フィーチャ レイヤーのエクスポートと公開
ビデオ
このチュートリアルはビデオでも利用できます。
アカウントへのデータのエクスポート
すべてのレイヤーでエクスポートが許可されているわけではありません。この権限はレイヤーの所有者が構成する必要があります。 幸いにも、[USA Current Wildfires] レイヤーではさまざまな形式でのエクスポートが可能です。 ArcGIS Online アカウントにアイテムとして保存されるシェープファイルとしてデータをエクスポートします。
- USA Current Wildfires フィーチャ レイヤーに移動します。
このフィーチャ レイヤーには 2 つのサブレイヤーがあります。[Current Incidents] にはポイント フィーチャ、[Current Perimeters] にはポリゴン フィーチャがあります。
- リボンの [サイン イン] をクリックし、ArcGIS 組織アカウントにサイン インします。
注意:
組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください。
- 必要に応じて、[概要] タブをクリックします。
レイヤーのメタデータを含む [概要] ページが表示されます。
- ページの下部までスクロールして [利用規約] セクションを見つけます。
このレイヤーは Esri の Master License Agreement に基づいてライセンスが付与されています。そのため、Esri とレイヤーのデータ提供者の帰属情報を提供する限り、このデータのコピーをエクスポートできます。
- ページの最上部までスクロールして戻り、[データのエクスポート] をクリックします。
複数のエクスポート オプションが一覧になったメニューが表示されます。
一部のオプションではこのチュートリアルと手順が異なりますが、どのエクスポート オプションを使用してホスト フィーチャ レイヤーを作成してもかまいません。
- [シェープファイルへのエクスポート] をクリックします。
シェープファイルはデスクトップ GIS 用の一般的なデータ形式です。
- [シェープファイルへのエクスポート] ウィンドウの [タイトル] に「USA Wildfires」と入力し、その後に自分の名前かイニシャルを付けます (たとえば、[USA Wildfires Your Name])。
注意:
ArcGIS 組織に同じ名前で 2 つのレイヤーを作成することはできません。 レイヤー名にユーザーのイニシャルを追加すると、組織の他のユーザーもこのチュートリアルを完了することができます。 レイヤーが作成されたら、マップ内で名前を変更してイニシャルを削除できます。基になるデータ レイヤーの名前には影響しません。
- [サマリー] に今日の日付を入力します。
- [エクスポート] をクリックします。
新しいアイテム ページが表示されます。 自分自身がアイテムの所有者として表示されており、アイテム タイプが [シェープファイル] になっている点を除けば、前のアイテム ページと同じように見えます。
[著作権 (帰属)] セクションのソース情報など、元のレイヤーの全メタデータが含まれています。
これは新規の独立した静的データセットです。 データは翌週になっても更新されません。 代わりに、作成された週に発生した山火事が常に表示されます。
注意:
独立しておらず、静的ではないレイヤーのコピーを保存し、ソース レイヤーからアップデートを受け取るには、チュートリアル「レイヤーのコピーの保存」を受講してください。
ホスト フィーチャ レイヤーの公開
[概要] ページには Map Viewer でデータを開くためのオプションがありません。 [データ] タブも [視覚化] タブもありません。 シェープファイルはデスクトップ GIS 用のデータ形式であり、Web GIS 用ではないため、ArcGIS Online における機能は制限されています。 次に、ArcGIS Online でより活用できるホスト フィーチャ レイヤーとしてシェープファイル アイテムを公開します。
- [公開] ボタンをクリックします。
- [新しいアイテム] ウィンドウの [サマリー] に今日の日付を入力します。
- [保存] をクリックします。
別のアイテム ページが表示されます。 今回は、アイテム タイプが [フィーチャ レイヤー (ホスト)] としてリストされます。
フィーチャ レイヤーは Web GIS データ形式です。 レイヤーの所有に加え、データの機能とスキーマも管理できることがホスト ラベルからわかります。 [Map Viewer で開く] ボタン、およびシェープファイル アイテムでは利用できなかった多数のオプションがあります。
[詳細] セクションでは、このレイヤーの作成元であるシェープファイル アイテムに [作成元] 行がリンクされています。
次に、データが適切かつ完全にコピーされたことを確認します。
- リボンの [データ] タブをクリックします。
まず、両方のサブレイヤーがあることを確認します。
- テーブルの上にある [レイヤー] メニューをクリックします。
メニューは [Current_Incidents] に設定されています。 テーブルにはこのサブレイヤーのポイント フィーチャが一覧表示されています。
- [レイヤー] を [Current_Perimeters] に変更します。
テーブルが更新され、[Current_Perimeters] サブレイヤーのポリゴン フィーチャが一覧表示されます。
- テーブルの [Comments] 列でいずれかのセルをダブルクリックし、「test comment」と入力します。
- Tab を押します。
このレイヤーはあなたが所有するホスト フィーチャ レイヤーであるため、データの編集権限が自動的に付与されます。
フィールド名が圧縮されており、切り詰められています。 これは、シェープファイルにはフィールド名に関する制限があるためです。 フィールドの表示名を編集することで解釈しやすくできます。
- テーブルの上部で [フィールド] ボタンをクリックします。
- フィールド テーブルで [IncidentNa] をクリックします。
[IncidentNa] フィールドの設定が表示されます。
- ページ最上部で、[IncidentNa] の横にある編集ボタンをクリックします。 フィールドの名前を「Incident Name」に変更します。
- [保存] をクリックします。
後で他のフィールドの表示名を変更できます。 まず、作成した新しいアイテムを確認します。
- リボンの [コンテンツ] タブをクリックします。
[USA Wildfires] という名前のアイテムが 2 つあります。 1 つはホスト フィーチャ レイヤーで、もう 1 つはシェープファイルです。
- [シェープファイル] アイテムのチェックボックスをオンにして選択します。
- コンテンツ テーブルの上部で [削除] をクリックします。
アイテムを削除できないというメッセージがあるウィンドウが表示されます。 シェープファイル アイテムはホスト フィーチャ レイヤーのデータ ソースであるため削除できません。
- [削除] ウィンドウで [キャンセル] をクリックします。
このチュートリアルでは、ArcGIS Living Atlas のライブフィード フィーチャ レイヤーからシェープファイルをエクスポートしました。 こうすることで、自身が所有する、データの独立した静的コピーが作成されました。 その後、ホスト フィーチャ レイヤーとしてシェープファイルを公開しました。 これにより、自身が所有および管理し、ArcGIS Online でのマッピングと解析に使用できるレイヤーが作成されました。
他のチュートリアルについては、チュートリアル ギャラリーをご覧ください。