フィーチャ レイヤーのエクスポートと公開

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アカウントへのデータのエクスポート

すべてのレイヤーでエクスポートが許可されているわけではありません。この権限はレイヤーの所有者が構成する必要があります。 幸いにも、[USA Current Wildfires] レイヤーではさまざまな形式でのエクスポートが可能です。 ArcGIS Online アカウントにアイテムとして保存されるシェープファイルとしてデータをエクスポートします。

  1. USA Current Wildfires フィーチャ レイヤーに移動します。

    USA Current Wildfires マップ

    このフィーチャ レイヤーには 2 つのサブレイヤーがあります。[Current Incidents] にはポイント フィーチャ、[Current Perimeters] にはポリゴン フィーチャがあります。

  2. リボンの [サイン イン] をクリックし、ArcGIS 組織アカウントにサイン インします。
    注意:

    組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください

  3. 必要に応じて、[概要] タブをクリックします。

    レイヤーのメタデータを含む [概要] ページが表示されます。

    USA Current Wildfires レイヤーのアイテム ページ

  4. ページの下部までスクロールして [利用規約] セクションを見つけます。

    このレイヤーは Esri の Master License Agreement に基づいてライセンスが付与されています。そのため、Esri とレイヤーのデータ提供者の帰属情報を提供する限り、このデータのコピーをエクスポートできます。

  5. ページの最上部までスクロールして戻り、[データのエクスポート] をクリックします。

    複数のエクスポート オプションが一覧になったメニューが表示されます。

    データのエクスポートのオプション

    一部のオプションではこのチュートリアルと手順が異なりますが、どのエクスポート オプションを使用してホスト フィーチャ レイヤーを作成してもかまいません。

  6. [シェープファイルへのエクスポート] をクリックします。

    シェープファイルはデスクトップ GIS 用の一般的なデータ形式です。

  7. [シェープファイルへのエクスポート] ウィンドウの [タイトル] に「USA Wildfires」と入力し、その後に自分の名前かイニシャルを付けます (たとえば、[USA Wildfires Your Name])。
    注意:

    ArcGIS 組織に同じ名前で 2 つのレイヤーを作成することはできません。 レイヤー名にユーザーのイニシャルを追加すると、組織の他のユーザーもこのチュートリアルを完了することができます。 レイヤーが作成されたら、マップ内で名前を変更してイニシャルを削除できます。基になるデータ レイヤーの名前には影響しません。

  8. [サマリー] に今日の日付を入力します。

    シェープファイルへのエクスポート ウィンドウ

  9. [エクスポート] をクリックします。

    新しいアイテム ページが表示されます。 自分自身がアイテムの所有者として表示されており、アイテム タイプが [シェープファイル] になっている点を除けば、前のアイテム ページと同じように見えます。

    概要ページのシェープファイル アイテム タイプ

    [著作権 (帰属)] セクションのソース情報など、元のレイヤーの全メタデータが含まれています。

    これは新規の独立した静的データセットです。 データは翌週になっても更新されません。 代わりに、作成された週に発生した山火事が常に表示されます。

    注意:

    独立しておらず、静的ではないレイヤーのコピーを保存し、ソース レイヤーからアップデートを受け取るには、チュートリアル「レイヤーのコピーの保存」を受講してください。

ホスト フィーチャ レイヤーの公開

[概要] ページには Map Viewer でデータを開くためのオプションがありません。 [データ] タブも [視覚化] タブもありません。 シェープファイルはデスクトップ GIS 用のデータ形式であり、Web GIS 用ではないため、ArcGIS Online における機能は制限されています。 次に、ArcGIS Online でより活用できるホスト フィーチャ レイヤーとしてシェープファイル アイテムを公開します。

  1. [公開] ボタンをクリックします。

    概要ページの公開ボタン

  2. [新しいアイテム] ウィンドウの [サマリー] に今日の日付を入力します。
  3. [保存] をクリックします。

    別のアイテム ページが表示されます。 今回は、アイテム タイプが [フィーチャ レイヤー (ホスト)] としてリストされます。

    概要ページのフィーチャ レイヤー (ホスト) アイテム タイプ

    フィーチャ レイヤーは Web GIS データ形式です。 レイヤーの所有に加え、データの機能とスキーマも管理できることがホスト ラベルからわかります。 [Map Viewer で開く] ボタン、およびシェープファイル アイテムでは利用できなかった多数のオプションがあります。

    [詳細] セクションでは、このレイヤーの作成元であるシェープファイル アイテムに [作成元] 行がリンクされています。

    レイヤーのソース データへのリンク

    次に、データが適切かつ完全にコピーされたことを確認します。

  4. リボンの [データ] タブをクリックします。

    まず、両方のサブレイヤーがあることを確認します。

  5. テーブルの上にある [レイヤー] メニューをクリックします。

    レイヤー メニュー

    メニューは [Current_Incidents] に設定されています。 テーブルにはこのサブレイヤーのポイント フィーチャが一覧表示されています。

  6. [レイヤー][Current_Perimeters] に変更します。

    テーブルが更新され、[Current_Perimeters] サブレイヤーのポリゴン フィーチャが一覧表示されます。

  7. テーブルの [Comments] 列でいずれかのセルをダブルクリックし、「test comment」と入力します。

    Comments 列で編集されたセル

  8. Tab を押します。

    このレイヤーはあなたが所有するホスト フィーチャ レイヤーであるため、データの編集権限が自動的に付与されます。

    フィールド名が圧縮されており、切り詰められています。 これは、シェープファイルにはフィールド名に関する制限があるためです。 フィールドの表示名を編集することで解釈しやすくできます。

  9. テーブルの上部で [フィールド] ボタンをクリックします。

    フィールド ボタン

  10. フィールド テーブルで [IncidentNa] をクリックします。

    IncidentNa フィールド

    [IncidentNa] フィールドの設定が表示されます。

  11. ページ最上部で、[IncidentNa] の横にある編集ボタンをクリックします。 フィールドの名前を「Incident Name」に変更します。

    名前が「Incident Name」に変更されたフィールド。

  12. [保存] をクリックします。

    後で他のフィールドの表示名を変更できます。 まず、作成した新しいアイテムを確認します。

  13. リボンの [コンテンツ] タブをクリックします。

    [USA Wildfires] という名前のアイテムが 2 つあります。 1 つはホスト フィーチャ レイヤーで、もう 1 つはシェープファイルです。

    コンテンツ ページのアイテム

  14. [シェープファイル] アイテムのチェックボックスをオンにして選択します。
  15. コンテンツ テーブルの上部で [削除] をクリックします。

    削除ボタン

    アイテムを削除できないというメッセージがあるウィンドウが表示されます。 シェープファイル アイテムはホスト フィーチャ レイヤーのデータ ソースであるため削除できません。

  16. [削除] ウィンドウで [キャンセル] をクリックします。

このチュートリアルでは、ArcGIS Living Atlas のライブフィード フィーチャ レイヤーからシェープファイルをエクスポートしました。 こうすることで、自身が所有する、データの独立した静的コピーが作成されました。 その後、ホスト フィーチャ レイヤーとしてシェープファイルを公開しました。 これにより、自身が所有および管理し、ArcGIS Online でのマッピングと解析に使用できるレイヤーが作成されました。

他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。