
モザイク データセットを格納した大容量の画像ストレージ
モザイク データセットを使用することで、小規模から大規模の画像およびラスター データのコレクションを格納、管理、使用、共有できます。モザイク データセットとは、元の画像ソース ファイルのコレクションを、柔軟かつスケーラブルに組み合わせて使用する方法です。非常に小さなコレクションから、大量のコレクションまで使用できます。たとえば、あなたが昨日ドローン ミッションで撮影した、数十枚のオルソ画像の小さなコレクションをモザイク データセットにすることができます。また極端なケースとしては、全世界をカバーする画像コレクションをモザイク データセットにすることもできます。たとえば、アマゾン ウェブ サービスに格納され、提供されている Landsat 8 の全コレクションや、コペルニクス計画の Sentinel-2 画像などです。これら 2 つのコレクションには、日々新しいシーンが数百万枚単位で追加されています。モザイクにより、柔軟な保管、管理、統一感のある画像コレクションとしてこれらのシーンを使用できるようになります。
ArcGIS のモザイク データセットは汎用性と柔軟性に富み、随時更新することができます。数百万枚もの画像ファイルを 1 つの統合的なデータセットとして処理し、管理しながら、衛星がシーンを次々に撮影する間に、継続的なアップデートや追加シーンを取り込むことができる容量があります。モザイク データセットは常に利用可能な、いつでも自由に使用できるデータ ソースなのです。地球観測プラットフォームが急増し、データ量も増えていることを考えると、これは重要なことです。すべての衛星システムから獲得される画像は、モザイク データセットを使用して管理、およびサービス提供されます。