ミッションの作成
ArcGIS Mission で行う最初の手順は、 ArcGIS Mission Manager でミッションを作成することです。 ミッションには、ミッション全体を通して適切な状況認識とコミュニケーションに使用できるリソースが含まれます。 ここでは、ミッション所有者として、ミッションのメンバーとチーム、ミッションを視覚化して操作するためのマップ、ミッションに関するメッセージ/タスク/レポート/追跡記録の表示や取得のためのコミュニケーション サポート レイヤーなどを構成します。
新しいミッションの作成
[新しいミッションの作成] タブは、サポートされている権限を持つミッション所有者がミッションの作成プロセスを開始する際の起点となります。 このプロセス中、ミッションに関する情報 (名前やサマリーなど) を定義したり、新規または既存の Web マップを自分のミッション マップとして選択したりできます。 範囲を定義する際、すべてのミッション メンバーの開始位置とズーム範囲を選択します。
- ライセンス付与された ArcGIS Enterprise ポータルにサイン インします。 アプリ ランチャーをクリックして、[Mission Manager] を選択します。
- ArlingtonVA_MissionData.zip ファイルをダウンロードし、選択した場所に解凍します。
- [新しいミッションの作成] をクリックします。
[新しいミッションの作成] ウィンドウが表示されます。
ヒント:
[新しいミッションの作成] タブをクリックすることもできます。
- 次のミッション情報を入力します。
- [ミッション名] - 「Powerlines in Arlington, Virginia」
- [サマリー] - 「The purpose of this mission is to patrol Arlington, Virginia to assess fallen powerlines where homes may be without power due to the storm.」 (このミッションの目的は、バージニア州アーリントンを巡回して、悪天候のため停電が発生した可能性のある住宅への送電線の切断状況を査定することです。)
さらに、サマリー情報および検索タグを追加入力できます。 ここに入力した内容は、後から [ミッションの詳細] ページで編集できます。
続いてミッション マップを作成し、ベースマップ、開始位置、ズーム範囲を定義します。 ミッションのベースマップは、常に、ミッション マップの一番下のレイヤーとなります。 ミッションのベースマップは、[ミッションの詳細] ページでいつでも変更できます。 デフォルト ベースマップが提供されますが、ここでは北バージニアの道路の表示に便利なベースマップを選択します。
- マップで [ベースマップの選択] をクリックします。
- ベースマップ ギャラリーで [ナビゲーション] を選択します。
今までのところマップを縮小表示しているので、すぐには変化がわからない可能性があります。
- [折りたたみ] をクリックして、ベースマップ ギャラリーを閉じます。
ミッション用のベースマップが [ナビゲーション] になりました。 すべてのグラフィックス、レイヤー、および他のマップ コンポーネントがこの上に表示されます。 今度はズーム範囲を設定します。 このツールを使用すると、ミッションが開いたときにマップに表示される開始位置とズーム レベルを指定できます。
- 検索バーに「Arlington, Virginia」と入力し、最初の検索結果を選択します。
バージニア州アーリントン市がマップの中央に表示されます。 または、手動で始点をマップに配置することもできます。
- ミッションの対象エリアとなるアーリントン エリアにズームします。
ヒント:
四角形の中心がプラス記号で表されています。 プラス記号を検索結果ポイントの中央に配置してみます。
この四角形のエッジは、ミッションのベースマップの開始範囲を定義します。 四角形の中のプラス記号は、範囲の中心点を示します。
これでミッションの開始情報をすべて設定できたので、次の手順に進みます。
- [ミッションの作成] をクリックします。
ミッションの作成には数分かかる場合があります。 作成できると、正常に完了したというメッセージが表示されます。
- [ミッションを作成しています] ウィンドウで [完了] をクリックします。
マップを変更するには、[ミッションの詳細] の [マップ] タブを使用します。 このタブには、ミッション マップを作成および編集するためのツールが含まれています。 また、ミッション マップに参照レイヤーを追加して、コンテキストをミッションに追加することもできます。
ミッションの詳細の追加
[ミッションの詳細] ページを使用して、メンバー、チーム、ミッション マップ、ミッションに提供するその他のマテリアルなど、ミッションの特定の設定を定義および変更できます。 [概要] タブでは、ミッションに関する情報を表示および編集できます。
- [概要] タブの [ミッション ダッシュボード] ボックスで [作成] をクリックします。
ミッション ダッシュボードは、進行中のミッションをリアルタイムで表示し、イベントやアクティビティの監視をサポートします。 このビューは、組織のスーパーバイザーなどのミッション観測者のロールに有効です。
- [作成] ウィンドウで、次の情報を入力します。
- [タイトル] - 「Power Outage in Arlington, Virginia」
- [タグ] - 「Power outage」
- [サマリー] - 「This dashboard is to provide insight on the power outage in Arlington, VA.」
- [ミッション ダッシュボードの作成] をクリックして、ダッシュボードを作成します。
ダッシュボードの作成が正常に完了したことを確認する通知が表示され、ミッションの [概要] タブに戻ります。 [ミッション ダッシュボード] ボックスで [作成] ボタンが [開く] に変わります。 各チュートリアルを順に進めると、ダッシュボードに情報を提供するコンテンツが作成されます。
- [ミッションを開く] をクリックします。
ミッションのダッシュボードが開きます。 各チュートリアルの中でこのダッシュボードを開き、コンテンツが表示された状態を見ることができます。 続いて、チームにメンバーを追加します。
- ミッション名の近くにある戻るボタンをクリックして ArcGIS Mission Manager に戻ります。
- [メンバー] タブをクリックします。
メンバー タブを使用すると、メンバーを現在のミッションに追加できます。 メンバーのリストは、組織のポータルでユーザーによって決定されています。 ポータル ユーザーを現在のミッションに追加すると、ミッション メンバーが作成されます。 これにより、そのメンバーはミッションに関する詳細、コンテンツ、マテリアルにアクセスし、積極的にミッションに関与することができるようになります。
- [ポータル ユーザー] 列でユーザー名をクリックするか、検索バーを使用してユーザーを見つけて、追加するユーザーを選択します。 ポータルのユーザー数に応じて、4 から 6 人のミッション メンバーを追加します。
- [ミッションに追加] をクリックして、ユーザーを [ミッション メンバー] リストに移動させます。
注意:
3 つ目のモジュールで [Mission Responder] アプリをテストするため、モバイル デバイスにログインするアカウントのユーザー名を必ず追加します。
ポータル ユーザーを追加または削除すると、[すべてのミッション メンバー] フィールドが更新されます。
ミッション メンバーが選択されたので、メンバーをチームに割り当てることができます。 [チーム] タブを使用すると、現在のミッションでチームを作成、編集、削除することができます。 チームはミッションで必須ではないため、ミッション メンバーは複数のチームに参加することも、どのチームにも参加しないこともできます。 このミッションでは、「Patrol A」と「Patrol B」という 2 つのチームを作成します。
- [チーム] タブをクリックします。
- [ミッション チーム] に「Patrol Team A」と入力し、[チームの追加] をクリックします。
ダイアログ ボックスの下のパネルにチームが表示され、[ミッション メンバー] と [チーム メンバー] という 2 つの列が表示されます。 ミッションの責任者は各チームに所属することになるので注意してください。
- チームに追加するミッション メンバーを選択して、[チームに追加] をクリックします。
- 同じて順を繰り返して、[Patrol Team B] を作成し、メンバーを追加します。
最後に、チームの巡回ルートをアップロードします。
- [マテリアル] タブをクリックします。
ミッションの所有者および管理者は、[マテリアル] タブで、ミッション メンバーにサポート リソースや他の情報を提供できます。 写真、PowerPoint スライド、PDF ファイルなどを含めることができます。
- [アップロード] をクリックしてチュートリアルのデータ フォルダーを参照し、[PatrolTeamARoute.pdf] と [PatrolTeamBRoute.pdf] をアップロードして、ミッション メンバーがミッション遂行中に閲覧できるようにします。
これで、ミッションを開始する準備が整いました。 すべてのミッションのステータスは、開始時点では [ドラフト] です。 最適な結果になるよう、ミッションを使用できるよう設定している間は [ドラフト] ステータスのままにしておくことをお勧めします。 ミッション メンバーが完全にミッションに参加するには、ミッション ステータスを [アクティブ] に変更する必要があります。 [Mission Responder] のユーザーは、ミッションのステータスがアクティブにならないと、ミッションを表示できません。
- ミッション名の下のミッション ステータスをクリックし、[アクティブ] を選択します。
[ドラフト] から [アクティブ] へのステータス変更を確認するメッセージが表示されます。 このレッスンでは、バージニア州アーリントン地域で切断された送電線を評価することを目的としたミッションを作成し、構成しました。 これで、アナリストまたは現場対応者としてミッションに参加できるようになりました。
ミッションの管理
ミッションを作成すると、ミッション アナリストとして参加することができます。 ミッション アナリストの役割は、戦術的な状況認識ツールを通じてミッションの進捗を監視し、ミッションのメンバーやチームとのコラボレーションとコミュニケーションを図ることです。
ミッション参加者へのメッセージ
ミッション メンバーは、メッセージ、タスク、レポートで互いにコラボレーションとコミュニケーションを図ることができます。 チャットは ArcGIS Mission で使用される主要なコミュニケーション ツールです。 マップのグラフィックスとコミュニケーション ツールを組み合わせて、ロケーション ベースのメッセージを作成することもできます。
- [ミッション] ページで、先ほど作成した [Powerlines in Arlington, Virginia] ミッションを探して [ミッションを開く] をクリックします。
[参加者] パネルには、ミッションに割り当てられているすべてのミッション メンバーのアルファベット順のリストが、以下の情報とともに表示されます。
- [ステータス] - 各メンバーの現在のステータス。
- グリーン - メンバーがミッションに接続されています。
- グレー - メンバーがミッションに接続されていません。
- [接続情報] - メンバーのステータスに応じて、メンバーがミッションに接続した時刻、またはミッションから切断した時刻。 また、ここには、ミッションに接続したことがないメンバーも示されます。
- [デバイス] - メンバーがミッションへの接続に使用している現在のデバイス。 メンバーは、Manager、Responder、またはその両方を介してミッションに接続できます。
- [ステータス] - 各メンバーの現在のステータス。
- [チーム] セクションまで下にスクロールし、割り当てたチームを表示します。
[チーム] パネルには、ミッション用に作成されたすべてのチームのアルファベット順のリストが表示され、次のツールが含まれています。
- [最新位置] - マップ範囲をズームして、チームのすべてのメンバーの最新位置を表示します。
- [メンバーの表示] - チームのメンバーを表示します。
- マップの下の [チャット] をクリックします。
[新しいチャット] ダイアログ ボックスが表示されます。[メンバー] パネルまたは [チーム] パネルから、ミッション メンバーの名前またはミッション チームの名前をクリックして、チャットの受信者を選択できます。
- [チーム] ウィンドウで [Patrol Team A] をクリックします。
選択したミッション メンバーまたはミッション チームが [メッセージ] フィールドの上にある [To] フィールドに表示されます。
- [メッセージ] フィールドに「Are you ready to start patrol?」と入力し、[送信] をクリックします。
チャットの [チャット] フィードで新しいスレッドが開始されます。[返信] をクリックすると、スレッドへの追加のメッセージを入力できます。
チームとコミュニケーションを取るために、ポイントと画像を追加することもできます。 これは、特にミッション マップ上の重要な部分を示す場合に便利です。 この例では、14th Street North と Clarendon Boulevard の間の電線に大木が倒れているという、警察からの重要な通報を受け取っています。 ミッションのすべてのメンバーにこの情報を伝える必要があります。
- [チャート] をクリックし、[スケッチ ツール] の横の [ポイント] ツールをクリックします。
これで、カーソルを使用して、マップ上のポイントを選択できるようになりました。
- マップで Clarendon Blvd. と 14th St N の間のブロックをクリックし、停電中の電線の位置を示します。
- テキスト ボックスに「Large tree on powerline」と入力します。
- [画像の追加] をクリックします。 [画像の添付] ウィンドウで [ファイルの選択] をクリックし、チュートリアル データから [treeonpowerline.png] ファイルを追加します。
画像のタイトルが [添付ファイル] テキスト ボックスに表示されます。
この例では、全員にこのメッセージを表示したいので、メンバーまたはチームを追加しません。
- [送信] をクリックします。
メッセージがミッション マップ上と [チャット] フィードに表示されます。
タスクの作成
North Courthouse Road の全世帯が停電しているわけではないようです。 そこで、いずれかのミッション メンバーに、North Courthouse Road で停電していない世帯を絞り込むタスクを割り当てます。 タスクを使用し、1 つのチームにこの道路を確認してもらいます。 [タスク] は、ミッション アナリストによって割り当てられたミッションのうち、目的を絞り込み、ジオロケーションが指定された役割のことであり、ミッションの他のメンバー (主に Mission Responder ユーザー) によって遂行されます。 追加オプションとして、ミッション メンバーの割り当て、タスク ステータス、優先度、期日があります。また、割り当てられたメンバーに、レポートはタスクを完了する必要があることを知らせることもできます。
- [チャット] の横の [タスク] をクリックします。
マップの下にタスク ウィンドウが表示されます。
- [位置] で [ポイント] を選択し、マップ内で N Courthouse Rd. と 14th St. N との交差点にあるいずれかの建物にポイントを追加します。
- [タスク タイトルの追加] で編集ボタンをクリックして「Powered homes on North Courthouse Road」と入力します。
- [指名された人] でこのタスクの応答者を選択します。
ステータスが自動的に [割り当て済み] に設定されます。
注意:
ミッションを完了できるよう、Mission Responder アプリにログインするアカウントにタスクを割り当ててください。
- [レポート] で [戦術サマリー レポート] を選択します。
- タスクの [期日] を現在の日付に設定し、時刻はその日の終わり (11:59 PM) のままにしておきます。
- [説明] に「Verify which homes have power on North Courthouse Road」と入力します。
- [なし] をクリックして優先度を変更し、[中] を選択します。
- [作成] をクリックします。
タスクは、ミッション マップと [タスク] フィードに表示されます。
メンバーとコミュニケーションを図り、Responder ユーザーが現場で遂行するタスクを作成することで、ミッション アナリストとしてミッションに参加しました。 次のチュートリアルでは、Mission Responder モバイル アプリケーションを使用してタスクとレポートを完了します。
ミッションへの対応
ArcGIS Mission Responder は ArcGIS Mission のモバイル アプリで、現場の参加者がアクティブなミッションに取り組むことを可能にします。 このアプリはミッションへの参加を目的に設計されているため、Responder 内でミッションを作成または編集することはできません。 ミッションへの参加に関するさまざまな機能と用途が搭載されています。
アクティブなミッションを開く
ミッションとタスクを作成したので、次に、現場チームの一員として参加します。 Responder アプリを使用してアクティブなミッションを開き、ミッション作成フェーズで設定したパラメーターを確認します。
- ArcGIS Mission Responder アプリを開き、ライセンス付与された Enterprise ポータルにサイン インします。
注意:
必要に応じ、App Store または Google Play から ArcGIS Mission Responder アプリをダウンロードします。
- [アクティブなミッション] ウィンドウで、[Powerlines in Arlington, Virginia] ミッションを選択します。
[ミッションの概要] が表示されています。 ミッションに参加していますが、まだアクティブなメンバーにはなっていません。 右上隅にあるステータス アイコンが、オレンジ色のドットでそのステータスを示しています。
ミッションの詳細情報とリソースを調べて、ミッションに備えます。 [ミッションの概要] では、次のタブを使用できます。
- [マップ] - ライブ ミッション マップと、オフラインで使用できるマップ エリア。 オフラインで使用できるマップが存在する場合は、ライブ ミッション マップへの接続が失われた場合に備えて、ミッションに参加する前にダウンロードします。
- [情報] - ミッションの概要と説明を表示して、ミッションについて十分に理解しておくことができます。
- [メンバー] - アクティブおよび非アクティブなミッション メンバーのリストを表示し、チームのメンバー編成を確認します。
- [マテリアル] - ミッションに含まれるリソースを入手し、ローカルにダウンロードできます。 これらのリソースは概要と説明を補足する重要な情報であり、ミッションの目的の遂行に必要となる場合があります。
- [ミッションの詳細] ウィンドウで、[Powerlines in Arlington, Virginia] をタップして、マップを開きます。
注意:
以下のスクリーン ショットは、iPhone のユーザー インターフェイスです。 Android のインターフェイスは多少異なる場合があります。
自身がアクティブなステータスに移行し、現在地がマップ上に表示され、すべてのミッション メンバーが確認できる状態になります。 最初にミッション マップに参加すると、現在の位置はマップの中心になります。 ここに実際にいない場合、この位置はバージニア州アーリントン周辺を中心にならないことがあります。 先ほど記録したメッセージに応答できるようになります。
- 下部のリボンで、チャット ボタンをタップして [チャット] を開きます。
これにより、チャット全体を表示できます。
- [Patrol Team A] へのメッセージをタップします。
- テキスト ボックスに、「ready」と入力して [送信] をタップします。
ブラウザーに Mission Manager アプリケーションが開いたままであれば、このメッセージがアナリストの [チャット] タブに反映されます。
- [チャット] ウィンドウを閉じます。
タスクの遂行
チュートリアルの前半で、Responder ユーザーにタスクを割り当てました。 アプリを使用し、タスクの遂行とレポート送信をシミュレートします。 このレポートは、今後の参考用および記録目的でミッション ファイルに保存されます。
- 下のリボンで、タスク ボタンをタップして [タスク] を開きます。
- [Powered homes on North Courthouse Road] タスクで、[更新] をクリックします。
タスクが開始したときに、他のミッション参加者を表示するには、ステータスを変更します。
- [タスクの更新] ウィンドウで、[ステータスの編集] をタップして、[進行中] を選択します。
- タスクの下部で [更新] をタップします。
これで、タスクを割り当てたミッション アナリストに、タスクの完了に必要な作業を始めたことを伝えることができます。
タスク完了にはレポートが必要なので、[戦術サマリー レポート] ウィンドウに詳細を入力する必要があります。
- [レポートが必要です] の下の [戦術サマリー レポート] で、編集ボタンをタップして、[カスタム レポートの場所の定義] を選択します。
デバイスの位置を使用して、デバイスの位置を自動的に追加できます。 このチュートリアルでは、別の場所である可能性のある場所に焦点を合わせているため、[カスタム レポートの場所の定義] オプションを使用します。
- マップ上に表示されているポイントをタップして、[完了] をクリックします。
[レポートの送信] ウィンドウが表示されます。
- [主題] には「Only three homes on North Courthouse Road have power」と入力します。
詳細をさらに追加するには [メモ] セクションに入力し、ミッションで共有する画像をアップロードします。
- [レポートの送信] をタップします。
ブラウザーに Mission Manager が開いたままであれば、このメッセージが [タスク] フィードに反映されます。 これで割り当てられたタスクが完了しますが、まだ作業が残っています。 タスクは自分に割り当てられましたが、チーム メンバーにもタスクを完了したこと、およびその状況を知らせることができます。 これを行う最良の方法は、チャットを送信することです。
- [タスクの更新] ウィンドウを閉じて、マップに戻ります。
- [チャット] をタップします。 [チャット] ウィンドウの横にあるプラス記号をタップして、新しいチャットを開始します。
- [新しいチャット] ウィンドウで、メッセージを送信する Mission Manager アカウント名をタップし、[チャット] をタップします。
- 「I have successfully completed my task.」と入力します。 [送信] をタップします。
ブラウザーに Mission Manager アプリケーションが開いたままであれば、このメッセージがアナリストの [メッセージ] タブに反映されます。
チャットの送信後、道路の片側が浸水していることがわかりました。 安全上、チーム メンバーが道路のそちら側を車で通らないようにしたいので、ポイントがアタッチされたメッセージをメンバーに送信することにします。
- [チャット] を開いて、[ポイント] ツールをクリックします。
ポイントを追加するか、線を描画できます。
- [ポイントの追加] を選択し、マップ上で North Courthouse と 14th St N の交差点で、電力が復旧した住宅の反対側をタップします。
- [メッセージを書く] をタップし、メッセージに「Flooded Street- Avoid」という名前を付けます。
- [写真の撮影] をタップして、[カメラ] を選択します。 デバイスの写真機能を使用して、写真を撮影します。
- [写真を使用] をタップし、[送信] をタップします。
写真が正常にメッセージに追加されると、タイトルの下にその写真が表示されます。
おめでとうございます。 ArcGIS Mission Responder のミッションを正常に完了しました。 以下のリソースをご覧のうえ、ArcGIS Mission を使ってみましょう。
- 製品ページ で詳細情報を入手し、Esri 担当者にお問い合わせいただけます。
- 最新情報については、ArcGIS ブログをご覧ください。
- 製品デモとウェビナーは、YouTube 再生リストにあります。
- Esri Communityおよび LinkedIn User Group では、ユーザー コミュニティと交流できます。
他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。