レイアウトの作成

レイアウトに最初に追加するアイテムは、マップ、タイトル、ガイドです。

  1. 前のチュートリアル「地図製作 - マップのラベリング」を完了したら、再度 Arctic sea ice.aprx を開きます。 完了していない場合は、Cartographic creations 4.ppkx をダウンロードします。 ファイルをダブルクリックし、ArcGIS Pro で開きます。
    注意:

    .ppkx ファイルは、ArcGIS Pro プロジェクト パッケージです。これには、ArcGIS Pro で開くことができるマップ、データ、その他のファイルが含まれます。 .ppkx ファイルの管理の詳細については、このガイドをご参照ください。

  2. サイン インを求められたら、ライセンスが割り当てられた ArcGIS アカウントを使用して ArcGIS Pro にサイン インします。
    注意:

    ArcGIS Pro へのアクセス権限または組織アカウントがない場合は、ソフトウェア アクセスのオプションをご参照ください

  3. リボンの [挿入] タブをクリックします。 [プロジェクト] グループで、[新しいレイアウト] をクリックします。 [ANSI - Portrait] で、[タブロイド] (11 x 17 インチ、つまり 279 x 432 ミリメートル) をクリックします。

    新しいレイアウト ギャラリーの Portrait タブロイド レイアウト

  4. [レイアウト] ビューの下で、[スナップ] 切り替えと [対話型レイアウト ツールを使用する場合に、ページ境界にスナップします] ボタンがオンであることを確認します。

    スナップがオン

  5. リボンの [挿入] タブの [マップ フレーム] グループで、[マップ フレーム] をクリックします。 [マップ] の下でいずれかのオプションをクリックします。

    マップ フレーム ボタンとギャラリー

  6. レイアウトの 1 つのコーナーから、その反対側のコーナーにクリック アンド ドラッグします。

    ページ全体を埋めた状態で、マップがレイアウトに表示されます。 後で、マップの縮尺と位置を調整します。

    [コンテンツ] ウィンドウ内に [マップ フレーム] が追加されました。 これには、[マップ] とマップのすべてのレイヤーが含まれています。

    コンテンツ ウィンドウのマップ フレーム

    次に、ガイドを追加します。 ガイドは最終的なマップには表示されませんが、レイアウトのエレメントの整然とした配置を確保するために役立ちます。

  7. [レイアウト] ビューの周囲のルーラーを右クリックして、[複数のガイドの追加 をクリックします。

    複数のガイドの追加

  8. [ガイドの追加] ウィンドウで、次のパラメーターを設定します。
    • [方向][両方] を選択します。
    • [配置][エッジからのオフセット] を選択します。
    • [余白] に「0.5」インチと入力します。

    ガイドの追加ウィンドウ

  9. [OK] をクリックします。

    レイアウトのエッジに沿って 4 つの青いラインが表示されます。 これらの余白の外側にテキストを配置してはいけません。

    次に、マップのタイトルを追加します。 強力なマップ タイトルは、マップのデータを説明するだけでなく、マップのメッセージを伝えるために役立ちます。

  10. リボンの [挿入] タブをクリックします。 [グラフィックスとテキスト] グループで、[直線状のテキスト] をクリックします。

    グラフィックスとテキスト ギャラリーの直線状のテキスト

  11. レイアウト上の任意の場所をクリックして、「ARCTIC SEA ICE DECLINE (北極海氷の減少)」と入力します。 ページ上の他の場所をクリックして、入力を終了します。
  12. テキストが選択された状態で、リボンの [テキスト] タブをクリックします。 [テキスト シンボル] グループで、[Gold] をクリックします。 [テキスト シンボルのフォント スタイル][Light] に変更します。

    タイトルのテキスト シンボル プロパティ

  13. テキストのバウンディング ボックスのコーナーをドラッグして、バウンディング ボックスを大きくします。 テキストが両方のサイド ガイドに触れるまで、テキストをストレッチします。 さらに、テキストが上のガイドに触れるまで、テキストを移動します。

    上の 3 つのガイドの間に配置されたタイトル。

  14. [コンテンツ] ウィンドウで、[テキスト] エレメントの名前を「Title」に変更します。

    コンテンツ ウィンドウ内の Title

    次に、マップをタイトルの下に配置します。

  15. [レイアウト] ビューの下部にある縮尺ボックスに「22,000,000」と入力して、Enter キーを押します。

    縮尺を 1:22,000,000 に設定。

  16. マップを右クリックして [アクティブ化] をクリックします。
  17. マップを画面移動して再配置します。 一番上のピンクのスポットがタイトルのすぐ下に、北極圏が 2 つのサイド ガイド間の中央になるように、マップを配置します。

    マップとタイトルが配置されたレイアウト

    ヒント:

    マップの代わりにレイアウト上で画面移動およびズームするには、1 キーを押したままにします。 誤ってマップ上でズームした場合は、縮尺ボックスに再度「22,000,000」と入力します。 マウスの右ボタンを押したままドラッグして、縮尺を制御することもできます。

  18. [レイアウト] ビューの上で、[レイアウトに戻る] リンクをクリックします。

    レイアウトに戻るリンク

    他のレイアウト エレメントを操作しているときに誤って移動しないように、マップ フレームをロックします。

  19. [コンテンツ] ウィンドウの [マップ フレーム] の横にあるロック ボタンをクリックします。

    コンテンツ ウィンドウのマップ フレームのロック ボタン

凡例の追加

白、オレンジ、ピンクの色の意味を説明するために、マップには凡例が必要です。 凡例をレイアウトに追加してから、グラフィックスに変換し、その外観をより詳細に制御できるようにします。

  1. リボンの [挿入] タブをクリックします。 [地図整飾] グループで、[凡例] ボタンの下の部分をクリックして、[凡例 1] をクリックします。

    凡例ギャラリーの凡例 1

  2. マップで、クリック アンド ドラッグして、凡例を [Laptev Sea] ラベルの右 (南) に追加します。

    マップ上のデフォルトの凡例

    この凡例は、マップ上のすべてのレイヤーについて説明しています。 これは必要ありません。ほとんどのレイヤーは背景情報で、説明する必要がありません。 主題データを説明するカラー ランプ以外のすべてを削除します。

  3. [コンテンツ] ウィンドウで、[Legend] を展開します。 [IceExtent_Raster] 以外のすべてのレイヤーをオフにします。

    1 つのレイヤーだけが残っている凡例

    凡例には多くのテキストが含まれていますが、そのうちのどれもマップ上の色が何を意味するかを説明していません。 このテキストの一部を削除して、残りのテキストを編集し、意味のある凡例を作成します。

  4. 必要に応じて、[コンテンツ] ウィンドウで [Legend] を右クリックし、[プロパティ] をクリックして [エレメント] ウィンドウを開きます。
  5. 必要に応じて、[エレメント] ウィンドウで、[オプション] タブをクリックします。

    オプション タブ

  6. [凡例] の下の [タイトル] で、[表示] ボックスをオフにします。 [凡例項目] の下で、[プロパティの表示] をクリックします。

    オフにされた表示ボックスと、プロパティの表示ボタン

  7. [表示] の下で、[見出し] をオフにします。

    また、凡例パッチを高くして、より多くのカラー バリエーションを示すことができるようにします。

  8. [サイズ設定] の下で、[パッチの高さ] を「30 pt」に変更します。

    見出しボックスをオフにして、パッチの高さを 30 pt に設定。

    凡例では、マップの残りの部分と同じフォントを使用します。

  9. リボンの [凡例] タブをクリックします。 [テキスト シンボル] グループで、[Gold] をクリックします。

    引き続き凡例のプロパティを調整できますが、凡例をグラフィックスに変換して、それらを直接編集するほうが簡単なことがあります。

  10. [コンテンツ] ウィンドウで、[凡例] を右クリックして、[グラフィックスに変換] をクリックします。
  11. [コンテンツ] ウィンドウで、[凡例] を右クリックして、[グループ解除] をクリックします。

    凡例ショートカット メニューのグループ解除オプション

    [凡例] グループが 4 つのグラフィックス レイヤー (3 つのテキストと 1 つの四角形) に分割されます。

  12. レイアウトで、凡例にズームします。 [IceExtent_Raster] をダブルクリックして、「Number of Septembers covered in ice from 1979-2021 (1979 ~ 2021 年に氷で覆われていた 9 月の数)」と入力します。 テキスト ボックスの外側をクリックして、入力を終了します。
  13. テキストが選択された状態で、リボンでフォント サイズが [10 pt] であることを確認します。
  14. テキストをカラー ランプの横、数値ラベルの間に配置します。 テキスト ボックスのコーナーをドラッグして、テキスト ボックスを高く狭くし、4 つまたは 5 つの短い行でテキストが表示されるようにします。

    カラー ランプの四角形の横に配置された凡例のタイトル。

    このテキストは、1 と 43 という数値 (および白色とピンク色) が何を意味するかを説明しています。 この説明は正しいですが、長くて、あまり直感的ではありません。 誰かにこのマップのことを声に出して説明する場合は、白いエリアは常に氷で覆われており、ピンクのエリアはまれにしか氷で覆われていないと言うかもしれません。 正しい説明だけでなく、このような会話的な説明を含むように、凡例にいくつかテキストを追加します。

  15. [43] をダブルクリックして、「43 – Always ice-covered (常に氷で覆われている)」と入力します。 フォント サイズを [8 pt] に変更します。
    注意:

    [43] という数値は、1979 年以降の 9 月の数を示しています。 2022 年 9 月の後は、この数値が [44] になる必要があります。

  16. [1] をダブルクリックして、「1 – Rarely ice-covered (まれに氷で覆われる)」と入力します。 フォント サイズを [8 pt] に変更します。
  17. 必要に応じて、カラー ランプのサイズとテキストの位置を変更します。
  18. すべての凡例エレメントを囲むボックスをドラッグし、それらのエレメントを選択します。 選択したいずれかのエレメントを右クリックして、[グループ] をクリックします。

    凡例項目のショートカット メニューのグループ オプション

  19. [コンテンツ] ウィンドウで、[グループ エレメント] の名前を「Legend」に変更します。

    カートグラファーとして、あなたにはマップ上のシンボルが明確に説明されるようにする責任があります。 不要な情報を削除し、説明を書き換えることで、凡例を理解しやすくしました。

    マップ、タイトル、凡例を含むレイアウト

マップのエッジのフェード

レイアウトの下半分にあるヨーロッパの形状によって、少し注意がそらされてしまいます。 ヨーロッパがあまり目立たなくなるように、マップにわずかなフェード効果を追加します。 以前、ほぼ地球全体をカバーする背景レイヤーを作成しました。 このレイヤーを再利用して、フェード効果を作成します。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで、必要に応じて、[マップ フレーム] を展開し、[マップ] を展開します。 [Ocean] を右クリックし、[コピー] をクリックします。
  2. [マップ] を右クリックし、[貼り付け] をクリックします。 新しいレイヤーの名前を「Fade」に変更します。

    コンテンツ ウィンドウの Fade レイヤー

    これで、マップが新しい [Face] レイヤーの背後に隠れ、レイアウトにタイトルと凡例だけが表示されるようになりました。

  3. [Fade] の下のシンボルをクリックして、[シンボル] ウィンドウを開きます。 必要に応じて、[プロパティ] タブを開きます。 [レイヤー] タブをクリックします。

    シンボル ウィンドウのプロパティ タブとレイヤー タブ

    ArcGIS Pro のシンボルは、多くの場合、いくつかのシンボル レイヤーで作成されています。 このシンボルには、アウトライン用の [ソリッド ストローク] シンボル レイヤー (マップには表示されない) と、[ソリッド塗りつぶし] シンボル レイヤー (単一のベージュ色に設定されている) が含まれています。

  4. [ソリッド塗りつぶし] シンボル レイヤーをクリックし、[グラデーション塗りつぶし] に変更します。

    グラデーション塗りつぶし

    不透明のベージュ色がその中心 (北極点) 近くで完全に透明な白にフェードするように、[グラデーション塗りつぶし] プロパティを調整します。

  5. [表示設定] で、2 つ目の色 (白) を [色なし] に変更します。
  6. [パターン] を展開します。 次の設定を変更します。
    • [方向][円形] を選択します。
    • [タイプ][連続] を選択します。
    • [サイズ] に「50%」と入力します。

    グラデーション塗りつぶしプロパティ

  7. [適用] をクリックします。
    ヒント:

    レイヤーのシンボルを更新するたびに [適用] をクリックせずに済むように、[シンボル] ウィンドウで [自動的に適用] を有効にします。

    マップが再び表示されます。

    ベージュのミストを含むレイアウト

    フェード効果が緩やかすぎます。完全に透明なエリアが北極点をはるかに越えて広がっていないため、マップの主題データが部分的に薄いかすみの背後に隠れてしまっています。 ヨーロッパをもっとカバーし、北極地方をまったくカバーしないように、フェード効果を強くします。

  8. [表示設定] で、グラデーションのメニューをクリックして、[配色プロパティ] をクリックします。

    配色プロパティ

  9. [配色エディター] ウィンドウで、ベージュのカラー ストップをクリックし、[位置] を「30%」に変更します。

    ベージュのカラー ストップが複製されます。

  10. 透明のカラー ストップをクリックし、[位置] を「70%」に変更します。

    位置が 70% に設定された、最初の透明のカラー ストップ

  11. [OK] をクリックします。 [シンボル] ウィンドウの [適用] をクリックします。

    これで、レイアウトの下部でヨーロッパが完全に消えていき、北極地方が不鮮明にならないようになりました。

    ベージュのグラデーションを含むマップ

チャートのスタイル設定

このシリーズの最初のチュートリアルでは、データを理解しやすくするためにチャートを作成しました。 ここでは、その理解をマップ ユーザーと共有できるように、レイアウトでそのチャートを再利用します。 チャートがあると、マップ単独のときよりも、時間経過に伴う変化をわかりやすく示すことができます。

  1. リボンの [挿入] タブをクリックします。 [地図整飾] グループで、[チャート フレーム] ボタンの下側をクリックし、[IceExtent] の下にあるチャートをクリックします。

    IceExtent チャートが選択されたチャート フレーム ギャラリー

  2. レイアウトの任意の場所でクリック アンド ドラッグし、チャート フレームを追加します。

    マップに空のチャート フレームが表示されます。 チャートのレイヤーがオンになっていないため、チャートはまだ表示されません。

  3. [コンテンツ] ウィンドウの [マップ] で、[IceExtent] レイヤーを展開してオンにします。

    コンテンツ ウィンドウでオンにされた IceExtent レイヤー。

    マップにチャートが表示されます。 チャートの外観を変更して、マップの残りの部分によく合うようにします。

  4. [コンテンツ] ウィンドウの [IceExtent] レイヤーで、チャートを右クリックして、[開く] をクリックします。

    [チャート] ビューと [チャート プロパティ] ウィンドウが表示されます。 最初に行うことは、凡例をチャートの横から削除することです。 1 行しか表示されていないため、凡例は不要です。

  5. [チャート プロパティ] ウィンドウの [分割] で、リストの上部にある空の行を選択します。

    次に、ラインの太さと色を変更します。

  6. [シリーズ] タブをクリックします。 テーブルで、シンボルをクリックします。

    チャート シンボル

  7. [幅] で、「1」px を選択します。 [お気に入り] で、ピンクの [Melt] 色をクリックします。

    お気に入りリストの Melt 色

    注意:

    チャートが [チャート] ビューから消えた場合は、チャートを閉じて再度開きます。

    次に、X 軸に沿った年のラベルからカンマを削除します。

  8. [軸] タブをクリックします。 [X 軸] の下にある [数値形式] で、編集ボタンをクリックします。

    X 軸の数値形式の編集ボタン

  9. [カテゴリ] で、[数値] を選択します。 [適用] をクリックします。

    このチャートでは、一番下が、考えられる最小値 (0) ではなく、現在の最小値を表しているため、少し誤解を招く恐れがあります。 チャートの境界を変更します。

  10. [Y 軸] で、[最小値] を「0」に、[最大値] を「8」に変更します。

    Y 軸の境界を 0 と 8 に設定。

    これで、チャートにガイドを追加するスペースができました。

  11. [ガイド] タブをクリックし、[水平ガイド] タブをクリックします。 [ガイドの追加] をクリックします。

    水平ガイドとガイドの追加ボタン

  12. [値] で、最初のボックスに「1」と入力します。 [ライン色] シンボルをクリックし、[タイプ][点線] を選択します。 [ArcGIS カラー] で、[テカテ ダスト] を選択します。
  13. [ラベル] に「1 million km2 or less means an ice-free Arctic Ocean (100 万平方キロメートル以下は、氷結していない北極海を意味します)」と入力します。

    ガイドのプロパティ

    最後に溶ける氷は、湾と入り江の中にあるでしょう。 つまり、すべての氷が溶けるかなり前に、北極海は氷結しなくなります。

    チャートがマップの残りの部分と同じフォントを使用するようにします。

  14. [書式設定] タブをクリックし、[テキスト エレメント] タブをクリックします。

    テキスト エレメント タブ

  15. [すべてのテキスト] をクリックします。 [フォント][Corbel] を選択します。 [色][お気に入り] で、ゴールドの [Text] 色を選択します。
  16. [ガイド ラベル] をクリックします。 [フォント サイズ][10 pt] に変更します。

    ガイド ラベルを 10 pt に設定。

    チャートがレイアウト デザインの残りの部分と自然になじむように、チャートの白い背景を削除します。

  17. [シンボル エレメント] タブをクリックします。 [背景] をクリックします。 [色][色なし] を選択します。

    背景の色を色なしに設定。

  18. [目盛線] で、[テカテ ダスト] を選択します。 [X 軸のライン] で、[テカテ ダスト] を選択します。

    チャートを完成させるために、テキストを簡略化します。

  19. [一般] タブをクリックします。 次のタイトルを変更します。
    • [チャートのタイトル] に「September ice extent (9 月の氷域面積) 」と入力します。
    • [X 軸のタイトル] をオフにします。
    • [Y 軸のタイトル] に「Million km2 (百万平方キロメール)」と入力します。

    レイアウト上の完成したチャート

  20. [チャート] ビューと [チャート プロパティ] ウィンドウを閉じます。

説明テキストの追加

このマップは重要なストーリーを伝えますが、データだけでストーリーを伝えるのは困難です。 マップとチャートに表示されるパターンを明らかにして、なぜそれらが重要であるかを説明できるように、レイアウトに説明テキストを追加します。

  1. リボンの [挿入] タブをクリックします。 [グラフィックスとテキスト] グループで、[四角形テキスト] をクリックします。

    グラフィックスとテキスト ギャラリーの四角形テキスト

  2. レイアウトの任意の場所でクリック アンド ドラッグし、テキスト ボックスを追加します。 次のテキストを入力するか、コピーして貼り付けします。

    Systematic measurements of sea ice have been collected via satellite since 1978. (1978 年から、海氷の系統的な計測値が衛星によって収集されてきました。) Since then, ice packs in both the Arctic and Antarctic have seen consistent decline. (それ以来、北極と南極の両方のアイス パックが減少し続けています。) This map shows Arctic sea ice extent in the month of September between years 1979 and 2021. (このマップは 1979 ~ 2021 年の 9 月の北極海氷域面積を示しています。)

  3. テキスト ボックスの外側をクリックして、入力を終了します。
  4. テキストが選択された状態で、リボンの [テキスト] タブをクリックします。 [テキスト シンボル] グループで、[Gold] をクリックします。
  5. [テキスト シンボルのフォント スタイル][Regular] に変更します。
  6. テキスト ボックスをタイトル テキストの下に配置します。 テキスト ボックスを [Arctic] という単語の下で、左のガイドにスナップします。
  7. テキストが北極圏と交差しないように、ボックスのサイズを変更します。

    タイトルの下にあるテキスト ボックス

    別のテキスト ボックスを追加して、氷域面積という用語を説明します。

  8. テキストを右クリックして、[コピー] をクリックします。 レイアウト上の他の場所を右クリックして、[貼り付け] をクリックします。
  9. 新しいテキスト ボックスをレイアウトの反対側にドラッグし、[Decline] という単語の下に配置して、右のガイドにスナップします。
  10. 既存のテキストを削除し、次のテキストに置き換えます。

    Sea ice extent can be defined as the area covered by at least 15 percent sea ice cover. (海氷域面積は、15% 以上の海氷量で覆われている面積として定義できます。) This measurement is used because with satellite imagery it is often difficult to distinguish between open water and melted water on top of ice. (衛星画像では、多くの場合、開水と氷上の融氷水を区別するのが難しいため、この計測が使用されます。)

  11. テキスト エレメントの外部をクリックして、今後テキストがハイライト表示されないようにします。
  12. リボンで [テキスト] タブをクリックします。 [テキスト シンボル] グループで、[右] 水平アライメント ボタンをクリックします。

    右の水平アライメントが適用されたテキスト ボックス

  13. 必要に応じて、テキスト ボックスのサイズを変更し、すべてのテキストが表示され、どのテキストも北極圏と交差しないようにします。

    さらに、海氷減少の原因と結果に関するテキストを追加します。

  14. いずれかのテキスト ボックスをコピーして、その 4 つのコピーをレイアウトに貼り付けます。 4 つの新しいテキスト ボックスをレイアウトの下部にドラッグします。

    レイアウトの下部に配置された 4 つのテキスト ボックス

  15. いずれかのテキスト ボックスを次のように編集します。

    The decline in sea ice is caused by global warming. (海氷の減少は、地球温暖化によって引き起こされています。) It also contributes to global warming: ice reflects 60-80 percent of radiation from the sun, compared to only 10 percent reflected by open water. (また、海氷の減少は地球温暖化につながります。氷は太陽放射の 60 ~ 80% を反射します。それに比べて、無氷の開水面による反射は 10% にすぎません。) When solar radiation is not reflected, it warms the oceans faster. (太陽放射が反射されないと、海が速く暖められます。)

    As the ice melts, more of the Arctic Ocean becomes open sea, which generates waves. (氷が溶けるにつれて、北極海のより多くの部分が無氷の開水面となり、波が生まれます。) Wave action contributes to further decline of the remaining ice. (波の動きは、残りの氷のさらなる減少につながります。)

    段落の間に空白行を含めます。

  16. 他の 3 つのテキスト ボックスを次のように編集します。
    • September is the month with the least ice cover. (9 月は氷量の最も少ない月です。) Sea ice must persist through September if it is to become or remain multi-year ice, which is thicker and less likely to melt than first-year ice. (海氷が多年氷となるか多年氷のままでいるには、9 月の間も残っていなければなりません。多年氷は一年氷よりも厚くて溶けにくくなります。) A lesser September extent means younger ice and faster melting for future years. (9 月の氷域面積が少なくなるほど、将来的に氷がより若く、より早く溶けるということになります。)

    • At some point during this century summer ice will disappear entirely from the Arctic. (今世紀のいつかの時点で、夏の氷が北極海から完全に消えてしまうでしょう。) The most common definition of "ice-free" is a September arctic ice extent of fewer than 1 million square kilometers. (「氷結していない」の最も一般的な定義は、100 万平方キロメートルより少ない 9 月の北極海氷域面積です。) At that point, the Arctic Ocean will be open water, although ice will still cling to some coastlines of Canada, Greenland, and Alaska. (その時点で、北極海は無氷の開水面ですが、カナダ、グリーンランド、アラスカの一部の海岸線にはまだ氷が接岸しているでしょう。)

    • Ice data (氷のデータ): Fetterer, F., K. Knowles, W. N. Meier, M. Savoie, and A. K. Windnagel. 2017, updated daily. Sea Ice Index, Version 3. [Ice extent]. Boulder, Colorado USA. NSIDC: National Snow and Ice Data Center. doi: https://doi.org/10.7265/N5K072F8. [October 2021].

      Other map data (他のマップ データ): Esri; Garmin International, Inc.; U.S. Central Intelligence Agency; National Geographic Society, Natural Earth

    最後のテキスト ボックスには、著作権情報が含まれています。 マップのデータをどこから取得したかを説明することは重要です。 ただし、この情報は他のテキストより視覚的に目立つ必要はないため、そのテキスト スタイルを変更します。

  17. [Ice data: Fetterer…] テキストを選択します。 リボンで [テキスト] タブをクリックします。 フォント スタイルを [Light] に変更します。 サイズを [8 pt] に変更します。

    テキスト シンボル プロパティを 8 pt と Light に設定。

  18. レイアウトの下部にある 4 つのテキスト ボックスをすべて囲むボックスをドラッグし、それらのテキスト ボックスを選択します。 リボンで [テキスト] タブをクリックします。[テキスト シンボル] グループで、[均等割り付け] 水平アライメント ボタンをクリックします。

    均等割り付け水平アライメント ボタン

    最後のレイアウト エレメントである差し込みマップを追加した後で、これらのテキスト ボックスのサイズ変更と配置を行います。

    マップ、タイトル、凡例、チャート、説明テキストを含むレイアウト

  19. [クイック アクセス ツールバー] で、[保存] をクリックします。

    クイック アクセス ツールバーの保存ボタン

このチュートリアルでは、マップ、凡例、チャート、説明テキストで構成されるレイアウトを作成しました。これらのすべてが連携して、海氷減少のストーリーを伝えます。 次のチュートリアルでは、差し込みマップを使用するレイアウトを完成させます。

このシリーズのすべてのチュートリアルは、「ArcGIS Pro での地図製作」にあります。 カートグラフィのその他のチュートリアルについては、カートグラフィの概要ページをご参照ください。