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CSV ファイルからのレイヤーの追加

前回のレッスンでは、ハワイ島の火山の場所および溶岩流の危険度が高い区域を十分に理解しました。計画上、これらの地域と高速道路 (マップ上に配置済み) および緊急避難所 (マップ上に未配置) との位置関係を把握しておくことは有用です。

実際に空間に存在する多くの情報が、スプレッドシートやテキスト ファイルに格納されたままになっています。この情報が適切な形式である場合、ArcGIS に追加してマップ レイヤーに変換することができます。必要となるのは、適切に定義された住所または緯度経度座標のみです。

このレッスンでは、緊急避難所の住所を示す CSV ファイルをマップに追加します。CSV (カンマ区切り値) ファイルは、テーブル データをテキスト形式で保管しています。CSV ファイルは、スプレッドシートおよびデータベース アプリケーションで一般的にサポートされているインポート/エクスポート形式です。

CSV ファイルのダウンロードと表示

  1. Hawaii Emergency Shelters CSV ファイル をダウンロードします。
  2. コンピューター上で、ダウンロードしたファイルを選択します。
    注意:

    お使いの Web ブラウザーによっては、ダウンロードを開始する前に、ファイルの場所を選択するよう求めるメッセージが表示される場合があります。ほとんどのブラウザーでは、デフォルトでコンピューターの [ダウンロード] フォルダーがダウンロード先の場所になります。

  3. CSV ファイルを開くためのデフォルトのアプリケーション (Microsoft Excel など) で、ファイルを開きます。
  4. 必要に応じて、列の端をドラッグするかダブルクリックして、幅を広げます。

    列の端の操作による幅の拡張

    テーブルの行はそれぞれ 1 つの緊急避難所を表します (ハワイ島では、ほとんどの緊急避難所は学校です)。住所の列では、テーブルが空間データとして解釈されます。

    テキスト エディターでファイルを表示している場合、同じ情報がカンマで区切られたテキストとして表示されます。ArcGIS では、両方の形式をサポートしています。

    テキスト ファイルとしての CSV

  5. CSV ファイルを開いているアプリケーションで、[ファイル] メニューをクリックし、[名前を付けて保存] を選択します。ファイルを「EmergencyShelters.csv」として、コンピューター上の任意の場所に保存します。
  6. Microsoft Excel でファイルを開いている場合、ワークブックを CSV 形式で保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
  7. CSV ファイルを開いているアプリケーションを閉じます (変更を保存するかどうかを再度確認されたら、[いいえ] をクリックします)。

CSV ファイルのレイヤーとしての追加

他のさまざまなパブリック サーバーから CSV ファイルを取得したり、他のファイル タイプから変換したりすることもできます。Web ページなどのソースから情報をコピーし貼り付けて、CSV ファイルを作成することもできます。

  1. Hawaii マップがあるブラウザー ウィンドウに戻ります (アカウントを作成してマップを保存した場合は、コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] からマップを開きます)。
  2. リボンの [追加] ボタンをクリックし、[ファイルからレイヤーを追加] を選択します。

    ファイルからレイヤーを追加

  3. [ファイルからレイヤーを追加] ウィンドウで、[ファイルの選択] (またはお使いのブラウザーの対応するコマンド) をクリックします。EmergencyShelters.csv を保存した場所を参照します。
  4. ファイルをクリックして選択し、[開く] をクリックします。
  5. [ファイルからレイヤーを追加] ウィンドウで、[インポート] をクリックします。
    ヒント:

    コンピューターから直接 Web マップ内に、CSV ファイルをドラッグすることもできます。

    位置情報 (住所または座標) を含んでいる CSV ファイルを追加した場合、マップ上にフィーチャが配置されます。位置情報を含んでいない CSV ファイルを追加した場合、代わりにテーブルが追加されます。この場合、ファイルには住所が含まれていると認識されます。

  6. 必要に応じて、[CSV レイヤーの追加] ウィンドウの [検索先] ドロップダウン矢印をクリックして、[米国] を選択します。

    [CSV レイヤーの追加] ウィンドウ

    注意:

    組織の構成によっては、[検索先] 設定がデフォルトで [世界] 以外の値に設定されることがあります (たとえば、デフォルトで [米国] に設定されることがあります)。

    テーブルの [フィールド名] 列には、CSV ファイルのフィールド名 (列の見出し) が一覧表示されます。[場所フィールド] 列では、これらのフィールド名が、指定した国の適切なカテゴリの住所情報と照合されます。たとえば、[住所] フィールドは、住所を含むフィールドとして正しく解釈されています。[都市] フィールドは、都市名を含むフィールドとして正しく解釈されています。

  7. ウィンドウの下部までスクロールして、すべてのフィールド名が正しく解釈されていることを確認します。

    フィールド名と場所フィールドのリスト

    ヒント:

    CSV ファイルで、フィールド名の下に住所が格納されている場合があります。この場合、ArcGIS では住所フィールドとして認識されません。フィールド名の横にある [場所フィールド] の値をクリックし、ドロップダウン リストから適切な位置情報を選択することで、ユーザー自身で解釈を適用することができます。

  8. [レイヤーの追加] をクリックします。

    マップ上の緊急避難所ポイント

    マップ上の各避難所の住所に、ポイント シンボルが描画されます (凡例からわかるように、避難所のほとんどすべてが学校です)。デフォルトで、ポイントには名前に基づいて一意の色が割り当てられます。それ以外の描画オプションは [スタイルの変更] ウィンドウに表示されます。

    このマップの場合、個々の名前は重要ではありません。ポイントが避難所であることがわかればよいだけなので、避難所すべてに同じシンボルを割り当てます。

  9. [スタイルの変更] ウィンドウの [描画スタイルの選択] で、[場所 (単一シンボル)] スタイルの [選択] をクリックします。

    [場所 (単一シンボル)] 描画スタイル

    [スタイルの変更] ウィンドウで、[場所 (単一シンボル)] スタイルに、選択されていることを示すチェックマークが表示されます。マップ上に、避難所が単一シンボルで描画されます。

    単一シンボルによる避難所

    次のセクションで、より具体的に緊急避難所を表現する別のシンボルを適用しますが、さし当たっては、このシンボルで十分です。

  10. [スタイルの変更] ウィンドウの下部にある [完了] をクリックします。
  11. [コンテンツ] ウィンドウの [Emergency Shelters] レイヤーにポインターを合わせます。[その他のオプション] ボタンをクリックして [名前の変更] を選択します。レイヤーの名前を「Emergency Shelters」(単語間にスペースを挿入) に変更します。

避難所のシンボル表示

一般的なシンボルを、緊急避難所として、よりわかりやすいシンボルに変更します。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで [Emergency Shelters] レイヤーにポインターを合わせて [スタイルの変更] ボタンをクリックします。

    [スタイルの変更] ウィンドウでは、現在選択されている描画スタイルは [場所 (単一シンボル)] になっています。これは、直前のセクションで選択したスタイルです。

  2. [場所 (単一シンボル)] 描画スタイルの [オプション] をクリックします。

    場所 (単一シンボル)

  3. [場所のみを表示] の下の [シンボル] をクリックしてシンボルを変更します。

    シンボル パレットが開き、シンボルのデフォルトの [シェープ] カテゴリに属するさまざまなシンボルが表示されます。また、ArcGIS には、他のシンボル カテゴリが多数用意されています。

  4. [シェープ] の横にある下向き矢印をクリックし、[アメリカ国立公園] カテゴリを選択します。
  5. [アメリカ国立公園] カテゴリで、黒色の背景に白の十字が示されたシンボルを見つけ、クリックして選択します。
  6. シンボルのサイズを「12」px (ピクセル) に変更し、[OK] をクリックします。

    新しいシンボルの選択

    シンボルがマップ上で更新されます。

    新しい避難所シンボルが表示されたマップ

  7. [スタイルの変更] ウィンドウで、[OK] をクリックしてから [完了] をクリックします。

    新しいシンボルにより、緊急避難所を直感的に理解できます。印象の強い黒色と白色の組み合わせにより、赤色とオレンジ色で表示される危険区域からも目立たせることができます。

    注意:

    このレッスンで行った作業を保存していないことにご注意ください。引き続き次のレッスンを行う場合は、マップを必ず開いたままにしておいてください。それ以外の場合、作業内容を適切な情報で保存するには、「マップの保存」をご覧ください。

最初のレッスンで [ハワイ島の溶岩流リスク] マップを操作した際、火山と溶岩流の危険区域のポップアップを開くことから始めました。優れたマップを作成するには、ポップアップを構成して有用な情報を提供することが重要です。次のレッスンで、この作業を行います。