに、マップを構成するためのプロパティが表示されます。
Web マップのコンテンツは、他の要素のデータ ソースとして機能します。
- [設定] タブで切り替えボタンをクリックし、次のオプションを有効にします。
- 検索
- 初期表示とブックマーク
- レイヤーの表示設定
- ベースマップ スイッチャー

ユーザーはこれらの機能を使用して、マップを円滑に操作したり、対象のフィーチャを選択したりできます。
- [レイヤー アクション] タブをクリックします。
ポップアップが自動で有効になっていることに注意してください。 ポップアップは、ユーザーがマップ上のフィーチャをクリックしたときに貴重な情報を提供してくれるもので、ダッシュボードをインタラクティブで有益なものにするもう 1 つの方法です。
- [完了] をクリックします。
構成したマップ エレメントがダッシュボードに表示されます。
- マップでトラックをクリックすると、そのフィーチャに関する属性を含んでいるポップアップが開きます。

ダッシュボードのポップアップが有効になっているため、フィーチャをクリックして属性にアクセスする機能が自動的に使用可能になります。
- ポップアップを閉じます。
リスト要素の追加
マップ要素を構成し、Dashboards のリアルタイム機能をいくつか活用して、マップで情報が一層明確に伝わるようにしました。 このチュートリアルの冒頭で説明したように、市当局は、除雪車に関する追加情報に簡単にアクセスしたいと考えています。 最初に、各除雪車に関する情報のリストを追加します。
- サイド パネルで、[エレメントの追加] をクリックします。
次に、この要素を追加する場所を選択します。 要素は、ダッシュボードのいずれの側に追加するか、既存の要素の上に積み重ねることができます。 次の要素がダッシュボードの左側に追加されます。
- ダッシュボードの左側にある追加ボタンをクリックし、[リスト] を選択します。

今回は、保有する 5 台の車両それぞれの速度のリストを構成します。 この情報は、どの車両が現在除雪作業を行っているか、その車両がどのくらいの速度で移動しているかを監視するために使用されます。
- [レイヤーの選択] ウィンドウで [Vehicle (Latest)] を選択します。

[リスト] 構成ウィンドウが変わり、[Vehicle (Latest)] レイヤーのデータ オプションが表示されます。

注意:
このフィーチャ レイヤーは動的で頻繁に更新されるため、このチュートリアルに示されている画像とはやや異なるリストが表示されることがあります。
デフォルトでは、車両は、レイヤー内のフィーチャを内部的に整理する [ObjectID] フィールドの値の順にリストされています。 これを車両名の順番でトラックをリストするよう変更します。
- [データ オプション] ウィンドウの [並べ替え] で [フィールドの追加] をクリックし、[vehiclename] を選択します。

- 並べ替えボタンをクリックし、[昇順で並べ替え] が選択されていることを確認します。

ウィンドウの右側にあるプレビューでは、車両が名前順にリストされるようになりました。 次に、各車両の速度をリストに追加します。 フィルターの作成に使用した時間フィールドと同様に、AVL デバイスは各除雪車の車両速度も記録します。 速度情報はレイヤーに含まれています。
- サイド パネルで、[リスト] タブをクリックします。
[vehiclename] フィールドがテキスト ボックスにすでに追加されています。

- [{field/vehiclename}] の後ろをクリックして、Enter を押します。 [挿入] のドロップダウン矢印をクリックし、[speed] フィールドを追加します。

リスト プレビューに各車両の速度 (毎時マイル) が加えられ、[リスト オプション] ウィンドウの右側に表示されます。 次に、単位を追加します。

- [{field/speed}] の後にスペースを追加し、「mph」と入力します。
速度の値に単位が追加されました。

- [アクション] タブをクリックします。 [選択の変更時] で [ズーム] ドロップダウン矢印をクリックし、切り替えボタンを使用して [Snowplows in a Utah City] のズームを有効化します。

これで、ユーザーがリストの車両をクリックすると、マップ上のその車両がズームされます。
- [一般] タブをクリックします。 [一般オプション] ウィンドウの [トップ キャプション] で [編集] をクリックします。
- テキスト ボックスに「Vehicles」と入力します。 書式設定オプションを使用して、タイトルを中央揃えにして太字を適用します。

- [完了] をクリックします。
ダッシュボードにリスト要素が追加されます。
- 必要以上のスペースを占めないように、リスト エレメントの幅を調整します。
注意:
要素のサイズを調整するには、要素のエッジをポイントし、必要なサイズにドラッグします。

シリアル チャート エレメントの追加
車両速度の属性を表示するだけでも良いですが、他の車両と比較して速度を表示するバー チャートを追加すると、情報をより明確にできます。
- サイド パネルで、[エレメントの追加] をクリックします。 リスト要素の下で、[ここにエレメントを追加] をクリックします。 [シリアル チャート] を選択します。

- [レイヤーの選択] ウィンドウで [Vehicles (Latest)] を選択します。
- [データ オプション] ウィンドウで次のパラメーターを設定します。
- [カテゴリの設定元] で、[フィーチャ] を選択します。
- [カテゴリ フィールド] で [vehiclename] を選択します。
- [シリーズ] で [シリーズの追加] をクリックし、[speed] を選択します。
- [並べ替え] で [フィールドの追加] をクリックして [vehiclename] を選択し、[昇順で並べ替え] が選択されていることを確認します。

プレビューに各車両を表す 5 つのバーがあるバー チャートが表示されます。 ただし、軸ラベルは、バーが表す値を示していません。

- [カテゴリ軸] タブをクリックし、[タイトル] に「Vehicle」と入力します。
横軸のタイトルが [Vehicle] に更新されます。
- [値軸] タブの [タイトル] に「Speed (mph)」と入力します。
縦軸のタイトルが [Speed (mph)] に更新されます。
- [シリーズ] タブをクリックして、[バーの色] オプションにスクロールし、既存のカラー パッチをクリックします。
- 既存の 16 進数コードを「00c5ff」に置き換えます。

- [一般] タブをクリックします。 [トップ キャプション] で [編集] をクリックします。
- テキスト ボックスに「Vehicle Speed」と入力します。 テキストを中央揃えにします。
- テキスト ボックスの上部で [段落] をクリックし、[見出し 2] を選択します。

- [完了] をクリックします。
リスト要素の下にチャートが表示されます。
- すべての情報が鮮明に表示されるように、要素のサイズを変更します。

パイ チャート (円グラフ) エレメントの追加
次に、道路のステータスをパイ チャートとして表示する要素を追加します。 この要素を利用することで、当局は除雪済みの道路と未除雪の道路の比率を一目で確認することができます。 これは、除雪作業の進行状況の計器として機能します。
- サイド パネルで、[エレメントの追加] をクリックします。 シリアル チャートの下で、[ここにエレメントを追加] をクリックします。 [パイ チャート] を選択します。
- [レイヤーの選択] ウィンドウで [Street Plowed Status] を選択します。
除雪された道路の割合を表示するために、除雪ステータスごとにフィーチャの数を表示します。
- [データ オプション] ウィンドウで、次のパラメーターを変更します。
- [カテゴリの設定元] で [グループ化された値] が選択されていることを確認します。
- [カテゴリ フィールド] で、[PlowedStatus] を選択します。

プレビューが更新され、2 つまたは 3 つのセクション (除雪中の道路は存在しない可能性があります) からなるパイ チャートが表示されます。 次に、チャートの表示設定を更新して凡例を追加します。
注意:
データが動的であるため、値は異なる場合があります。
- [チャート] タブをクリックします。
- [チャート オプション] ウィンドウで、次のように設定します。
- [ラベル] セクションを展開します。 [表示設定] をオフにします。
- [凡例] セクションを展開します。 [表示設定] をオンにします。 [形式] で [パーセンテージ] をクリックします。

パイ チャート エレメントが更新され、凡例がチャートの下に表示されます。

- [一般] タブをクリックします。 [トップ キャプション] で [編集] ボタンをクリックします。 テキスト ボックスに「Streets Plowed Status (Percent)」と入力します。
次に、ユーザーがチャートを使用して特定のステータスの道路をわかりやすく表示できるように、パイ チャートで特定のフィーチャ アクションを有効化します。
- [アクション] タブをクリックします。
- [アクション] ウィンドウの [選択の変更時] で [フィルター] を展開します。 [Snowplows in a Utah City] の [Street Plowed Status] をオンにします。

- [完了] をクリックします。
- すべての情報が鮮明に表示されるように、パイ チャート、リスト、およびバー チャート要素のサイズを変更します。

- パイ チャートのセグメントの 1 つをクリックします。
クリックしたパイ スライスに応じて、マップ上の道路セグメントが非表示になったり表示されたりします。 これは、パイ チャートの構成時に有効にしたアクションによるものです。
2 つ目のリスト エレメントの追加
パイ チャート要素には空きスペースが沢山あります。 そのスペースを利用して、最後のエレメントを追加します。 追加するのは、道路名と除雪ステータスを表示する別のリスト エレメントです。
- サイド パネルで、[エレメントの追加] をクリックします。 パイ チャートの左で [ここにエレメントを追加] をクリックします。 [リスト] を選択します。
- [レイヤーの選択] ウィンドウで [Street Plowed Status] を選択します。
道路の除雪ステータスを表示するリストを作成するので、それに合わせてリストの設定を変更します。 また、多くの道路を一度に表示するために、リスト上に表示できるアイテムの最大数も増やします。
- [データ オプション] ウィンドウで、次のパラメーターを変更します。
- [フィーチャの表示最大数] の値を [50] に設定します。
- [並べ替え] で [フィールドの追加] をクリックして [PlowedStatus] を選択し、[昇順で並べ替え] が選択されていることを確認します。
プレビューが更新され、各道路に除雪ステータスを示すシンボルが付いた道路のリストが表示されます。

リストをわかりやすくするため、除雪ステータスの明確な説明を各リスト アイテムに追加します。 以前のトラック速度のリストにも同様の説明を追加しました。
- [リスト] タブをクリックします。
- [リスト オプション] ウィンドウで、[{field/StreetName}] の後ろをクリックし、Enter キーを押します。 [{field/StreetName}] の下の行に、[PlowedStatus] フィールドを追加します。

パイ チャートと同様に、ユーザーが特定の道路をナビゲートできるように、リストの特定のフィーチャ アクションを有効化します。
- [アクション] タブをクリックします。
- [アクション] ウィンドウで [ズーム] を展開します。 [Snowplows in a Utah City] をオンにします。
- [一般] タブをクリックします。
- [一般オプション] ウィンドウの [トップ キャプション] で [編集] をクリックします。 テキスト ボックスに「Streets Plowed Status (Street Name)」と入力します。
- [完了] をクリックします。
- 空きスペースが最小になるように要素のサイズを変更します。

次に、ダッシュボードにヘッダーを追加します。
- サイド パネルで、[エレメントの追加] ボタンをクリックします。 マップ上部の追加ボタンをクリックして [ヘッダー] を選択します。

ヘッダーのデフォルト設定はマップのタイトルです。
- [完了] をクリックします。
ダッシュボードの保存および共有
これで、ダッシュボードに必要なエレメントが構成されました。 次に、ダッシュボードを保存して関係者に共有します。
- サイド パネルで [保存] ボタンをクリックして [保存] を選択します。

- ダッシュボードのタイトルの横にあるボタンをクリックします。 リストから [ダッシュボード アイテムの詳細] を選択します。

ダッシュボードは、組織のメンバーまたはすべてのユーザーと共有できます。 このオペレーション ビューは市当局が使用するもので、一般ユーザー向けではないため、組織のみで共有します。
- [Snowplows in a Utah City] アイテムの詳細ページの [概要] タブで [共有] をクリックします。

- [共有] ウィンドウで、[組織] を選択します。 [保存] をクリックします。
ダッシュボードを共有すると、関連付けられているマップとデータセットも同じ方法で共有する必要があります。 共有されたダッシュボードには、ArcGIS Dashboards アプリケーションまたは ArcGIS Online アカウントからアクセスできます。
このチュートリアルでは、市全域にわたって除雪作業のステータスを監視するために使用できるマップとダッシュボードを市職員向けに作成しました。 まず、リアルタイム データ レイヤーを含む Web アプリを作成しました。 次に、その Web マップを使用してダッシュボードを作成し、市の職員が除雪と道路のステータスを追跡できるようにしました。 このマップとアプリは、市民の安全性を高め、意思決定者にリアルタイムの情報を提供する際に役立ちます。
他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。
