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印刷マップの作成

前のレッスンでは、ゾーン統計と結合を使用して、包括的なパーセル データセットを作成しました。このレッスンでは、この情報を視覚化するカスタム印刷マップとそれをサポートするパーセル テーブルを作成することで、CRS レビュー プロセスの最終的な要件に対応します。

レイアウトの作成

保険会社の担当者はレビュー プロセスを完了するために、OSP の有効性を検証し、コミュニティが受け取るクレジット数を決定するための空間情報を必要としています。これまでは、マップ ビューで作業していました。エクスポート可能なカスタム マップを作成するには、レイアウト ビューを追加します。

  1. 必要に応じて、[CRS_Georgetown_Co] プロジェクトを開きます。
  2. リボンの [挿入] タブをクリックします。[プロジェクト] セクションで、[新しいレイアウト] をクリックします。

    新規レイアウト

  3. [ANSI - Portrait] グループで、[Letter] を選択します。

    新しいレイアウト タブがマップ プロジェクトに追加されます。

  4. [挿入] タブの [マップ フレーム] グループで、[マップ フレーム] ボタンの下部をクリックし、2 番目のマップを選択します。レイアウトをクリックしてドラッグし、マップを配置します。

    マップの追加

    空のレイアウトにマップ ビューのデータが設定されます。[マップ] タブに表示されているズーム範囲とレイヤーが、レイアウト上に描画されます。

  5. 必要に応じて、[コンテンツ] ウィンドウで、[マップ フレーム] および [マップ] グループを展開して、すべてのレイヤーが表示されるようにします。[Georgetown_Co_OSP] レイヤーを 2 回クリックして、「OSP Eligible Parcels」という名前に変更します。
  6. [OSP Eligible Parcels][100-year Floodplain][Community_Boundary]、およびベースマップ以外のすべてのレイヤーをオフにします。

    これらは、最終的なマップに表示するレイヤーです。次に、これらのレイヤーをシンボル表示します。

  7. [OSP Eligible Parcels] を右クリックし、[シンボル] を選択します。

    シンボル

    [シンボル] ウィンドウが開きます。

  8. 右上隅にある [メニュー] ボタンをクリックして、[シンボルのインポート] を選択します。

    シンボルのインポート

  9. [シンボル レイヤー][参照] ボタンをクリックし、プロジェクト フォルダーから [OSP_Eligible_Parcels.lyr] を選択します。

    シンボル レイヤー

  10. [実行] をクリックします。

    保存されたシンボルが OSP_Eligible_Parcels レイヤーに適用されます。マップには、縮尺記号や凡例など、ユーザーをサポートするエレメントが必要です。

  11. [挿入] タブの [地図整飾] グループで、[方位記号] をクリックします。

    方位記号

    デフォルトの Esri 方位記号がマップに追加されます。

  12. 方位記号を郡の境界部分の右下にある水域にドラッグします。必要に応じて、サイズを変更します。
  13. [地図整飾] グループで、[凡例] をクリックします。マップの左上隅に四角形を描画して、凡例を追加します。

    凡例を含むレイアウト

テキストの追加と書式設定

マップに必要な最後のエレメントはタイトルです。タイトルを追加および書式設定し、タイトルに合うように凡例を変更します。凡例には、[マップ] タブ機能に由来する書式設定の問題がいくつか存在します。これらのスペースと名前に関する問題を解消します。

  1. リボンの [テキスト] グループで [テキスト] (または [四角形]) をクリックします。マップをクリックしてテキスト ボックスを挿入します。

    テキスト ボックスを作成すると、テキストの [書式形式] タブがリボンに追加されます。

  2. [書式設定] タブの [テキスト シンボル] グループで、書式設定を [Arial][16 pt][太字] に変更します。
  3. マップ上で空のテキスト ボックスをクリックし、「Georgetown County, SC」と入力します。マップの上の余白の中心にテキストを配置します。
  4. 2 個目のテキスト ボックスを 1 個目の下に挿入します。テキストの書式を [Arial][16 pt][標準] に設定し、「Impact Adjustment Map for Open Space Preservation Activity 420 — Element 422a」と入力します。1 個目のボックスの下の中心にテキストを配置します。

    レイアウトのタイトル

  5. [コンテンツ] ウィンドウで、[凡例] をダブルクリックします。[凡例の書式設定] ウィンドウで、[テキスト シンボル] タブをクリックします。

    テキスト シンボルの書式設定

  6. 必要に応じて、[プロパティ] をクリックします。[一般] タブで、[表示設定] グループを展開します。書式設定を [Arial][14 pt] に変更します。

    テキストを大きくして、背景に対して目立つようにします。

  7. [ハロー] セクションを展開します。[ハロー シンボル][白 (塗りつぶし)] に変更して、[適用] をクリックします。

    白ハローの追加

    ハローはテキストに適用される白枠で、テキストが地形図ベースマップに対して見やすくなります。読みやすさに配慮して、いくつかの書式設定変更を行う必要がありますが、すべて [コンテンツ] ウィンドウで実行できます。ファイル名にスペースが含まれているとファイルを保存することはできませんが、スペースを追加して最終的なマップの名前を変更します。

  8. [コンテンツ] ウィンドウで、[Community_Boundary] を 2 回クリックし、アンダースコアを削除します。
  9. [100-year Floodplains] レイヤーを展開します。レイヤー名の下にある [ZONE_COMBI] を 2 回クリックして削除します。

    凡例

    アンダースコアと同様に、この属性サブヘッダーも [マップ] タブから引き継がれています。最終的なマップ レイアウトには不要です。これで、エレメントがすべて修正されました。マップをエクスポートします。

    エクスポート用の最終的なマップ

  10. リボンの [共有] タブをクリックします。[エクスポート] グループで、[レイアウト] をクリックします。

    レイアウトのエクスポート

  11. [レイアウトのエクスポート] ウィンドウで、ファイルの名前を「Georgetown CRS」にします。ファイルの種類を [PNG] にして保存し、解像度に「300」(DPI) と入力します。[エクスポート] をクリックします。

    プランナーは、郡の CRS クレジットの申請や、次に作成するパーセル テーブルに、このマップを使用することができます。

    注意:

    FEMA CRS 申請プロセスでは、プランナーは完成した印刷可能なマップとテーブルを提出する必要がありますが、最終的な製品を Web マップ サービスとして、組織の ArcGIS Online アカウントまたはエンタープライズ サーバーにエクスポートすることもできます。リボン上の [共有] タブから、[Web マップとして共有] または [Web レイヤーとして共有] にアクセスします。

パーセル テーブルのエクスポートと編集

CRS 申請プロセスでは、各パーセルの OSP の有効性に関する空間および表形式情報が必要になります。パーセル データセット属性テーブルを CSV ファイルにエクスポートして、CRS レビューアーにとって簡潔かつ明瞭な形に情報を準備および書式設定します。

  1. [コンテンツ] ウィンドウの [OSP Eligible Parcels] を右クリックし、[データ] をポイントして [テーブルのエクスポート] を選択します。

    テーブルのエクスポート

    [ジオプロセシング] ウィンドウが開きます。

  2. [ジオプロセシング] ウィンドウで、[入力テーブル][OSP Eligible Parcels] に設定されていることを確認し、出力名を [Georgetown_OSP_Table] に設定します。[実行] をクリックします。

    [テーブルのエクスポート] パラメーター

    テーブルが [コンテンツ] ウィンドウの [スタンドアロン テーブル] の下に追加されます。

  3. [ジオプロセシング] ウィンドウで、「テーブル → Excel」を検索し、[テーブル → Excel (Table To Excel)] を選択します。

    テーブル → Excel (Table To Excel) ツール

  4. [入力テーブル] で、[Georgetown_OSP_Table] を選択します。
  5. [出力 Excel ファイル] をプロジェクト フォルダーに設定し、出力名を「Georgetown_OSP_Table.xls」に変更します。[フィールド エイリアスを列ヘッダーとして使用する] チェックボックスをオンにして、[実行] をクリックします。

    [テーブル → Excel (Table To Excel)] パラメーター

  6. プロジェクトを保存します。
  7. コンピューターのファイル エクスプローラーで、Excel テーブルを保存した場所を参照し、Excel で Georgetown_OSP_table.xls ファイルを開きます。
    注意:

    Excel がない場合は、メモ帳などのテキスト エディターでファイルを開きます。

  8. シェープファイルのフィールド ([OBJECTID][MAJORITY][STATE_CODE][CNTY_CODE]、および [shapearea]) を削除します。2 個目の [PARCEL_ID] フィールドを削除します。
  9. 次の表に基づいて、フィールド名を変更します。

    FromTo

    ACRES

    OSP Eligible Acres

    CATEGORY

    OSP Type

    GIS_Acres

    Total Parcel Acres

    Own_Type

    Owner Type

    Loc_Own

    Local Owner

    Mang_Type

    Local Manager Type

    Loc_Mang

    Local Manager

    Loc_Ds

    OSP Description

    Loc_Nm

    Local Name

  10. スプレッドシートを「GeorgetownCo_OSP_Table.xls (または .csv)」という名前で保存します。

このプロジェクトでは、全国規模のラスター イメージ サービスを使用して、洪水リスクを軽減しながら洪水保険にかかる費用の節約に役立つパーセル規模の分析を実行しました。プランナーは、作成したマップとパーセル データ テーブルを使用して、今後の CRS レビューにおける OSP ポイント向けのデータを提出します。特定したすべての OSP 面積が整合チェックされた場合、Georgetown 郡は CRS Class 8 から Class 7 に移行します。この移行により、100 年の氾濫原内の保険加入者の洪水保険は 15% 割引、氾濫原外の保険加入者は 5% 割引となります。これらの節約により、コミュニティ全体での年間総節約額は 1,000,000 ドルを超え、保険加入者 1 人あたり 128 ドルの節約になります。プランナーは作成したデータを使用して、土地利用管理計画に影響を与えたり、氾濫原の今後の空き地の優先度を高めたり、基準洪水位の引き上げや区画整理などの政策や規制の変更を主張したり、意思決定者や土地所有者に洪水のリスクや自然環境に根ざした解決策 (空き地の保護など) をより効果的に働きかけたりすることができます。

その他のレッスンについては、「Learn ArcGIS Lesson ギャラリー」をご参照ください。