雨水排水管から下流への流路を作成
この解析で重要となる場所は、学校、排水用側溝、雨水排水管です。
マップを開く
マップを開き、解析用にレイヤーを追加してランドマークを特定します。
- 「ArcGIS の組織アカウント」にサイン インします。
注意:
組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください。
- リボンの [マップ] タブをクリックします。

Map Viewer を開きます。

次に、解析に使用するレイヤーを追加します。 それが、雨水排水管の位置です。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [レイヤー] をクリックします。 [レイヤー] ウィンドウの [追加] をクリックします。

マップに追加するレイヤーを検索します。
- [マイ コンテンツ] をクリックし、[ArcGIS Online] を選択します。 検索に「Storm Drain owner: Esri_Tutorials」と入力します。

- [Esri Tutorials] が所有する [Storm Drain] レイヤーを見つけて、[追加] をクリックします。

レイヤーが、マップに追加されます。 黄色の正方形として表現された単一のポイントです。
- [ズーム] および [画面移動] を使用して、マップ上のポイントまでズームします。

次に、ベースマップを変更して航空写真を表示します。 これにより、調査中のエリアに関する、より詳細なコンテキストが提供されます。
- [コンテンツ] ツールバーの [ベースマップ] をクリックします。 [ベースマップ] ウィンドウで、[衛星画像ハイブリッド] を選択します。

マップが更新され、航空写真で雨水排水管の位置が表示されます。

学校、排水用側溝、雨水排水管の位置を特定
ズーム ツールと画面移動ツールを使用して、マップ上でフィーチャの位置を特定します。
- マップを確認します。
小学校は、黄色のマーカーのすぐ北東にある大きい建物です。

- [ズーム] と [画面移動] を使用して、この小学校をマップ上に表示します。
校舎の真南には、長い並木と灌木地が存在します。 これらの樹木は排水用側溝に沿って成長します。排水用側溝は、道路、住宅、校庭の浸水を防ぐために雨水を川、池、その他の水域に流出するように設計された雨水排水系の一部です。
- 並木と灌木地が Fortress Blvd と交差している場所を拡大表示します。
マップ上に黄色の四角形のシンボルが表示されています。
黄色のシンボルは、道路から排水用側溝に流れ込んだ雨水を集積する 2 つの雨水排水管が存在する場所を示しています。 雨水排水管の外観を確認したい場合は、道路の反対側にそれによく似た一組の雨水排水管が存在します。

黄色の四角形で示された 2 つの雨水排水管が質問の対象となる雨水排水管です。 最初の質問として、雨水排水管に流れ込んだ雨水はどこに行き着きますか? 最終的な行先までどの経路をたどりますか? 解析を開始する前に、マップを保存しておきます。
マップを保存する
マップを ArcGIS Online アカウントに保存します。
- [コンテンツ] ツールバーで、[保存して開く] ボタンをクリックし、[名前を付けて保存] を選択します。

- [マップの保存] ウィンドウで、次のパラメーターを入力します。
- [タイトル] に「Storm Drain Analysis」と入力します。
- [サマリー] に「Map of the flow path and watershed analysis for a storm drain near Blackman Elementary School, Murfreesboro, TN」と入力します。

- [保存] をクリックします。
マップがアカウントに保存されました。 次に、解析を開始します。
雨水排水管の下流への流路の検索
ブラックマン小学校の近くにある雨水排水管の位置を特定し、マップを保存しました。 次に、雨水が雨水排水管から行き着く場所を示すトレース、いわゆる流路を作成します。
[下流解析] ツールを使用して、下流へのフロー パスを検索します。 このツールでは、流路の作成にデジタル標高モデル (DEM) が使用されます。 DEM は地表の 3D マップです。 これには丘陵と渓谷の位置が含まれているため、雨水が流れる場所を予測することができます。 残念ながら、このデータセットは表示できませんが、解析で重要な役割を果たします。
- [設定] (明るい背景の) ツールバーの [解析] ボタンをクリックします。 [分析] ウィンドウで、[ツール] をクリックします。

- [ツール] タブで [位置の検索] を展開して [下流解析] を選択します。

- [下流解析] ウィンドウの [入力ポイント フィーチャ] で、[レイヤー] をクリックして [Storm Drain] を選択します。

Storm Drain レイヤーには、小学校の近くにある雨水排水管の位置を示すポイントが 1 つだけ存在します。
- 必要に応じて、[結果レイヤー] が表示されるまで [下流解析] ウィンドウを下にスクロールします。 [出力ライン名] に「Storm drain trace」と入力して、自分の名前またはイニシャルを付加します。
注意:
ArcGIS 組織に同じ名前で 2 つのレイヤーを作成することはできません。 レイヤー名にユーザーのイニシャルを追加すると、組織の他のユーザーもこのチュートリアルを完了することができます。 レイヤーが作成されたら、マップ内で名前を変更してイニシャルを削除できます。基になるデータ レイヤーの名前には影響しません。

- [実行] をクリックします。
解析が完了した時点で、トレース ラインがマップに追加され、[レイヤー] ウィンドウに表示されます。

雨水は排水用側溝を下り、小学校の周囲を北に向かって流れる支流のパケット川に流れ込みます。 雨水はそこからどこに行き着きますか?
- [コンテンツ] ツールバーにある [レイヤー] ボタンをクリックします。
- [レイヤー] ウィンドウの [Storm drain trace] レイヤーで、[オプション] ボタンをクリックし、[レイヤーにズーム] を選択します。

マップが縮小表示され、トレース全体が表示されます。

支流のパケット川から流路がカンバーランド川につながります。 流路はナッシュビル市を西に曲がりくねって進み、次に北上してオハイオ川につながります。 パスがミシシッピ川につながったら、ニューオリンズ市へと流れて、ミシシッピ川の河口にあるメキシコ湾に入ります。 全体で、7 つの州、2 つの主要河川、2 つの大きい湖、多数の小さい湖と河川の境界に接するか、これらの中を通過します。 流路は 1,200 マイルを超えています。
- 雨水排水管を表す黄色の正方形にズームします。 マップを保存します。
マーフリーズボロからメキシコ湾までの雨水の流路を特定しました。 次は、「雨水はどこからブラックマン小学校の近くの雨水排水管に流れ込みますか?」という別の質問をします。
雨水排水管に雨水を排出している集水域の作成
雨水が雨水排水管からどこに流れ込むかを確認できるトレースを作成しました。 次に、[集水域の作成] ツールを使用して、雨水排水管の上流の排水エリアを特定します。
集水域の作成
ブラックマン小学校の近くの地域に集水域を作成します。 はじめに、マップを準備します。
- [レイヤー] ウィンドウで [Storm drain trace] レイヤーにポインターを合わせて、[表示設定] ボタンをクリックし、そのレイヤーをオフにします。

- [下流解析] ウィンドウで、[戻る] ボタンをクリックして [ツール] ウィンドウに戻ります。

- [ツール] ウィンドウで、[位置の検索] を展開して [集水域の作成] を選択します。

[集水域の作成] ウィンドウが表示されます。 下流解析ツールと同様に、集水域の作成ツールでも、DEM が使用されます。 [集水域の作成] ツールでは、特定の位置に雨水を排出している地域を把握できます。 マイル単位 (0.5 マイル) の検索距離を設定し、入力に対して検索できる距離をモデルに指示します。
- [集水域の作成] ウィンドウで、次の値を入力します:
- [入力ポイント フィーチャ] で [レイヤー] をクリックして [Storm Drain] を選択します。
- [検索距離] に「0.5」と入力します。 [距離単位] で [マイル] を選択します。
- [出力ポリゴン名] に「Upstream Watershed」と入力して、自分の名前またはイニシャルを付加します。
- [実行] をクリックします。
解析が完了した時点で、集水域がマップに追加され、[レイヤー] ウィンドウに表示されます。

雨水排水管の位置を特定する黄色のマーカーが見えづらくなっています。 雨水排水管レイヤーを集水域レイヤーの上に移動させます。
- [レイヤー] ウィンドウで、[Storm Drain] レイヤーをレイヤー リストの一番上までドラッグします。

次に、雨水排水管に雨水が流れ込む集水域の範囲を確認します。
- [Upstream Watershed] グループにポインターを合わせて [展開] ボタンをクリックします。

- [WatershedFeatures] レイヤーにポインターを合わせて、[オプション] ボタンをクリックし、[レイヤーにズーム] を選択します。

マップ上で集水域の範囲が拡大表示されます。

- マップ上の集水域をクリックします。
ポップアップが表示されます。
- ポップアップ情報を確認します。

ブラックマン小学校の近くの雨水排水管に雨水を排出している集水域の範囲は、21 平方マイル (55 キロメートル) を超えています。
注意:
このチュートリアルで使用されている基のデータは定期的に更新されるため、値が画像例と異なる場合があります。
- ポップアップ ウィンドウで [閉じる] ボタンをクリックします。
- マップを保存します。
ブラックマン小学校の近くの雨水排水管に雨水 (とおそらくそれ以外のものも) 排出している地域を特定しました。
このチュートリアルでは、テネシー州マーフリーズバラの雨水排水管に集積された雨水が海に流れ出るまでの流路を追跡しました。 また、雨水排水管に雨水を排出している地域を示す集水域マップも作成しました。
注意:
他の雨水排水管またはこの環境内の他の場所に対して、これらのワークフローを繰り返し行ってみてください。 このチュートリアルで使用されているツールの基になるデータはほぼ世界中で利用できるため、関心のある多数の位置で試すことができます。 解析を行う際には、関心のある位置を含むレイヤーを作成しておく必要がある点に注意してください。 これは、スケッチ レイヤーまたはフィーチャ レイヤー上の 1 つのポイントで表すことができます。 1900 年に方向が反転し、現在は、ミシガン湖ではなく、ミシシッピ川とメキシコ湾に向かって流れているシカゴ川の近くの位置を考察します。
他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。