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アプリの作成

前回のレッスンで作成したマップを Web アプリとして公開することで、マップに価値を付加できます。Web アプリは、カスタマイズされたユーザー インターフェイスであり、マップの外観を改善したり、機能を追加 (または削除) したり、マップを他のメディアと統合したりできます。事前定義された複数の構成可能なテンプレートから選択することも、Web AppBuilder for ArcGIS を使用してユーザー独自のアプリを設計することもできます。

このレッスンでは、[マップ スタイラー] テンプレートで溶岩流の危険区域のマップを公開します。この Web アプリでは、配色を選択したり、説明テキストを追加したり、どのマップ ツールをユーザーが使用できるようにするかを決定したりできます。Web アプリを作成するには、マップを保存して共有するために ArcGIS の組織アカウントまたは個人向けアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合は、無料のトライアル カウントにサイン アップできます。

マップを保存する

マップを保存するところから始めます (これらの手順に従ってマップをすでに保存している場合は、次のセクションに進みます)。

  1. アカウントを持っていない場合は、無料の ArcGIS トライアル アカウントにサイン アップします。
  2. Hawaii マップがあるブラウザー ウィンドウに戻ります
  3. リボンの [保存] ボタンをクリックして、[保存] を選択します。
  4. 必要に応じて、ArcGIS のアカウントにサイン インします。
  5. [マップの保存] ウィンドウで、[タイトル] ボックスに「Hawaii Island Lava Flow Hazard Zones」と入力します。
  6. タグには、ユーザーが検索でこのマップを見つけやすくなるような単語を入力します。各タグの入力後には、Enter キーを押します。
  7. サマリーには、マップ コンテンツの簡単な説明を入力します。

    [マップの保存] ウィンドウ

  8. [マップの保存] をクリックします。

    マップは [マイ コンテンツ] に保存されます。ここには組織のコンテンツ ページからアクセスできます。

アイテム詳細の編集

次に、マップについて記述した情報 (メタデータとも呼ばれる) を編集します。マップに加えたメタデータの変更は、作成する Web アプリにそのまま適用されます。具体的には、マップのコンテンツについてユーザーが学べるマップの [説明] を編集します。

  1. ページの左上隅にある [ホーム] をクリックし、[コンテンツ] を選択します。

    コンテンツ ページの[マイ コンテンツ] タブに、マップ名とその他の詳細情報が一覧表示されます。

  2. アイテム詳細を表示するマップのタイトルをクリックします。

    [マイ コンテンツ] のマップのタイトル

    アイテム ページには、マップに関する情報が含まれています。このページでは、マップを共有したり、マップの使用状況を監視してマップの注目度を判断したり、マップ範囲などの設定を編集したりすることもできます。

  3. アイテム ページの [説明] で、[編集] をクリックします。
    注意:

    見出しの下にある青色のテキストをクリックして編集することもできます。

  4. [説明の編集] ボックスに、次のテキストを入力します (またはコピーして貼り付けます)。The classification of lava flow hazard zones on the island of Hawaii was made by the United States Geological Survey in 1974. The risk levels are based on the location and frequency of historic eruptions.
    ヒント:

    テキストをコピーして貼り付けると、説明ボックスに書式設定されたテキストが表示されることがあります。この書式を削除するには、テキストをハイライト表示して、[説明] ツールバーの [書式の解除] ボタンをクリックします。

  5. [保存] をクリックします。

    マップのアイテム詳細が更新されます。

避難所のレイヤーとしての保存

マップに Emergency Shelters レイヤーは存在していますが、表示されていません。たとえば、組織のレイヤーを検索したとしても、どのユーザーからもこのレイヤーを見つけることができません。[マイ コンテンツ] にレイヤーとして保存することで、このレイヤーを共有し、他のマップに追加できるようになります。あなたはこのレイヤーの所有者となるため、設定したプロパティがレイヤーのデフォルトになります。(このレイヤーを共有した場合) 他のユーザーがこのレイヤーをマップに追加すると、あなたが選択したシンボルが表示されます。

  1. アイテム ページの上部近くにある [マップ ビューアーで開く] をクリックします。
  2. Emergency Shelters レイヤーのプロパティを開き、メニュー下部にある [レイヤーの保存] を選択します。
    注意:

    ユーザー自身が作成したレイヤーのみ、このメニューを選択できます。このマップの他のレイヤーのプロパティには表示されません (コンテンツを所有する組織サイトの管理者の場合は、このメニューも表示されます)。

  3. [アイテムの作成] ウィンドウで、タイトルは「Emergency Shelters」のままにします。
  4. ユーザーが検索でこのマップを見つけやすくなるようなタグを数個追加します。各タグの入力後には、Enter キーを押します。
  5. レイヤーのコンテンツのサマリーを追加します。

    [アイテムの作成] ウィンドウ

  6. [アイテムの作成] をクリックします。
  7. マップを保存します。
  8. ページの左上隅にある [ホーム] をクリックし、[コンテンツ] を選択します。

    [Emergency Shelters] レイヤー

    [マイ コンテンツ] に、レイヤーがアイテムとして表示されます。

Web アプリの作成

次は、Web アプリを作成します。最初のステップとして、他のユーザーがマップを表示できるようにマップを共有します。

  1. マップを開きます。マップの上にあるリボンの [共有] ボタンをクリックします。

    [共有] ボタン

  2. [共有] ウィンドウで、チェックボックスをオンにして、組織、または必要に応じてすべての人とアイテムを共有します。

    [共有] ウィンドウ

    ヒント:

    Facebook や Twitter などのソーシャル メディア アカウントを通じて、マップを共有したい場合は、マップをすべての人と共有します。

    マップを共有すると、[共有の更新] ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、ユーザーが所有する [Emergency Shelters] レイヤーがマップと同じ方法で共有されていないため、他のユーザーに表示されないことが示されます。

  3. Web マップで表示できるように、[共有の更新] をクリックして、リストされたレイヤーを設定します。

    これで、マップが共有されたので、Web アプリを作成します。

  4. [共有] ウィンドウで [Web アプリの作成] をクリックします。

    [Web アプリの作成] ボタン

    [新しい Web アプリの作成] ウィンドウが開き、利用可能なテンプレートのギャラリー ビューが表示されます。特定の用途向けに設計されたテンプレートもあれば、一般的な用途向けに設計されたテンプレートもあります。

    テンプレートはアルファベット順になっています。スクロール バーを使用してギャラリー全体を確認できます。または、左側のタブまたは上部の [検索] ボックスを使用してテンプレートをフィルター検索できます。

  5. 左側の [マップの紹介] をクリックします。

    絞り込まれたテンプレートのギャラリー

    注意:

    組織に構成済みのカスタム ギャラリーがある場合、これらのテンプレートが表示されないことがあります。

  6. [マップ スタイラー] テンプレートをクリックしてから、[Web アプリの作成] をクリックします。
  7. [新しい Web アプリの作成] ウィンドウで、デフォルトのタイトルおよびタグをそのまま使用します。

    Web アプリのタイトルが、そのベースとなるマップと同じであっても何ら問題はありません。これらの 2 つのアイテムはタイプが異なるためです。

  8. [サマリー] には、アプリの簡単な説明を入力します。

    [新しい Web アプリの作成] ウィンドウ

    デフォルトで、Web アプリには Web マップと同一の共有プロパティが設定されます。

  9. [完了] をクリックします。

    [構成] ウィンドウが開き、アプリのプレビューが表示されます。

    [構成] ウィンドウ

アプリの構成

[構成] ウィンドウのタブを使用して、Web アプリの構成可能なプロパティを変更できます。タイトル、テーマ、テキストの色などのプロパティには、デフォルト設定があります。このセクションでは、これらの設定の一部を変更します。

  1. [General (一般)] タブをクリックします。

    デフォルトでは、Web アプリのタイトルはソース マップと同じになります。

  2. タイトルのデフォルト設定をそのまま使用するか、独自の新しいタイトルを入力します。
    注意:

    新しいタイトルを入力した場合、ユーザーが Web アプリを開くとそのタイトルが表示されます。ただし、[マイ コンテンツ] にある Web アプリ アイテムのタイトルは「Hawaii Island Lava Flow Hazard Zones」(直前のセクションで Web アプリを発行したときに使用したタイトル) のままです。

    [情報] パネルには、マップについての簡単な説明が示されます。このテキストは、Web マップに関して作成したアイテム サマリーから取得されます。このテキストは上書きできます。

  3. [アイテム サマリーを [情報] パネルに追加] チェックボックスをオフにした後、次のテキストをコピーして [情報] ボックスに貼り付けます。

    ハワイ島における溶岩流の危険区域の境界と分類は、1974 年に アメリカ地質調査所が初めてマップにしました。This classification scheme divides the island into 18 major zones that are ranked from 1 through 9 based on the probability of coverage by lava flows. 危険レベルは基本的に、過去の噴火 (文書による記録があるもの、またはハワイの島民の言い伝えで知られるもの) が発生した場所と頻度、および先史時代の噴火による古い溶岩流の地質図と科学的年代測定に基づいています。

  4. [情報] ボックス内で Enter キーを 2 回押して空白の行を追加し、「詳細については危険区域または火山をクリックしてください。」と入力します (またはコピーして貼り付けます)。
  5. 入力した文章をハイライト表示します。[情報] ボックスの上部にあるツールバーで、[斜体] ボタンをクリックして文章を斜体にします。テキストの選択を解除するには、空白スペース部分をクリックします。

    [情報] ボックス

  6. テキストの最初の行で、「classification」という単語をハイライト表示します。ツールバーの [リンクの作成] ボタンをクリックします。

    [リンクの作成] ボタン

  7. [リンク プロパティ] ボックスで、「https://pubs.er.usgs.gov/publication/7000036」をコピーして [URL] テキスト ボックスに貼り付けます。[ターゲット:] の横にある矢印をクリックして、[新規ウィンドウ] を選択します。[設定] をクリックします。

    リンク プロパティ

    ユーザーがこのリンクをクリックすると、危険区域について詳しく説明した「アメリカ地質調査所」ページに移動します。

  8. [検索] タブをクリックします。

    この Web アプリの目的は、火山および溶岩流の危険がある区域について人々に情報を知らせることです。マップ上の特定の住所や場所を検索する必要もおそらくないでしょう。検索オプションを無効にします。

  9. [ArcGIS World Geocoding Service を有効化] チェックボックスと [場所の検索] チェックボックスをオフにします。
  10. [テーマ] タブをクリックします。[既定カラー] で、テーマ色を選択します。

    既定カラー

    任意の色を選択できます。テーマ色は、Web アプリのタイトルの背景色として使用されます。

  11. [保存] をクリックします。

    構成された Web アプリのプレビューが、変更内容を表示するように更新されます。[情報] パネルはマップ上のスペースを大量に使用するため、凡例が非表示になります。レイアウトを変更して、アプリを初めて開いたときに凡例が表示されるようにします。

  12. [レイアウト] タブをクリックして [凡例] を起動パネルとして選択します。

    起動パネルとして選択された [凡例]

  13. [保存] をクリックします。

    構成済みの Web アプリ

  14. [構成] ウィンドウの下部にある [閉じる] をクリックします。

    Web アプリのアイテム ページに移動します。

アプリのアイテム詳細の編集

アイテムのタイトル、サマリー、タグは、Web アプリを作成したときからすでに入力されています。ただし、説明やその他の一部の情報は追加する必要があります。

  1. アイテム ページで、[説明] の横にある [編集] をクリックします。
  2. [説明の編集] ボックスに、次に示す Web アプリの説明を入力します。

    アメリカ地質調査所による定義に従った、 マップ シートです。火山、緊急避難所、および主な高速道路も表示されています。

  3. [保存] をクリックします。
  4. [利用規約] で、[編集] をクリックして、「なし。パブリック ドメインのデータおよび画像です。」と入力します。 [保存] をクリックします。
  5. ページの右下にある [著作権 (帰属)] で、[編集] をクリックして「ハワイ州 GIS プログラム、アメリカ地質調査所」と入力します。
  6. [保存] をクリックします。
    ヒント:

    後から Web アプリの構成方法に変更を加えることにした場合は、このアイテム ページを開き、[アプリの構成] をクリックします。

アプリの表示

  1. アイテム ページの上部にあるサムネイル画像をクリックして、アプリケーションを開きます (または [アプリケーションの表示] をクリックします)。
  2. ナビゲートしたり、ポップアップを開いたりして、アプリを操作します。

    危険区域のポップアップ

    Web アプリにおけるポップアップの動作は Web マップの場合と同じです。

  3. [デフォルトの表示範囲] ボタンをクリックして、元のマップ ビューに戻ります。

    [デフォルトの表示範囲] ボタン

    注意:

    レイヤーの追加や削除、シンボルの変更、ポップアップの構成など、ソースである Web マップに加えたあらゆる変更は、自動的にアプリに反映されます。マップの共有プロパティを変更した (または共有プロパティを削除した) 場合は、これもアプリに反映されます。

サムネイル画像の作成

最後に、アイテムの詳細に表示されているデフォルトの一般的なサムネイル画像を、アプリを表す画像に置き換えます。

  1. 画像編集ソフトウェアで、アプリの画像をキャプチャします。
    ヒント:

    キャプチャの方法がわからない場合は、キーボードの PrintScreen キー (PrtScn) を使用して画像をキャプチャし、Windows のペイント アクセサリに貼り付けます。Windows 7 の場合、[スタート] > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] から [ペイント] を開きます。

  2. 画像のサイズを幅 600 ピクセルに変更しますが、縦横比は変更しないでください。
    ヒント:

    最適な縦横比は 3:2 です。画像の幅が 600 ピクセルの場合、高さは約 400 ピクセルにする必要があります。高さの値が大幅に異なる場合は、画像をトリミングして、サムネイル画像が歪まないようにします。

  3. 画像を PNG ファイル形式で、コンピューター上のフォルダーに保存します。
  4. Web アプリのアイテム ページに戻ります。
  5. デフォルトのサムネイル画像の上にある [サムネイルの編集] をクリックします。
  6. [サムネイルのアップロード] ウィンドウで、[ファイルの選択] (またはお使いのブラウザーの対応するコマンド) をクリックします。サムネイルを保存したフォルダーを参照して、画像をアップロードします。[OK] をクリックします。

    新しいサムネイル画像が表示されます。

    アプリのサムネイル画像

これまでに、マップを作成する方法、マップにレイヤーを追加する方法、ファイルベースのデータから独自のレイヤーを作成する方法、ポップアップを構成する方法、マップを Web アプリとして公開する方法について学びました。次は何を学びますか? ハワイ島の住民が居住している地域から緊急避難所へのアクセスしやすさについて検討を行った「ハワイ島の火山避難所へのアクセス分析」を実行してみることができます。「バッドランズのホームレス問題」では、マップ レイヤーを ArcMap から ArcGIS Online に公開する方法を学ぶことができます。Web アプリについてさらに探求する場合は、「はじめてのストーリー マップ」または「オソで発生した泥流 - その前後の状況」をお試しください。これらのレッスンでは、Web AppBuilder を使用してアプリを作成します。